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ローマ人の物語、はじめました

3月の月次目標は「歴史本を5冊読む」としたので(→歴史からも学ぶ)、超有名どころながら未読だったこちらのシリーズに手を出すことを決めました。

 


最初はちょっとだるいかな・・と思ったのですが、もう、3巻からのハンニバルとスピキオの戦いには大興奮。

これは歴史書や教養のためのものというよりも・・単純に娯楽作品だと思いました。なぜローマはあんなにも栄え、そして滅びていったのだろうか・・という壮大なテーマはあるにしても、それぞれの時代に生きた英雄ともいえる人物に光を当てており興味深いです。(絶対に塩野先生の私見に満ち溢れてる)

三国志で言えば、正史というより演義系。それも書き手は吉川英治か横山光輝(それは漫画か・・)、北方謙三までは・・いっていないか、という感じです。もう少し堅いかと思ってました。

スピキオ、惚れ惚れしますね。そして若い頃は格好良かったのにやっぱり禿げて(イタリアだし)、最後はあれだけ身を捧げてきたローマの人々にまで放り出されちゃって・・(涙)

カルタゴの名将ハンニバル、ローマの天才戦略家スピキオ、この二人の戦いを他の方が描いた作品にも立ち戻ってまた読んでみたいと思います。(人気の漫画もあるみたいですし・・)

そういえば昔好きだった特攻野郎Aチーム。リーダーのジョン・スミス大佐のニックネームはハンニバルでした。彼がそれほど凄い戦術家だった印象はないけど。。

話は戻り、ローマ人の物語。人物に光を当てる一方で、軽装歩兵と重装歩兵の装備や武器の違いを事細かに解説したり、携行する食料について仔細に分析したり、とにかく凄い情報量。

相当読みこなしていくのに時間はかかりそうですが、全43冊。ローマは一日してならず、当然一日どころでは読み切れず、ということで出張時のお供本として携えていきたいと思います。

アラフォーの週末飯

年が明けてから出張頻度が少し高まったこともあり、週末に料理をする機会も減り気味な気がします。こんなことでは料理力を上げるどころか自然減の一方です、いかんいかん。

今年も妻子が日本語留学の為に帰省する夏休みの2ヶ月は、しっかりと自炊力の訓練・維持、併せて家計の節約を試みる予定ですが、普段からの心がけも大事。

過去2ヶ月ぐらいの週末料理画像(未使用)を掘り起こし。

■ 海老のアヒージョまぜそば

中華のエッグヌードルを固めに茹で海老のアヒージョのオイルと和えてみました。海老の頭を出しにつかったのですが、もう少し濃厚に出しを取れるとなお良しかも。要研究です。

■ ホルモン炒め

当地でのホルモン炒めは、長い長い状態の小腸を買って洗って、2回程茹でこぼしてから切り分けてタレにつけるという長い下処理工程をへる必要があります。完全に自己満足の世界。さらにこれを串にさして焼くという手もあるなぁ・・

■ 明太クリーム春雨

Hマートで大量に買った明太子をおしげもなく使っての明太子スパならぬ明太子春雨。クリームと明太子、あとは昆布茶が味付けに欲しいところですが手元にないので、万能の味覇(ウェイーバー)で代用。

(昨年末購入のVitamix)

昨年末に妻の要請で購入したVitamixももっと使ってあげないと。しばしスープ系を研究するというのもいいかも。(暑くなると冷製スープが美味しいですし)

最近、妻の料理力が高位安定しているので、あまり僕の出番は必要ない気もしますが、週末の一皿、二皿は継続したいと思います。

美女と野獣(実写版)〜感想(ネタバレあり)

一般公開から遅れること1週間、ようやく、楽しみにしていた美女と野獣の実写版映画を家族で観に行ってきました。

(娘達もお揃いのベルシャツで準備万端)

あ、日本での公開は4月21日(金)・・とあるので、米国が先行なんですね。

個人的感想としては、ディズニー好きなら当然観るべき!ということで。・・そもそも私、ディズニープリンセスの中でもベル推しですし、同じ読書好き・・だし。

ストーリーは古典である原本の筋書きにかなり忠実で、丁寧な印象を与えます。その分、現代映画になれた身としては少々もっさりした展開に感じるかも。(特に前半部分)

あとは当たり前ですが、凄い特殊効果や恐ろしいモンスターも出てきませんので、刺激に麻痺した身には物足りないものの、子供が観ても安心という点も。(劇中の一番の恐ろしい存在が狼ですから・・・)

(ラクジャリーシートを4席予約。結果的には3席で十分)

野獣がよくCGで細部まで表現されておりますが、なぜかどう見てもトランプ大統領の顔にしか見えないのは僕だけでしょうか・・・(呪いがとけた後の王子の姿は超イケメンです)

次女は集中力が持たず妻が連れて早々に途中退場。自分は長女と一緒に最後まで観切りました。(妻は別途、ママ友仲間のディズニー会で再度鑑賞予定)

おなじみの定番の曲がかかると心が踊り、追加の楽曲も悪くなく、豪華な衣装もいちいち見応えがあり、なによりハーマイオニーあらためベル役のエマ・ワトソンがただただ美しい・・・。ディズニープリンセス2割増しの効果もあり、大満足でエンドロールを迎えました。

ただひとつ難癖つけるとしたら、ダンスのシーンはもう少しうまく仕上げることが出来なかったかなぁ、ぐらい。ダンサーなのでダンスには厳しいのです。(野獣よりも自分はうまく踊れると思いますが、あの蹄の足ではさすがに難しかったかな、、とか)

(また近いうちに再鑑賞すると思います)

ラガーディアの朝食

毎月のNY出張。仕事の効率を考えると朝8時頃のフライトで昼にヒューストンに戻る流れに落ち着いています。

夕方のフライトでも結局昼過ぎにはオフィスを出る必要があり、たいして合計の仕事時間が確保できないことと、空港までの渋滞を考慮するのが億劫なので。(まるで仕事好きですね・・)

どうしてもユナイテッドの奴隷として生きるしかない米国生活3年目、ユナイテッドとなるとNYエリアの空港は、ニューアークかラガーディアですが、基本はラガーディアの一択。そう、NYが誇る一番残念な空港、ラガーディア。

(このTSA係官達の手際の悪さも表彰もの・・)

悪天候に弱いへたれぶりもさることながら、凄いのは保安検査場通過後の荒野っぷり。

ない・・なにもない。
正確に言うと何かしらの食べ物にありつけるのは三店舗のみ。

CIBO EXPRESSと、プレッツェルのAuntie Anne’s。

そして、au bon pain。 これだけ、他には何もなし!

毎度、この選択肢で朝7時に何食べればいいんだよ・・と頭を抱えて試行錯誤していたのですが、最近ようやく自分の中で納得できる解にたどり着いた気がします。

au bon painの12  Veggieというベジタブルスープ(左)が実は美味しい!・・という重要な事実に気がつくまでに2年半近くを費やしました。

スープ大とゆで卵2個、水(ないしブラックコーヒー)が糖質制限も押さえた最近のラガーディアの朝食の定番。

パン系はバターたっぷりカロリーたっぷりのクロワッサンか甘すぎる菓子パン、あるはハムやチーズまみれの高カロリー惣菜パンしかないので何度かトライしましたがギブアップ。NY出張ってどうしても過食なので、帰り道ぐらいは軽めにしたいんです。

長らくバナナとコーヒーでしのいできましたが、具沢山の温かいベジタブルスープ、これでラガーディア発の朝NY便(ヒューストン戻り)もへっちゃらに。また一つ米国生活で苦手なものが減りました?

(日本のコンビニが米国に進出してくれたら即座に解決する話)

NYで和食〜Donguri

普段、足を踏み入れたことのないアッパーなマンハッタン。うろうろしているのはミドル〜ロウアーが中心なので。

この週は居酒屋やラーメンで晩御飯を食べる日が続いたのですが、この一日だけ自由行動があり同期・後輩と一緒にちょっと贅沢な和食。

こじんまりなビストロが似合いそうな佇まいで・・Donguri。絶対意味は分からないだろうな。。

■  Donguri(→公式HP

NY在住の方のブログなど眺めているとアッパーイーストで一番美味しい和食という賞賛の声も。

2014年にKAIのExecutive ChefをつとめられていたMr. Yamazakiがオーナーを引き継がれたとHPにあります。少し古い情報ですと、KAIもDonguriも伊藤園系列とあるので、これまでのご成功と功績があってご自身のお店として持たれたということかなぁと想像。

あん肝や南蛮漬けの上品なこと。

絶品というべき胡麻豆腐の揚げ出し。

烏賊とアボカドのサラダ、、ってセンス溢れまくり。

角煮とか揚げ鶏だったと思いますが・・

初めての3人の取り合わせながら大いに会話が弾み、東京ではハウスSAKEだった福島の大七純米生酛も2本ポポーンと空き、あっという間の3時間でした。

お腹にもうすこし空きがあったら雲丹いくら丼40ドルにもトライしたんだけどなぁ。。(全体的に流石のニューヨーク価格でした)シェフのおまかせ150ドルコースが気になりました。

多少の遊びはあるものの正統派の和食。このお店が繁盛しているというところにもマンハッタンの食文化の懐の深さを感じます。