今週のフィラデルフィアにて、今晩は流石にちょっと美味しいものでも食べたいね・・とYelpを物色。幾つかの日本食レストランの中から$$$$が多い店をチョイスして出てきたのが此方。
なんでしょうか、この近未来な雰囲気の外装は・・・
・・内装はもっと凄かった、完全にSF映画のセットかと。若干男二人で潜入するのを躊躇しました。
■ MORIMOTO(→公式HP)
いったいこの店はなんなんだ・・と入店後に慌てて情報収集すると、アイアンシェフ・・の単語が。何!?と日本語でもググると、料理の鉄人、それも三代目和の鉄人、森本正治さんの店!?
・・・すいません、和の鉄人といえば道場六三郎さん、そして跡を継いだ中村孝明さん、しか知りませんでした。1998年2月〜から三代目として登場されていたそうですが、ちょうど就職して上京する時期だから、テレビなんて観てなかったしな。
そう、和の鉄人の店で何を食べるべきか・・・メニューをパッと眺める感じだと創作和食と寿司が主軸。
という訳で初訪店ですので無難に?おまかせの料理&日本酒で身をまかせることに致しました。(イケメンのサービスの兄さんの眼に気合が灯るのを感じました)
鮪トロのタルタル。
これに併せる最初の一杯は福光屋MORIMOTOオリジナル純米大吟醸。福光屋といえば金沢の老舗酒蔵、加賀鳶で有名なところ。
真鯛のカルパッチョ。
雪の茅舎の純米吟醸と。・・確か秋田だったよな、と蔵の所在地を確認したりと、なんだか利き酒師の知識点検的に。真鯛はしっかりと熟成させているのか、とても味わい深い。
お造り三種はヅケ鮪と太刀魚。
合わせるのは七本槍の純米。あしらいがとてもお洒落。
ここで銀鱈西京味噌漬け。
お酒は李白の特別純米にごり。いいなぁ、この展開。。
ここでビックリするぐらいスパイシーなカンパチ炙り。
お酒は菊盛・・だったか、だんだんメモも記憶も怪しい。しかし、このスパイシーな揺さぶりは日本ではちょっとない感じ。フィッシーさを消す為かなぁ。
WAGYUビーフのロースト。
これも酒名不明・・どっしり系の純米だった気がするが、、はて。添えてある緑色のソースがえらく美味。
〆の五貫。
お供するのは再び福光屋MORIMOTOオリジナルの純米吟醸。
はぁ・・幸せ。
量も十分ではあったのですが、ここまで来たので少しだけ細巻きを追加してみました。(少しだけイケメンびびる・・)でも、こちとらテキサスで鍛えているので。。(胃のサイズを戻したい)
(鉄火巻き、ネギトロ、そして梅キュウ)
久しぶりに3日間ほど肉体を酷使する仕事だったので、自分へのご褒美DAYとなりました。この店で妻と二人で食事したい・・でもうちのちびっこ怪獣達連れはさすがに無理か。
最後のパンナコッタもバッチリ。
鉄人、もといアイアンシェフの店の味の冴えに脱帽致しました。お値段そこそこではありますが、オススメです。(NYのステーキ屋さんでワインなど飲んでしまうことと比べればリーズナブル)