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武士道ジェネレーション

いやはや、見事に一本取られました。

この言葉の使い方があっているかもわからない素人ではありますが。

武士道ジェネレーション/文藝春秋
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武士道シックスティーンからはじまる3部作のその後を描く見事な一作。

切れてますね、そして見事に一本筋が通っております。

誉田先生、他の警察小説なども読ませて頂きましたが、自分はこれが一番好き。

武道というカテゴリーでは、こちらも好きな、帯ギュ的な爽やかさ。

人はなぜ生きるのか、という問いに対する玄明先生の言葉がまた素晴らしい。

「・・なぜ生きるのかではなく、どう生きるのか、誰のために生きるのか・・・そう考えてはいかがと、お答えするようにしております。」

自分自身も、なぜ生きるのかではなく、どう生きるのかに意識を向けたい、

そう強く思わせるだけの説得力に溢れておりました。

2015年読了のTOP3に間違いなく入る作品シリーズ。

天空の蜂 (講談社文庫)/講談社
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債権奪還 (講談社文庫)/講談社
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どちらも良作。

妻に先立たれ早期退職しアル中気味の中年の話を読んでると妻に説明したところ、

あんた一体何をそこから学んでいるのか?という顔をされる。確かに。

■ 154冊(2015年)

隠れて豚足

今週から本格的に弁当男子生活をスタート。

やり方は模索中ですが、基本は朝に自力で米とおかずを詰める作戦。

目的は摂取カロリーを減らすこと、手段は素食をランチとして挟むことで。

副産物として、昼の休憩時間が生まれました。(外食すると時間が余計にかかる)


(こんな感じで、前夜のおかずの残り+簡単に詰められる野菜)

ブロッコリーやカリフラワーをレンチンするのは職場でも出来ると気づき、

職場キッチンの冷蔵庫に生のブロッコリーやカリフラワーを在庫開始(効率化!)

結構スタッフの皆も昼は弁当ですませています。(その方が安上がりだし)

たまにテーブルを囲んで皆で食べたりもします、見られても恥ずかしくない場合。

これは絶対に食べる姿を見せられないな・・・と感じたのが豚足。

酒の肴としてじっくり煮込んで仕込み、ちゃんと炙ってあるのですが・・・

でも、さすがに昼に食べているのを見られるのは恥ずかしい。


(家で常食していると思われても困るし)

自分の机でひっそりこっそりと頂きました。

そして、昼からちょっと一杯焼酎でも飲みたくなるおまけ付き(無理)。

サブロー

今まで非公開でしたが、我が家にはペットがいます。
(詳しくは→隠者がやってきた)

そう、オカヤドカリ。(英語名はハーミットクラブ)

でもこの初代はストレスの為か「自切」(not 自殺)の結果還らぬ人に。暫し悲しみに包まれた我が家でしたが、せっかく飼育セットがあるので気を取り直してペットスマートで小さなオカヤドカリ達を再度購入。


(現在では少し大きなケージに3匹が暮らしています)

1匹目の名前はガニちゃん。そして2匹目の名前は、なぜか「サブロー」と長女が命名。

長女がyoutubeでドラえもんを観ていて「天の川鉄道の夜」という話に登場。(でも彼って違う名前だった気がする、、他の藤子作品で、、、)

気になって調べたところ、21エモンのゴンスケでした、そうだ、そうだ。家族の中で誰も共感してくれないと思うので、誰にも伝えてません。


(長女が「サブロー!」と呼びかける姿に萌える父)


(でもこいつはよく見るとガニちゃんです、皆、背負う殻が違う)

3匹目の白い殻に住んでるあいつにも早く名前を付けてやって欲しいと思いつつ普段はおがくずの中に潜る夜行性の彼らを掘り出しては生存確認をしています。

む、これって酔っ払って帰宅して子供達を起こすというダメ親父的行動か。(車通勤で飲めないので、帰宅してからちゃんと飲んでます)

本日も水換えをしながら、3匹を掘り起こして点呼実施。

かわいい・・・

オカヤドカリ、お勧めです。

デトロイトの先はカナダ

国内出張でミシガン州はデトロイトに。

以前は空港そばに宿泊しましたが、今回は初めて市内中心部に宿泊。

ホテル向かいがGM本社の立派なビル。

しかし、気のせいというか、やはり寂れた空気には財政破綻都市の切なさを感じます。

リーマン危機後の09年にGM、ついでクライスラーが破綻。

そして2013年7月に1兆8000億円の負債と共に財政破綻を都市として声明。

(夕張の財政破綻なんて、この金額規模からすればカワイイ限り・・)

依然、モーターシティの愛称どおり自動車業界の聖地としての地位は高いものの、

犯罪都市、空き家だらけの貧困地域あり、と聞くと少々盛り下がります。

豪奢なGM本社ビルの72階のレストランからの眺望を楽しみつつも、

なにやら見渡す市街の活気の低さを感じました。(飲食店も中心部には少ない)


(左手はカナダ側)


(こちらは左手が米国側)

カナダと米国の国境を上空から眺めたのですが、全くどちらの岸も遜色無し。

以前、メキシコとの国境で広がる景色の落差に衝撃を受けたのとはえらい違いです。

(→川向こうの人生)

ヒューストンもオイル&ガス業界が石油価格下落と共に苦しい時期を迎えてますが

まだまだこうして他都市と比較すれば活気はあるな、と肌で感じることが出来ました。

どこに行っても最初は同じように感じた米国も、少しずつ違いが分かるように。

これは進歩です。(体重の増加は退化です)

隣人は怪人〜ミュージカル観劇メモ

2週間ほど前のNY出張の夜。NYにて単身赴任中の上司と後輩がいる訳ですから夜は基本あけておきます。

しかしどちらからも「今晩どう?」の声がけは無し。どんなホスピタリティ?ではなく、やった!ラッキー今晩どうしようです。

向かったのはタイムズスクエアのチケット屋。ラストミニッツの券で何か観劇してみようかと思い。


(今晩は、オペラ座の怪人!)

ブロードウェイでも劇団四季でも、なんとなく観る機会のなかった最後の大作。とうとうこの日がやってきました。

きっかけは先月NYでIさんとヴィッレジ巡りでJAZZを楽しんだ際、お住いの隣人が「なんと怪人らしい」というお話。


(オーケストラ席の割に遠いですが、定価の半額ですから良し)

午前中からフラフラしている隣家のおじさんとプールで顔をあわせた際、双方の子供達を遊ばせながら挨拶したそうなんです。

するとなんと「俺、ブロードウェイで怪人やってるんだ、知ってる?」的な。正確にはなんと英語で説明されたのでしょう?ジェームズ・バーバー氏。(→公式サイトもある名優さんです!)

観劇部の部員としては・・ブロードウェイで怪人の主役はってる人!? 過去に美女と野獣の野獣役、レミゼのバルジャンもやってるの!? と大興奮してしまうところですが。。。

ミュージカルをそう観劇しないIさんからすれば、「へー、怪人なんですかぁ。」という淡白な対応だったとか。


(クリスティーナが、なぜか道産子のHさんを思い出させる)

重厚なテーマ曲は脳内でひたすらタンゴ変換・・という想定通りの展開はありながら、切なくも愛おしい見事なストーリーと素晴らしい楽曲に酔いしれたのでした。

しかし感情移入先は明らかにラウルではなく怪人。クリスティーナに、人として男性として一瞬でも受け入れられたことに落涙。

これもひとつのハッピーエンド。