「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

あばたー

ようやくAVATERを観に行ってきました。

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月並みですが、この作品、大好きでございます。

もうコテコテに、ファンタジー、西部劇、SFに戦争映画と皆が好きな要素を絶妙にブレンド。ターミネーター4のサム・ワーシントンにエイリアンのシガニー・ウィーヴァーは良い役者だなぁ。

ヒロインのネイティリはなんとなく神田うのに見えてしょうがなかった。。この映画を反米、反戦、反軍的な作品と捉える向きもあるようですが・・それこそ頭を空っぽにして162分間、この世界にドップリとリンクするのが良いのでは。

今回は通常版を見たので、今度は3D版を観に行こうっと スマイル

社会企業家という生き方

以前から雑誌の特集記事などが気になって著作を手に入れていたんです。マザーハウスの山口絵里子さん。

情熱大陸の放送などで、既に彼女をご存知の方も多いかもしれませんが、ご存知なければ是非。国際機関による途上国援助への限界を感じ、アジア最貧国のバングラディッシュに渡った山口さん。

必要なのは施しではなく、先進国との対等な経済活動であるとの高い理念を掲げて、ジュート(麻)を使った高品質バッグを現地生産し日本で販売する会社を起業。

騙され、裏切られ、それでも仲間と共に自らの道を突き進む彼女の行動力には感動しました。(そんなストーリーが同社のHPで紹介されております)

フィリピン留学中の大学生が現地生産のエコバッグを売り込みに来たことがあったんです。フェアトレードといえば聞こえが良いが、正直、魅力の無いものを買うのは寄付と一緒。

本当に付加価値のあるモノ作りができれば、生産国がどこであろうと消費者は気にしない。僕も彼女達のお店に行ってバングラやネパールで作られた製品を手に取るのが楽しみです。

そういえばうちの社員食堂でも導入されていました、Table for two。ヘルシーなメニューに20円が上乗せされており、アフリカの子供の給食一食分が寄付される仕組み。

元マッキンゼーの戦略コンサルタントの方が運営されているとは知りませんでした。社会企業家とは、世の中がもう少し良くなる仕組みを作る人という定義は素敵だなぁ。

それぞれの皆が取り組むことは違えど、小さなことでも、例え少しずつでも、我々の住む世界が良い方向に変わっていくよう働きかけることが社会企業ならば、きっとそれは自分がやってみたいことだと思います。

企業のステークホルダーと言えば株主、経営者、従業員などですが、皆が住むのは同じ社会。この社会に利益を還元していこうという考え方には大賛成。(単なるバラマキじゃなくてね)

現在の仕事を通しても、直接・間接的に意識できる余地がタップリありそう!社会企業家、2010年の注目のキーワードの一つに加えたいと思います。

現代のまんが道

遅ればせながらなんですが、本日は大変幸せな出会いがありました。

「DEATH NOTE」を放った大場つぐみ・小畑健先生の手によるバクマン。2人の少年がひたむきに漫画家を目指す姿を描いた少年ジャンプ連載中の人気作。

藤子不二雄作品の中では一番好きなのが「まんが道」な自分としては正に直球ストレート。4巻まで一気読みしてから、じっくりと世界観を楽しみながら精読しつつ再読。

良い意味でジャンプに渦巻く友情・努力・勝利を否定しつつ、でもやっぱり熱いマンガ。日本のマンガは世界に胸はって誇ることができる文化だと本日も感じ入りました。

すごいよ、この発想に視点、そして情熱。マンガ好きもマンガ嫌いも必読の作品です。なんか色々やる気になっちゃってる自分がいます。

これって自己啓発効果があるかも。

最近の濫読

7月も終わりだというのに、濫読ペースは下降気味。原因の一つははっきりしているんですよね。

電車移動中のドラクエ 大笑い

実は本は移動中に読んでいたことを実感しました。そんな状況ですが、齋藤孝先生を一気読み。声に出して読みたい日本語や、三色ボールペンで有名な教育者さんです。その独自の身体論や教育論、日本という国を憂う国士ぶりは、胸に響くものがあります。

あと、画像出ませんが「あなたの隣のモンスター」(生活人白書)

ざっくり日本史や世界史がとっても面白かったので歴史や偉人を題材にして自論を展開されている著作は特に面白いかも。日々の問題意識、この国への問題意識、少しでも共有していきたいと思います。その為にも積極的なインプット継続と、定期的なアウトプットの仕組み作りが課題。

という訳で、僕の周りの皆さん。

僕がもっともらしい事をのたまっている時は、ひょっとすると誰かの言葉のパクリかも(違っ)

104/200冊

モンテ・クリスト伯

久しぶりに大作小説の世界に身を委ねました。アレクサンドル・デュマ作の「モンテ・クリスト伯」です。

あらすじ的には、主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごしたのち、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵として自らを陥れた者たちに復讐いていく物語である・・・という感じなんですが、

3人の復讐の対象は、1人は死に、1人は狂い、そして最後の1人は許される。復讐って何とも甘美な響きがありますが、結局は本人も救われないもの。

そういう意味で、最後にエドモンはどこに向かうのかとハラハラいたしましたが・・・よかった。。

「待て、しかして希望せよ!」 この言葉にはしびれますね。

自分が14年間幽閉されていたら・・・それでも、希望なんてもてるかな。また再読しちゃうと思います。

☆☆☆☆☆ 文句なし。

85/200冊