週末の連休で地元の札幌にプチ帰省します。
大学時代の恩師がプチ?引退するパーティーがあり、弟子達が呼ばれた為。今回の機会とは別で妻と娘は実家と顔を出そうということを決定。
大胆不敵な一人で札幌帰省。。。

ママ友達からはこんな勘違いの声。「ダンスパーティーに参加するために帰省するなんて、王子様みたい!」
・・・・すみません、どちらかと言うと赤紙がきた一等兵の心境です。
競技会では燕尾服で着飾り優雅に踊っていた世界ではありますが、実態はTシャツで汗みどろになっていた泥臭い体育会な世界。
それでも久しぶりな再会に胸が踊ります。
ダンスだけに。
元ダンサー仲間の披露宴。
現役の競技選手時代よりはふっくらとしたその顔を見ながら当時を懐かしむ。彼は当時は大学院生だったので、リーマンダンサーではなかったなぁ。
就職後はお互い元ダンサーのリーマン仲間。


(3人の元ダンサーと元格闘家!?)
素敵な細身の奥様ですが、学生時代はテコンドーの東日本チャンプだったとか。同じ体育会でも、ダンサーごときがはむかっては絶対に危険な相手。(彼もアマチュアA級ダンサーでしたが戦闘力は低し)
本日の余興はあたりまえ体操でしたが、なかなかの好演。これは色々頭をひねれば面白いものが出来そう、、、もう余興の機会も無いけど。

(わずか3ヶ月の練習でラテンダンスを余興で披露した奥様の気合に感動)
新郎のご両親は社交ダンスが縁で知り合ったそうで、今もダンスがご趣味だとか。とうとう練習場まで作ってしまったそうで、短い時間ですが大変会話が弾みました。
今度皆で遊びにいってみようかな、なんちゃっての練習がてら。

(いやはや、美男美女のご夫婦)
今後とも、末永いお付き合いのほど、どうかよろしくお願いします。家族ぐるみにて。
新橋で会食の後に指示されたお店に向かったんです。
懐かしき皆様がそこに。

(大学の部活の先輩の皆様)
T先輩が米国から一時帰国しているとの情報をキャッチしての合流。
同じ代の複数の先輩が海外勤務されているというインターナショナルな代なのです。
Tさん以外にも、次期OB会長と勝手に僕が目しているJさん。
夏冬4連覇の北大史上伝説の最強ダンサーのSさん。
自分が1年の時の主将だったNさんなど多彩な顔ぶれ。
そう、考えてみれば1年の時の4年生は神だった訳ですから、本日は天上界の宴?
その割に、頼んでいるお酒が・・・・「純」(甲類焼酎)
なんでも、札幌ソフトが懐かしいので、近い味のものをということだそうです。
通称「SS」と呼ばれる危険な地元の甲類焼酎です。
実際のところ共に過ごした時間は短いながらも、同じような生活環境で、
同じダンスに徹底的に打ち込んだという共有感があるのは凄いこと。
すっかり10数年ぶりの時空をこえて旧交を温めさせて頂きました。
大事なコミュニティです。
シンガポールからの披露宴、そして仕上げはリボンダンサー。
正確には「総合プロデューサー」という大層な名前のパーティー進行係り。

朝から晩まで、リハーサルから本番までキツキツな一日の進行をいかにやり繰りするか。追い立てすぎず、緩めすぎず、お尻をキッチリ合わせていくのが腕の見せ所。
司会の方、ホテル側の音響、照明の皆様と連携しての裏方の一員。全体の進行に目を配る人間が外部にいれば、自分の出番を抱える先生方も一安心。
日給2万円の対価への価値をきちんと発揮すべく、年に数回のパーティーお手伝い。(時々、学生と同じ金額の1万円だったりしますけど、、ま、それはそれで)
汗流して稼ぐことの大切さを思い出させてくれる貴重な機会に感謝。打ち上げで皆と飲むビールが美味しいのでまたここにきちゃうんですよね。
いいかげん、リボンダンサーにしては歳とりすぎなんですけど。
娘達への告白。



しんじられるかい?
ここにいるパパママ、おじさんおばさんたちはそのむかし、さっぽろのあるだいがくこうないのたてもので
まいにちおどってあせだくになりながら「ほくだーい」とか「ふぁいとーー」ってさけんでいたんだ。
え、さけぶこととおどることになんのがかんけいあるのかって?それがいまだにパパにもわからないんだよね。
でもね、おもしろかったんだ。
・・・というポエムはさておきまして、「あの頃」を共有する仲間との会はいつでも楽しい。しばし昔に戻るからこそ、また前に向かおうという元気がチャージされる気がします。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。