「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

やはり気になるのはゾフィー

Pen (ペン) 2011年 9/1号 [雑誌]/著者不明
¥650
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中吊り広告が気になり、キオスクにて即購入。ウルトラマンはやはり偉大なキラーコンテンツです。

こうして歴代のウルトラシリーズを俯瞰して眺めながら円谷プロの功績を称えるのもおつですが、ウルトラ兄弟の相関関係図や、各シリーズの分析や背景、人気怪獣達の紹介には引き込まれます。

自分でも驚くぐらいセブンあたりの怪獣を鮮明に覚えておりました。そういえば家にウルトラ図鑑みたいな本があって、繰り返し見ていた気がします。(但しあったのは本だけで、映像では見たことがありません、我が家では禁止だったようで)

そうなると、ちょっと過去の作品を改めて見直してみたくなるような。平成のウルトラシリーズすらそもそも見ておりませんし。

最近エヴァンゲリオンの劇場版をTSUTAYAで借りて見直してみたあたりから、どうも眠っていたプチオタク心(探究心?)がはけ口を求めているような気がします。

出来ればその情熱を、特撮やアニメや漫画ではなく、歴史小説や古典映画に向かせたいものなのです。妻の冷たい視線が想像できますし。

年金は本当にもらえるのか?

あてにならないものといえば、年金。社会保障の中でも特に破綻が懸念される年金制度について新書でおさらい。

年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)/鈴木 亘
¥819
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■ 年金制度は現在の高齢者を現在の現役層が支える賦課方式で運営されている

■ 人口減少、少子高齢化が進む中で将来世代の負担は著しく高まり世代間の格差は高まる

■ 国民年金の未納者が増えても制度は破綻しないが、低・無年金者が増えるのは国家問題

■ 年金財政の立て直しの為に、積み立て方式への移行を早急に検討すべし

財政危機と社会保障 (講談社現代新書)/鈴木 亘
¥798
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■ 日本の財政は直ぐには破綻しないが、現在のペースで債務比率が拡大すれば必ず財政危機に陥る

■ 菅内閣が揚げる強い社会保障政策は日本の成長戦略にも景気対策にはなりえない

■ 既得権益を享受する高齢者が日本の社会保障改革を難しくしている

うぅむ、暑い部屋が思わず涼しくなる寒さですが、不都合な真実から目を背けてはいけない。やはりどこかで痛みをもって現行の賦課精度から積み立て制度に移行ですか。

取り組んだ瞬間に政権崩壊しそうですが・・問題の先送りはもうこのへんで終わりにしないと。

Do, or do not. There is no try.

(このままじゃ日本の社会保障制度はユデガエルになっちゃうよ by MAI)

我が家の家計計画にも影響ある重要な問題です。とても他人事じゃない。

■ 102/200冊

グイン・サーガ

パンドラの箱を開けてしまったかもしれません。

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)/栗本 薫
¥609
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■ グイン・サーガ

既刊が、世伝、外伝を併せると150冊の超長編小説。第1巻が出たのが1979年だから、、自分も5歳?

高校の図書館で読んだのが最初で、多分50巻ぐらいまで、多分大学生までは読んだかな。まとめて読み返してみようと思って2002年にドイツに行く際に既刊を買い集めてもっていったのだけど、結局読み始めず。(その他にも200冊以上新しい本を買っていったけど時間が割となかった)

それ以後、本棚に塊で鎮座されていたのですが、読み始めるのにはやや気合が必要で放置。だって読み始めて、読書がこのシリーズばっかりになってもまずいし! (濫読にならない)

著者の栗村薫さんは2009年に亡くなられていますので、とうぜん未完。長すぎるともいえるこのシリーズ、途中でグダグダになってくるのは長編の常。

とにかく出だしは最高だったと記憶するこのサーガ。(ただし、20年ほど前の記憶)だんだんと物語は間延び、次の発刊が待てず手が止まったのですが、これ以上増えない今なら?

時間は有限ですので、勢いが止まったところで残り含めてブックオフ送りにします。さて、2011年のうちにどこまでいくものか。

■ 49/200冊

守り人シリーズ

豪州の旅のお供に選んだのは「守り人」シリーズの最終章となる3冊。10年かけ紡がれてきた世界とお別れするなんて寂しい限り。(僕はリアルタイムではなく1年ぐらいで読んできました)

天と地の守り人(第1部)

天と地の守り人(第1部)

(第1部~第3部の三冊)

短槍使いのバルサと、皇子チャグムのそれぞれの物語が最終話でまたひとつとなるこの仕掛け。壮大かつ緻密に設計された世界観もさることながら、憎らしいぐらいの複線の妙。

児童文学のカテゴリーをこえてあらゆる世代に評価されるべき、和製ファンタジーの代表作。日本人としては、世界のファンタジーを愛する全ての人々に読んで欲しいと思いました。

古くは「指輪物語」からはじまるファンタジー小説の世界。僕もナルニア国物語をはじめ、はてしない物語、英雄コナン、ドラゴンランスシリーズなどなど、

日本の作品でもロードス島戦記やグインサーガ、フォーチュンクエストからスレイヤーズまで色々と好きな作品を読みふけってきた訳ですが、間違いなく3本の指に入ります。

未読の方は是非!、全10巻の素晴らしい物語の世界を堪能下さい。(ただいま、妻に勧めたところあっという間に5冊目)

最終巻はアデレード→パース便の中で、だらだら感動の涙を流しながら読み終えたのですが、作者あとがきで、宮外を西豪州の原野をイメージして書いたという下りを読み、偶然にびっくり。

なんだか運命的なものを感じたのでした。あとは何と言っても・・ホイ(捨て荷)のエピソードに痺れました。早くこの話で盛り上がりたいので、妻が最終巻を読み終えるのが待ち遠しくてしょうがないです。

未読の方にはなんのこっちゃ・・・でスミマセン。

 

「守り人」(全10巻完結セット)

「守り人」(全10巻完結セット)

132/200冊

 

ソーズ

麻雀をしたことは殆どありません。

牌は並べられるけども、人と囲んだのは大学時代に2~3回だけ、巻き上げられてそれ以来。だからって失敗したことの言い訳にはならないかもしれませんが。。。

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ブックオフのお姉さんも教えてくれればいいのにさ。。(今まで未読だった有名な「バッテリー」、まだ1冊目ですけど凄く面白いです)