銀座で焼き鳥と鰻の二枚看板を掲げ80余年・・という老舗にお邪魔する素敵な会がございました。

とても風情がある佇まいに、暖簾をくぐる前からワクワク。
■ 銀座 宮川(→公式HP)
焼き鳥と鰻・・と聞くと共通点が全くないように感じますが、確かにどちらも最終工程では同じく備長炭の上で焼かれておりますね。仕入れや仕込みは全くもって違うプロセスと思いますが。
焼き鳥を肴に飲み始め、締めが鰻・・・凄く贅沢なコラボでした。お酒は熱燗がよく合います。本日も大徳利を沢山転がしました。

(・・鰻、今年は食べていたかな?)
天然鰻の絶滅が危惧されるところですが、是非、取り尽くさず、食べ尽くさず、大事な日本の食文化の一つとしてしっかり育て守って行って欲しいと思います。(台湾で穫れた稚魚が香港経由で日本に入って養殖されている問題など、、色々闇も多そう)
コロナのおかげで全く活躍の機会が乏しいANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)資格ですが、本当に久しぶりの国内出張機会。
かれこれ2年ぶり?

(ショッピングのマイルはまだ貯めてます)
行きと帰りでどちらもラウンジでまとまった時間の仕事も出来て大満足な空港おじさん。当初は月1回ぐらい空港ラウンジ利用があるかなー・・と目指したSFC会員ですが(→SFC修行を卒業)、すっかり当てが外れた形となりました。
仕事で飛ぶ機会は完全に減りましたが、北の実家に帰るためには引き続き飛ぶ必要があるのでマイルは大事。苦しい経営環境の中で頑張る航空会社の皆さんにひたすら頭が上がりませんが、家計のために、プライベート移動はまず残マイルを活用させて頂くことでどうかお許しを。。
妻子のファミリーマイルは計画通り全量を無事回収して有効消化(→家族マイル召し上げ)。あとは自分についたマイルのみが手元に残りました。年明けあたりには3月春休みの家族旅行企画も考えなくては・・オミクロンの様子は伺いつつ。
■ ANAマイレージ・・162,000マイル
行って参りました、北斗の拳のミュージカル化作品「フィスト・オブ・ノーススター」@日生劇場。

数ヶ月前に観劇打診を受けた数ヶ月前、何をあり得ない話をしているのだ・・と思ったのですが、超豪華な俳優陣に心を動かされて私の分の予約もお願い。段々と本番が近づくに連れてオープンされた歌唱披露や、電車内広告などに気持ちが高まり、思わず北斗の拳もラオウ編までを復習。(→北斗の拳、どんな話?)
観劇後最初にやったことは、12月の残りの自分の予定をチェックして再観劇が出来ないかの検討でした。つまり、凄く良かった。
もちろん2.5次元を意識した笑い要素や愉快な衣装などもありましたが、やはり圧倒されたのはよく練られた物語と豊かな音楽、そして実力派揃いの俳優陣が本当に楽しそうに演じていたこと。

そしてライブで歌うのを聞かせて頂くのは2回目、ユリア役の平原綾香さんの圧倒的な存在感。歌姫とはまさにこのことか。
ケンシロウ役は大貫さんクラスの身体能力を持ってしか演じられないと思われますので、再演が成立するのかは今から心配となります。(オリジナルキャストで観劇できて本当にラッキー。。)
どうか多くの方にこの素敵なミュージカルが届きますように。
会社員の平均的なランチ代の最新調査結果は約650円だったようです。それまで500円台後半だったので上昇傾向なのか。
この数値はおそらく、私のように基本は外食する人も、コンビニで買う人も、お弁当を買う人も、お弁当を持参する人も、全ての回答の平均なんでしょうね。だって、650円で普通にランチ出来るお店って限られていますもの、少なくとも東京都内では。

セブンイレブンで買った海苔弁、398円。これなら平均以内か。
普段足を向けることが多い日替わり定食のお店が800円、あとはコンビニで最近はコーヒーを買ってしまうので1日で使っているのは基本1,000円弱。理論値で月に2万円、年間で24万円の支出。
む・・これは家計内に鉱脈発見の予感。
そういえば過去10年でも時折弁当に転向することで減量や節約に取り組んできたことがあるのを最近忘れていました、自分のことなのに。(→弁当男子継続)

なかなか美味しいとはいえコンビニ弁当にはあまり頼りたくないので、例えば日替わり定食と弁当屋の組み合わせで賄うことが出来ないかを来年は検討してみたいと思います。
アイスコーヒーも自宅から持っていくトライアルをしてみます。
部屋とワイシャツと私、的な。
落語を聴いた後に会場の蕎麦屋さんにて日本酒飲んで、蕎麦で締める的な素敵なお江戸企画にお誘い頂きました。

三遊亭司師匠による独演会。なんと今回で120回、10年続けられている伝統の会に・・はじめまして。
日本橋にある藪伊豆総本店の3階の畳敷のこじんまりとした会場に密を避ける感じで少し距離をとって観客は20数席。高座とのこの距離感は小劇場的でたまりませんね。
初めての噺家さんとの会合は緊張するものですが、「時そば」や「千早ふる」がたまたまに志の春師匠で聴いた話だったこともあり割とすんなり世界に飛び込むことが出来ました。締めは「出世豆腐(徂徠豆腐)」。もとは講談のお話から亡くなった師匠の師匠が落語にされた話なども伺いながら、江戸の人情噺に心を漂わせる至福なひととき。

そして蕎麦屋的なおつまみを頂きながら日本酒を3合ほど飲んで、締めにせいろをたぐりこむ幸せ。

(この蕎麦つゆが濃い感じが老舗感)
何人も贔屓の師匠を作って追いかけるのも大変か・・と思いつつ、また三遊亭司師匠の話も聞きに行ってみたいなとも。
いや、次は・・寄席に行ってみるのが先か。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。