生物はなぜ死ぬのか

先日の慶応MCCの夕学五十講で小林武彦教授による「生物はなぜ死ぬのか」という講義を受けてきました。

研究に人生を捧げる方とはこういう方をいうんだなぁ・・としっくり。ご自身が興味ある研究の話題を語られる姿がキラキラとまるで少年のようでした。

■ 全ての生物は死ぬ、死ななくてはいけない
■ なぜなら死ぬことが進化には必須だから
■ 死は個体にとっては終わりだが、進化にとっては始まり
■ 進化とは、変化と選択の繰り返しの結果であって目的ではない
■ その進化の結果として、たまたま私たちがここにいる

脳のあちこちが刺激されるあっという間の2時間でした。

自分達がどこから来て、どこに向かう・・みたいな話でもあったのかなぁと。地球という星の表面にへばりついて進化してきた一生命体と自己を捉え直してみました。

そうした思考は長くは続かないのですが、日々の喧騒から離れて思索の海に泳ぎ出す貴重な機会。

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