hiropon181 のすべての投稿

ヒューストンに武器屋

先週末のジャパンフェスティバル、ボランティアでのお手伝い後にぐるっと会場を一周してみたのですが、例年のことながら、いるわいるわコスプレ好きの皆様。(流石に画像は残せておりません)

これはこれで日本のソフトパワーの影響力の現れだな・・と納得しながら歩いていると一軒の怪しい店が。

これは・・・刀剣屋?

なるほど日本の模造の刀ですか。

と思ったら、斧や鎌や西洋の刀が・・。純粋に日本の文化としての刀剣屋かと思ったら、手広くコスプレ客もカバーするファンタジーな武器屋でした。商品はそれぞれ結構な値段ですがどのぐらい売れるのでしょうか。

(BLEACHな感じで刀を背負ったコスプレの人達が多数)

武器屋という点では、普通のスポーツショップでハンドガンやハンティング用のライフルが普通に売られている国なので、模造の大きい刀なんて幾ら売れたところで平和なものだ・・と思います。自宅や車に護身用の銃を持っているのは普通と聞きますし。

(この刺身包丁と出刃包丁が我が家の最大の武器)

守りたい家族がいる一方、中途半端な武装はむしろ危険を招く気もするし・・と悩みつつ、包丁以外は非武装のまま米国生活4年目に突入しています。(幸いに今のところ危険な目にはあっておらず)

ヒューストンでラーメン〜AGU Ramen Bistro

ようやく・・ですが、近所にオープンしたAGUラーメンに家族で行って参りました。ラーメン好きなO家と一緒に。

■ AGU Ramen Bistro (→公式HP

元々の発祥は意外にもハワイということですが、テキサスでヒューストンを中心に現在6店舗を展開中。どういう経緯でハワイからテキサス、それもダラスではなくヒューストンに展開されたのか興味がありますね。

種類は色々あったのですが、豚骨のこってり系と、鶏の塩系のさっぱりを試してみました。あとはハワイということでポキを。私くしのオーダーミスでポキ丼ではなく、ただのポキのみが来ました。(ポキはハワイ料理で、通常はマグロ赤身のブツ切りごま油などでマリネされたものが出てきます)

お味の方は、日本人オーナーの管理が行き届いているせいか、文句なしに豚骨であり鶏塩で美味でした。これはなんちゃってではないですね。

(む、結構高い・・・)

しいていうなら少々値段設定が高めな気がします。素敵な内装のエルドリッジ店ですが(以前のKim Son Cafeの居抜きか)空席が目立つのもそのせいかも。

競合という意味では近所にICHIがありますが(→Ramen Bar ICHIがオープン)、あちらはSeiwaの横にあるという好立地も含めてオープン以来繁盛が続いている様子。(逆に混んでて週末昼時に入れない・・)

せっかく近所にオープン頂いたのでAGUにも是非周辺住民のRamen熱をかきたてて繁盛頂きたいものです!

ただ我が家が毎週末足を運ぶかというと、もともとそこまで妻も僕も麺好きではないので何やら二の足を踏むところがあります。(ベトナム料理のフォーと比べたら高すぎるとか怒られますよね、ラーメン好きの方には・・)

(NYの超高級ラーメン店、最近、一蘭もオープンしたとか)

(こちらはLAのお気に入りの豚骨@一幸舎)

ヨーヨーと金魚とスーパーボール

先週末、ヒューストン中心部のハーマンパークでジャパンフェスティバルが開催されました。日本及び日本文化の紹介、日米親善の促進が目的で、例年2万人以上の市民の方が訪れる大イベントです。

(市民の憩いの場所、ハーマンパーク)

土曜の朝から午後14時までの短時間ではありますが、商工会が出す子供向けの縁日のお手伝いに行って参りました。

輪投げとガラポンを別にして、メインとなるすくい系の持ち場は三つ。金魚とスーパーボールとヨーヨー。

ヨーヨー釣りが自分の持ち場として与えられ、他社の皆さんと和気藹々と何の疑問もなく開場準備をしていたのですが、しばらくすると大きく労働環境が違うことに気がつきました。

(金魚すくい)

(スーパーボールすくい)

(ヨーヨーすくい・・ではなく釣り)

・・気がつかれましたでしょうか。

そう、ヨーヨーだけが半製品で入荷しており、完成品にしなくては店頭?に並べられません。さらには釣り具である「こより」も作成しなくてはいけません。これは大変だ!(どうりで配置された人数が多めだと思いました)

さながらバックヤードは完全に戦場となり、土曜日1日分の1,000個のヨーヨーとこよりを製造する工場に。自分は売り場(釣りの会場)と裏の工場エリアを行き来する調整弁となりながらシフトを過ごすことになりました。(後半はヨーヨーを作り続け、おかげで指は未だに痛いですが、素早くヨーヨーを作成できるスキルが身につきました。使いどころは当分ありません・・)

接客の現場でも、最初は2つ折りで作っていたこよりが弱すぎてうまく釣れない子供が多く、仕様を4つ折りに変更したり、色々とその場での判断・対応も多く、いつもと違う脳の部分が刺激され良い気分転換となりました。(さらに英語での接客も含まれましたし)

そういえば10数年前に長期出張先のベトナム・ハノイで同じように商工会で縁日をやったことを思い出しました。あの時は日本からのグッズや駄菓子の調達からやったので大変だったけど懐かしいなぁと思い出したり。

縁日って若手OJTの場としても機能する気がします。事前の準備・段取りから当日の運営、撤収まで勉強になることばかり。若手から中堅の同僚達が忙しくたち働く姿を見ながら、そんなことを考えてました。

そして、自分は現場で「俺は何をすればよいのだ・・」とつぶやく役に立たないおっさんにならぬように、との思いも深めました。(自分の役割と課題は自ら見つけて、改善を繰り返す)

ポルトガルのもつ煮込み〜トリパス

NYロングアイランドにて先月デビューしたばかりのポルトガル料理店を再訪(→初ポルトガル料理〜Lisbon Cafe

先日訪問時は、ポルトガルの郷土料理として有名なトリパスというもつ煮込みを食べることが出来なかったので、今回はこれを目的に。米人同僚の行きつけのお店で予約無しでも悠々と。

(如何にも地元の店という佇まい)

グリルしたタコ、ポルトガル風ソーセージにエスカルゴ、タラのフィッシュケーキなどの前菜をタパス的に頂いてからメインに移ろうとしたのですが、この前菜がめちゃめちゃ量が多くて既に腹は7分目。

目的としてきたポルトガル風のもつ煮込みトリパスは、牛の胃とインゲン豆などを使った煮込み料理。イタリア料理でもトリッパといって牛の二番目の胃(ハチノス)がトマトソースで煮込まれた料理があり好物なので楽しみにしておりました。

ドドーン!・・・って、なんで小鍋?一人分のはずが・・

これだけの量を一人で食べることが出来る人がいたら驚くわ・・・でも美味い! じっくりと煮込まれたトリパスの滋味が体に沁み渡ります、胃だけに。

そしてこれはこれで絶品ながら(特にワインに合います)、あらためて日本的なもつ煮込みの味も懐かしくなりました。牛は勿論、豚や鶏がありますし、使われる内臓も様々な部位に及びますよね。醤油や味噌ベースだとちょっとワインには合わなくなりますが、それはそれでその土地の酒に合わせれば良いわけで。

なぜかNY郊外のポルトガル料理屋で日本を思ったもつ煮込みの夜でした。(全く食べきれないのでBOXにして同僚に託しました)

NAGASHIMAと書いてロングアイランドと解く

NY出張では普段マンハッタン市内に宿泊することが多いのですが、仕事で足を運ぶお隣のロングアイランドで夜の食事をとる機会もたまにあります。

そんな時、僕の和食の一択はNAGASHIMA。(他にもTORIGOやTEINEI-YAはありますが・・)

(過去のバックナンバー)
■ NYで海鮮ちらし〜NAGASHIMA
■ ロングアイランドで和食〜NAGASHIMA
■ ロングアイランドで筋子手巻き〜NAGASHIMA

ロングアイランドに店を構えられ早27年。店の名前もそのまんま地名通り。(NAGASHIMAと書いてロングアイランドと解く。その心は・・と初来店の人に投げかけてます)

年3〜4回しかお邪魔できませんが、毎回とっても楽しませて頂いています。

米人同僚を連れて行く時は少しフュージョン気味にして頂き、和食、和食の抵抗感を減らして頂いたりもできますし、

先輩と一緒にカウンターで、きっちりお寿司をおまかせで頂いたり・・と使い方も自由自在。同じクオリティの料理をお隣のマンハッタンで頂いた日には・・1.5〜2倍はするだろうなぁ、、。

今回お邪魔した際に大将とお話させて頂き、テキサス在住ということをご認識頂きました。地元だったらもっともっと頻繁に来てますよ・・。

ノルウェーのキングサーモンやアルゼンチンの赤海老など、なかなか日本では聞けない魚介ネタの話も聞けて、心もお腹も毎度大満足。特に大将特製の海鮮チラシは絶品。

今年はようやく2回目の訪問。再訪を計画しなくては!