ロンドン生活の拠点設営

英国赴任の初期セットアップに取り組み中です。。

滞在許可証をゲット。給与をもらうための銀行口座を開設して、次にアクションを取ったのがロンドン生活の拠点設営。
仮宿を出て家族で暮らすための家を決めなくては、です。

周囲の皆さんにアドバイスをもらう中では、ロンドンの北や西、南方向と色々と街の雰囲気は違うし、仮宿にギリギリまで暮らしながらあちこち巡って比較してから決めたら?というものもあったのですが、私は早く家を決めたい派。(家の暮らしの満足度を上げることが重要と思うタイプなので)

暮らしのアイテムを吟味出来るのも住む家が定まってこそ。

という訳で、お勧め不動産屋リストの一番最初にあったLondon-Tokyo Propertyさんにコンタクトを取り、着任後の最初の週末に内覧を4軒実施。(当初は6軒の候補があったのですが、2軒、先に商談中の方がこちらの内覧実施前に先に決めてしまいました)

完璧に希望に合う物件は存在しないと心得、優先順位を確認。

■ 家のサイズ、部屋の数と間取り
■ 家賃
■ 立地

この3つはほぼ相関関係にあるので、譲るとしたら駅までの距離が多少遠くても可としたところ。ただオフィスとヒースロー空港までドアドアでも1時間程度までは譲りたくなかったところ。

出来れば避けたい・・と思ったのはカーペット。掃除がしやすいフローリング物件を優先しました。

隣人や大家さんがどんな人かも非常に重要なのですが、契約交渉時点では分からないことも多いので悩みすぎてもしょうがないと割り切って、エリアの治安度だけ考慮して、えぃっとオファーを入れたら、あっさり1回目で通りました。ラッキー。

競合の人がいたら多少家賃をあげることも検討していいと思っていたのですが、そこまでの必要もおありませんでした。おかげさまで家賃1年目は当初の目論見の予算内。(5年住んだら毎年の家賃上昇で確実に当初予算を超えます)

さぁ、住むところが決まり、次のタスクが山積みです。

スターアライアンス系は修行不要?

海外生活がスタートすると共にスイッチが入ってくるのが、陸マイラー時々空・・の懐かしの趣味です。

前回の米国在住時はヒューストン拠点でほぼ米国内での仕事だったので、ひたすらにユナイテッドの奴隷と化して、グループ5からの成り上がり物語でした。

今回の英国駐在、ロンドンをベースに動く先も多岐に渡りそうなので、舵取りならぬ、操縦桿をどう握るべきか、暫し状況把握が必要かな・・と渡航前は考えておりました。

そんな中、最初の3週間ほどでドイツとチェコに1回ずつ訪問する機会があり、おおよその最初のアイディアが湧いてきました。

ドイツには、ユーロウィングスというルフトハンザ傘下の格安航空会社で飛んでいて、ここでANAのスーパーフライヤーズ(SFC)がしっかり効果を発揮することを確認。SFCゴールドカード提示で上級ラウンジをそのまま使うことが出来ました。

ビジネスラウンジの奥にあるSenator Loungeという上級会員スペースまでのパスをあっさり貰えました。凄い。

これにて早朝フライト時の朝食と仕事場所を確保!

こうなるとスターアライアンス系航空会社利用時はひたすらANAに提携マイルを貯めながら、各社のラウンジを使わせて貰うことで良い、というのが当座の結論です。新たな修行は不要。

いやぁ、あの時、SFC修行を決断して本当によかった。。(→ANAスーパーフライヤーズ会員に

次は、ワンワールドなブリティッシュエアウェイズ利用時をどう攻略するか問題です。ご縁がなくてJALのJGC修行は過去に出来なかったので、皆さんがお持ちのJGC資格が無いんですよね。。

ワンワールドへの対応方針を決めるために、これから情報収集を開始です。乗らない、という選択肢は今回難しそうなので。

ロンドンのサービスアパートで自炊する中年男子

ロンドンに来て3週目。週末含め相変わらず夜は外食続きなのですが、何度か予定のない夜や週末がありました。

これは・・自炊のチャンス!(胃と肝臓も休めたいですし)というわけで、ロンドンのサービスアパートで自炊する中年男子。

まずは王道のチキンカレー。ルーは日本から持参した貴重品を使いました。野菜は玉ねぎとマッシュルームのみです。

二口の電気のコンロですが、まずまずの火力が出ますね。

市販のトマトクリームソースを使ってみましたが、味が薄いのでジャパン仕様の旨味追加改造。

サーモンのフィレを塩焼きにしてみたりも。

外食の恐ろしい相場に比べますと、食材はそこまで高くありません。もちろん日本の物価に比べると、やはり高いのですが、そこはまぁやむなしで。

(なんとなく、この辺りの基本食材を今後も買いそう)

料理の腕を上げれば弁当男子生活との相乗効果も期待出来るので、趣味と実益(節約)を兼ねて楽しんでいければと思います。

地下鉄やバスがタッチ決済で便利

ロンドン生活も3週間目、少しずつ慣れてきました。

この週末には仮住まいから郊外の新居に移る目処がたちましたので、都心住まいもあと僅か。バスや地下鉄を試しに色々なルートで乗ってみたり、30分程度の距離であれば、飲んだ後に歩いて帰ったりしてロンドンの街並みを楽しんでいます。

(ハリーポッターの劇場発見)

二階建てバスの二階からの眺めが特にお気に入りです。地下鉄は電波が入らないため携帯が使えず、事前に良く目的地へのルートや乗り換えの駅を確認しておく必要があります。

とにかく便利だな〜と実感しているのが、クレジットカードのタッチ決済で簡単に地下鉄もバスも乗れること。携帯に入れたカードでも、現物のカードでも、どちらでも簡単。

家族が来たらどうするのかな・・とちょっと調べてみると、10歳以下は基本無料。11-15歳も、申請すると無料の顔写真付きオイスターカードが作れるそうです。これは絶対に作らなくては。

妻には最初は家族用のデビットカードを用意しておけばOKでしょうか。まだクレジットカードをどう使っていくかの重大な戦略は十分に立てられておらず・・これからゆっくり考えます。

渡英前に日本側の給与や配当収入とは切り離した別の円口座を準備しており、Revolutのポンド口座も既に作りましたが、当面はこちらに入る英国給与のポンドはなるべく温存、日々の暮らしの費用は日本発行のクレジットカードで一部賄っていく予定です。

弁当男子が爆誕(再誕)

ポンド高に負けないために。

外食の機会を無闇矢鱈に増やさないようにする前提は当たり前。誘われたら断らないポリシーなので、夜のコントロールはやや難しいですが、ランチであればほぼコントロールが出来そうです。

そこで着任2日目から、弁当男子が爆誕(再誕)。

これまでも定期的に弁当習慣には舵を切ってきましたが、目的が明確に「節約」というのは、実は初めて。米国生活の最後の夏の一人暮らしとなった2018年も弁当を作っておりましたが、意外と節約にもなる、というフレーズからして、主目的ではなかったことが伺えます。(→弁当男子継続

記念すべきロンドン一食目の弁当。・・これは弁当なのか?餌?

着任初日の帰り道に近所で買ったブロッコリーを茹で、手荷物で持参した米をサービスアパート備え付けの鍋で炊いた、だけ。この日の朝は、ベーコンエッグを焼いて食べているし、赴任直後から自炊スキルを発動です。

弁当習慣で昼のランチ代を節約。さほど美味しくないパンを買えば5ポンド、まぁまぁのランチ弁当を買えば10ポンド、お店でランチすると15ポンドという相場感なので、月に100〜300ポンドの範囲での節約効果でしょうか。

節約のみならず、減量、時短効果にも期待。

よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。