「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

今週の濫読

草食系というか雑食系のチョイス、濫読ですから。

☆☆☆☆★

☆☆☆★★

今回手に取った伊坂作品は殺し屋もの。まったくもってなにを書かせても秀逸。雑司ヶ谷は、IWGPをやや下品にスピード感をアップさせた良品、デビュー作ゆえ次作に期待。

ビジネス書の80%程度は、既にどこか別の本で見聞きしたもの。残る20%の中に、響くことや、新たな出会いを感じ取ることができるかが濫読時のテーマ。

当たり前のこと、ごもっともなごく普通のことが繰り返し語られるたびに、いかに、分かっていることと、実際に実行できること、が異なるかを実感します。

一つでも自分用のネタを見つけようと読了。採用したのはコチラ。

米国人の新聞記者が、日本人の政治家に質問した。「一番最近の選挙はいつでしたか?」

少し政治家は考えた後、こう答えた。「今朝かな」

どうでしょう、意味わかりますか?

笑いのポイントは日本人は英語が苦手である前提での、LとRの聞き取りの間違い。(election=選挙、erection=●起)

早速、隣席に座る新人(帰国子女/TOIEC満点)を相手に実戦投入。通じましたが苦笑いされました。業務中にも隙見せまくりです・・・

■ 13/200冊

 

2010年も濫読

2010年も素敵な一冊との出会いを求めて濫読生活は継続します。

☆☆☆☆☆

自分に残された命を見つめ、全力で生きようとした美丘。巷にありふれていそうな設定をかくも美しく魅力的に、そして石田衣良テイストでつづった作品。誰がなんと言っても、僕はこの小説で泣けるタイプです。

新年いきなり大当たり。

☆☆☆☆★

連続で当たり。

本屋でふらりと手に取った小説が面白かったりすると、人生得した気持ちになります。リストラ請負会社の主人公、彼が、すごく自分には魅力的です。ルックスはそこそこ、それなりに真剣に仕事をして、自活して、人生の今を楽しんで生きている。

自分が理想として求める等身大のプロフェッショナルなサラリーマン像かも。島耕作も大変魅力的なベンチマークですが、もぅ社長だしなぁ。

☆☆★★★

山田悠介作品を手に取るのは、デビュー作の「リアル鬼ごっこ」以来。着眼点はとびきり面白いんだけど、話の厚みにかけるんですよね。

小説仕立てですが、これはれっきとした会計についてのビジネス本。2010年に継続して取り組むべきビジネススキルは、やはり財務・会計。数字を読む力を手に入れることができれば、きっと仕事でその力は裏切らないと思います。

今年は自己啓発から少し舵をきって、より実務に直結する分野を攻めたいな。3ヶ月で50冊のペース。1ヶ月で20冊の本に手を伸ばす意識をもっていきます。

最後に一言。

今年の濫読も量より質!

6/200冊

濫読は続くよどこまでも

2009年、濫読目標冊数には残念ながら到達できず 号泣

ちょっと四半期50冊のペース配分が十分じゃないまま、年末に突入してしまいました。

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(帰省中も飲み会の前は紀伊国屋のカフェで読書に没頭)

2010年こそは、今年の不足分を含めて楽勝で200冊を達成したいなぁ。という訳で、一口コメントで読了メモ。

12歳の少女の伝説のスピーチ。 YouTubeでも見れますが、とにかく鳥肌モノです。

高い、低い、が人間の価値尺度となることへの警鐘。人間の器量、器というものはどうやって成長させることができるのか考えさせられました。

勝間和代批判の急先鋒。ただ、人が「ほどほどの幸せ」を求める社会ってどうなるのかな、と。講演はややグダグダ感がありましたが、著作は論旨が明確で面白い。

トメさん大好き。彼女のイラストも文章も、僕を癒してくれます。生活の中にワクワクできるようなヒント満載の日常を僕も綴れるようになりたいな。

さすがに日経購読11年目の読者には、ややおさらい的な内容でした。年金の「マクロ経済スライド」とか、一から説明しなさいといえばたじろぎますけどね。

活字の箸休め。 それにしても、恥ずかしい話の7割ぐらいは糞尿を漏らす話であるという事実。画像が出てこないのですが、「ウエストポイント流最強の指導力」も自宅で読了済み。

〆は浅田次郎、伊坂幸太郎の上質な作品集で。つくづく、読書は安価で素敵な娯楽だと実感します。

■ 197/200冊(2009年)

197冊・・・残り3冊とは、惜しい!

ということで2010年は200冊濫読を目標としつつ、203冊読了を目指します。さて、ここしばらく封印していた海外ドラマとFFと漫画に手を出しますか スマイル

坂の上の雲

NHKドラマの坂の上の雲、相当良いですね。原作は言わずと知れた司馬遼太郎さんの代表作。

僕が読んだのは27歳の頃だから8年前、出張先のアンマン事務所の本棚で借りて読みました。明治初期の青年達の気概と、ロシアという巨大な困難に立ち向かう姿に感動したものです。

あらためて再読してみようかしら・・今見ると感じるポイントが違うかもしれない。再読と言えば、来年の大河に向けて読み返し始めました。

竜馬を読み返すのは3回目、初めて読んだのは大学生、次が社会人20代後半、そして今。

先日の長崎旅行では竜馬のイメージが膨らんでおりますし、大河の主役は大好きな福山。原作先行で楽しみたいと思います。明治もいいですけど、大正もロマン溢れる世界。

これで既刊は読みつくし。是非、天切り松シリーズ、今後も続けてほしいものです。大好きな登場人物達の人生を紡ぐのは筆者の特権だなぁ。

そうそう、坂の上の雲を見ててひとつ気がついたことがあります。僕は、菅野美穂がかなり好きなようです。知らなかった。

■ 179/200冊

師走も濫読

2009年も200冊濫読を目標に掲げてきたわけですが、結構やばいです。今年は昨年以上にダンスに時間を割いていたしなぁ、裏でマンガも400冊読んでるし。

歴史から学ぶのが王道だろうと思い、久しぶりに日本史の流れを総ざらいしてみました。センター試験は日本史選択でしたが、それ以降は殆ど手つかず。

やっぱり興味あるのは幕末から維新、そして明治~大正あたりの日本の近・現代史。歴史小説と新書、歴史関連の書籍の相乗効果を目指したいと思います。

野中広務氏への見方も変わる一冊(既にベストセラー新書です)。部落とは、在日とは、なかなか口に出せない部分について考えました。

「悩む力」で初めて著作を手に取った姜尚中氏。その鋭い視点や感性がつむぐ文章に、ところどころゾクッとします。

大学時代だと思いますが、リンボウ先生のエッセーが大好きで片っ端から読んでました。自分らしいこだわりを持って自分も生きたいと思ったわけですが、果たして実現してるかな?

エッセーといえば、椎名誠先生も大好きでして、そろそろ僕も怪しい探検隊を組織したいなぁと。新宿の居酒屋で一人飲んでいる椎名誠先生と偶然会った時は感動しました。

カツマ師のブログやmixi実践のススメです。ブログは短いものをどんどん書いていく、がコツなようですが、ついつい饒舌になりがち。

自分自身の課題は、如何に短い時間で質の高いアウトプットを行うかという点だと思います。その為にも日常を切り取る視点や、文章力そのものに磨きをかける必要あり。

さて、これで累計174冊、200冊まで残り26冊。

師走の年末進行の中で毎日1冊以上のペースを作ることが果たしてできるのか!?マンガと海外ドラマを封印して、ちょっとbestを尽くしてみます。

■ 174/200冊(2009年)