「リーマンダンサーズ」カテゴリーアーカイブ

リーマン以前のダンサー話

全日本戦後、同期カップルと飲む約束をしておりましたが、パートナーのSプーは疲れてリタイア。ということで、同期のM君と大学時代以来に違いない2人飲み@すすきの。

同期5カップルのうち、彼と僕がモダンを選んだ2組。それ以前に、僕達埼玉の某男子校の同級生だったんです。。入学式で一緒に歩いていた僕ら2人を「ご飯食べに行かない?」の一言で軽く落とした

2つ上のKさん(今も変わらぬ美貌)の部活への功績ははかり知れません。間違いなく、人生変わりましたよ、2人とも。

鳥もつ焼き

(最近、人気らしい美唄の鳥もつ焼き)

お互いの近況から、仕事のこと、家族のこと、そして昔話と話がつきません。彼は単に同期の一言では片付けられないでっかい存在、大事な友人でありライバルでした。

とにかく、2年生で固定カップルが決まって以降、さっぱり彼には勝てませんでした。さらに、僕が当初パートナーとの関係も最悪でさんざん愚痴っていた頃に、彼に言われたんです。

スマイル 「確かにあいつは下手くそだけど、今お互いのパートナーを変えても俺が勝つよ。」って。

あれは悔しいけど図星だったなー・・・何も言い返せませんでした。そんな僕に本当にスイッチが入ったのは3年の冬全日の惨敗(1次予選落ち)から。

でも、急に結果が変わるはずもなく、いつも先を行く彼のでっかい背中を追いかけて、追いつかなくて。そのまま彼が北海道のモダンの1位、僕は2位のまま、4年生になって・・・

3月にあった七帝国戦でも、彼が1位、僕が2位になり・・・ん?

5月の北海道の招待試合で東部の招待選手を迎えても、彼が1位、僕が2位になり・・・おや?

そして、7月の夏の全日本戦の大舞台でも、やっぱり彼には勝てなかったけど、、彼が3位で、僕が6位、、、さらに団体で優勝。。

部活の中で、北海道の中で争ってきた順番は、全国でも覆らなかった訳ですが、

大笑い 団体優勝という最高のご褒美がありました。

僕の力を引き上げてくれたのは間違いなく彼の存在。さらに、主将として、部活全体を引っ張っての団体優勝、凄いやつです。

ジャンボ

(ダイエット宣言のそばから飲んだ後のラーメン、、@すすきのですし)

プロの道は本当に大変そうだけど、彼ならきっといつかやってくれるのではないかと思います。僕も負けたくないし、できるなら何かお返ししたいもの。

モダンのライバルとしては役不足だったけど、その分ラテンでは彼に絶対負けたくない・・・とひそかに燃えて練習したのが、実はラテンも好きなモダンマン誕生の真実。今になって大変重宝しています。(サークルとかで)

10数年の付き合いを経て同期のパートナーとようやく入籍した彼。本当におめでとう。。そして一言・・・遅いよ!(心配でだんだん聞けなくなっていたじゃないか・・)

北の全日本でダイエットを誓う

日曜は朝から全日本戦を観戦する為に真駒内へGO。

全日本

北海道友人達の踊りを観戦するのは3月のスーパー以来です。 早速応援開始する訳ですが、なんとなく遠目でも皆がニヤリとするのが分かる。「今日は1次予選のタンゴから来てたよね~」とか全てばれてます。

踊りだす前の一瞬の間などに声をかけることが多いので、たいがい聞こえているみたい。

バニラさん

本日のもう一つの目的はブログ仲間のバニラ77さんの初応援。新婚の旦那様と熱く踊ってましたので大声援。 (フロア中央の可愛いドレス)

観客席から見る限りはジュニア選手のような愛らしさでしたが、試合後お隣にやってきた姿は、ちゃんと本日より三十路に突入した(お誕生日)大人な女性でした(笑)(ほぼ1年ぶりの再会でしたが、じっくりお話しするのはまた後ほど。。)

考えてみると北海道にて試合を観戦するなど卒業以来の12年ぶりぐらいな訳です。一方、試合の運営をされているのは財団の北海道の先生方な訳で・・知り合いだらけ。

1年に1度ぐらい会っている友人達はまだしも・・いや、彼らも含めて、そうですね、都合20人ぐらいから浴びせられましたよ、、

「お前、太ったな」

「ますます、でかくなったな、横に」

「人相が違う」

「・・・誰?」

・・・これでも人生ピークの81キロからは5キロ減らしての76キロなんですが・・・皆様の記憶は、僕の現役学生ダンサー時代の68キロの頃のまま。そりゃ、今や完全に別人でしょう。。(あの頃は頬がこけてたもの)

最近、身近な仲間には「ちょっと痩せた」と言われて調子に乗っていたので、今回はむしろ力をもらった感じです。よーし、次回、、太った発言をした皆さんに会うまでに絶対やせなくては。

そして、「あれ?前回会った時より痩せたねー」と言わせなくては!そんな胸に熱い思いを抱きながら全日本の会場を後にしました、当然、最寄り駅までは徒歩で。(しかし、07年9月末のブログを確認する限りにおいては、話題も体重も進歩なし!)

ウチくる!?

もうかれこれ7年ぶり!?、その昔、就職で上京して3年住んだ思いでの街へ足を運びました。

すっかり駅も新しくなって、今はウルトラマンの街なのかー。商店街を歩いて、あの居酒屋にいったなーとか、あの串焼き買っていたなーとか・・

すっかり、ウチくる!?気分ですよ。僕は芸能人じゃないし、カメラも無しにただ1人で散策しているだけなのですが。

懐かしいなぁ、青春の独身寮。6月にグアムで挙式した後輩のO君なども寮仲間でした。(彼はつい最近まで寮生活)

風呂・トイレ共用、7畳のワンルーム生活が脳裏に蘇りました。あの頃はたくさん夢があって、悩みがあって・・・おバカだったなぁ。

商店街を戻り駅をこえると、懐かしいダンススタジオの看板が。
ここが、僕の東京でのダンスとの接点の第一歩だったんですよね。確か、上京した4月末あたりに初めて行ってみたんです。

「すいません、初心者なんですけど見学してもいいですか!?」って。(すぐバレましたが)

学連OBのオーナーご夫妻に、学連上がりの若い先生達がいて活気があって、僕もすぐに遊びにいくようになったのでした。但し、ダンスは殆どしていなくて、仲の良い若い先生の最後のレッスンが終わる午後10時頃に行っては、お客さんと一緒に焼肉食べに行ったりとか(もちろんお客様のおごりで)。

中に入るのはためらっていたのですが、若い先生に路上で見つかって久しぶりにご挨拶に。オーナーの奥様にお会いするのは、かれこれ7年ぶりです。
「H君、すっかり太ったねーー」(これでも、最近痩せてきているのに・・)懐かしいなぁ。そうでした、今回の目的は、独立して隣駅で教室をやっているゲンちゃんと飲みにきたのでした。
(仲の良い若い先生とは彼のこと)

社交ダンスだけじゃなく、アルゼンチンタンゴにもとりくんでいるゲンちゃん(左)。

横にいるのはバンドネオン奏者のI君。バンドネオンとはアコーディオンに似た楽器で、主にタンゴに使われるのだそうです。昨年末、彼の演奏をはじめてききましたが、素晴らしいものでした。普段は、のびたクンの実写版みたいな感じの彼ですけど、演奏中は男前。

絵描きの仙人がやっている懐かしいバーにも8年ぶりぐらいに行きました。こんな店が路地裏にあったりするのだから、さすが世田谷?気の置けない友人と酌み交わす酒の美味しさたるや。

あやうく最近の傾向どおり記憶を失うところでしたが、ぎりぎりセーフ。ゲンちゃん、翌週からアルゼンチンにタンゴ修行で3週間行くらしい。その間にタンゴの世界大会にも出場するみたいなので、いい結果がでるといいなぁ。

僕もあと10年ぐらいしたら、アルゼンチンタンゴをやってみたいと思います。(もう少し、人生の年輪を深めてから)

ゲンちゃん「とりあえずやせたほうがいいよ。格好悪いから。」(メタボと無縁のダンサー達は、どうしてもこうも人の体形に厳しいのでしょうか)

目標を再設定

あっという間に、新パートナーのゆみさんとの練習も累計10回を数えました。(何でもメモ魔なのは相変わらず。。)

ここで1冊ご紹介。

● 「目標を設定してクリアする」ことを繰り返す

● 「体験」を記しておくことで、人生の無駄な時間を節約できる

● 「引き出し」の数が、未来の可能性になる

中村俊輔選手は、高校の頃から自身の「サッカーノート」に色々なことを書き続けてきたそうです。練習や試合の気づきだけではなく、節目では短期、中期、長期の目標を設定。

それが、「10番をつけてレギュラー定着」や「日本代表になる」だった訳で。このブログのリーマンダンサーズカテゴリは僕にとっての「ダンスノート」。目標もきっちり書き留めていきたいと思います。

ゆみさんとも何度か話をしながらイメージがまとまってきました。まだ、一度も試合には出てないので、これから修正しながらかもしれないけど。

2009年末に、スタンダードB級、ラテンC級。

2010年末には、スタンダードA級、ラテンB級のアマダンサー。

生意気ですが、そんなセルフイメージをもって練習や試合には臨みたいと思います。目指すゴールの姿として設定している、試合後のビールがうまい生活とは、ちょっとばかし方向性が違う気もしますが、先日のパーティーで一つ気づいたんです。

気軽にアニキ呼ばわりしてますがトッププロなNさんや、A級~C級それぞれの舞台で頑張るプロダンサー達と飲みながら・・・別にダンスがうまくてもビールも楽しめることを。

たんに、ビールをあきらめるほどはダンスをしないということです。(そんなストイックな生活は無理無理)

さて、とりあえずはスタンダードの4種目のルーティンを仕上げていくことから。ラテンはすぐにN級から始めたかったのですが、今年度は出れないみたいで・・残念。

ゆみさんが前期までラテンB級に出場していたからだそうです。(スタンダードは他団体のみ)(・・・規定集見ても僕の読解力ではそう読み取れないのですが・・)

今年度はなかなか仕上がらないと思いますが、スタンダードC級戦、どうなるかなぁ。初戦は9月です。

■ 132/200冊(2008年)

ダンスなさるんですか?

日曜は朝からリボン隊長(総合ディレクターという名札)でした。N先輩が働く教室ともう1教室の共催の夏のパーティー。

お手伝いも3回目なので、リボン隊員は勿論、スタッフの先生達やお客さん達も顔なじみで安心。進行を任されるアマリハやプロリハも無事終わり、本番のパーティーがスタート。

あっという間にお客さん達のデモも終了し、残るはプロデモ&スペシャルゲストデモ。

本日のゲストは、マックス&ビアータによるショーダンス・・・って、知らん 

学生時代と違って現在の世界のファイナリストすら把握してないリーマンダンサーですから。。そんな訳で、マックスの指図をうけるがままに、照明はこんな感じ、この曲はピッチがどうとか、

あー、僕のワイフが来ているから彼女を呼んで着替えを手伝ってもらいたいんだ、とか、、言われるがままに彼の為にパシリ担当をやっていた訳なんですけど・・

本番が始まると・・・むちゃくちゃこのカップルの踊りが格好いいんです!  (ユーチューブで同じショーの動画発見しました。コレも。)

解説不要でしょうが、ショーマンシップが旺盛で、構成も最高。
舞台袖から食い入るように見入っちゃいました。

なんと引退した世界ラテンファイナリスト同士が組んだ贅沢なショーダンスカップルだったとは。。物凄く気楽にパシりながら、口きいてました。すみませんダンス界素人で。。

そして、あー綺麗な人だなぁ・・と最初からうっとり見ていたパートナーさん。流石に踊りだして僕も気が付きましたよ、ビアータって、マイケルと踊っていたビアータじゃん!!
(当然にダンス界では有名人です)

うあー、さきほど、浴衣が似合ってて可愛いねーとか、本当にしょうもない発言を彼女に・・・ (にっこり笑って、ありがとうね~と軽くいなしてくれてましたが)

あとでビアータに心からお詫びしておきました。「マイケルのレッスンビデオも持っているのに、すぐ気がつかなくてごめんなさい!」・・って。

10代でロシアからアメリカに移住したというプロフィールを司会の方から聞いたので、英語以外は、5つしか単語を知らないロシア語も最大限に駆使。

ハラショー!(素晴らしい)、スパシーバ!(ありがとう)、ズトラスビーチェ!(こんちわ)

ちなみに使わなかったのは、ピロシキとボルシチ 

最後に、僕がビアータと5秒ほど両手で握手したことは言うまでもありません。(横にいた彼氏も紹介されちゃいました。チッ、羨ましいなぁ・・)

それにしても、思い返すだけで身震いする出来事があったんです。それが本日のエントリーの件名。

あやうく、とんでもない失言をするところだったんですよ、ダンサーとして、人として。マックスがパーティーに連れてきていた華奢でとっても美人な奥様。会場に席を用意してもらってプロデモを見ているところを頼まれて僕が呼びに行ったんですね。

細身だけどスタイル抜群で、整った目鼻立ちの彼女とお話しながら・・あやうく彼女に言いそうになったんですよ。

 「ユリアさんもダンスなさるんですか?」って。

(脳内の会話候補リストに挙がってました・・ Are you familiar with ballroom dancing? って)

結局、聞かなかったんですけどね。(良かった・・・本当に良かった)

「明日から北京でオリンピックを観戦してから、来週は香港で彼が仕事なの」って話をしただけ。そのあと、この愚か者が司会の方の紹介で知る訳ですよ。

奥さんのユリアさんはマックスの元パートナーで、今も現役の競技選手。今年のUK選手権はリカルド・コッキと組んで、2位!だったことを・・・あやうく世界2位のラテンダンサーに、踊れるかって聞くところだった 

帰宅してめさんにこの話をしたら、

 「それって、北島康介に泳げるか?って聞くようなものだよな。」って。

・・・確かに。