毎年4月30日は2001年に事故で亡くなった父親の命日です。
あれから・・シリーズとして、2011年にアメブロに引越してからも継続中。
(→あれから10年)
(→あれから11年)
(→あれから12年)
やはり1年に1度ぐらい(もう少し高頻度でも)逝った父を偲んでもいいかと。と思ったら、昨年は米国赴任10日目ぐらいで全く振り返り無し。(幻の13年)
・・・すまん、おやじ。
代わりにという訳ではないですが、2015年は昔の上司の出張をきっかけにして、→あれから、もうすぐ14年の記事が。
凄く偶然なのか、やはりこれも必然なのか・・・
ちょうど手にとって読み始めた黒木亮さんのエネルギーという著作(少し前から黒木さんの既刊作品を読み始めました→小説から学ぶ経済)
- エネルギー(上)/サウンズグッド カンパニー
- 冒頭のヨルダンのマリオットホテル、アンマンからイラク首都バグダットへの陸路、そしてバグダット市内のアルラシッドホテルの描写、、、まさに全て2001年のあの出張を鮮明に思い出させる精密な描写で驚きました。ちゃんと命日ぐらい自分のことを思い出せよと父親がこの本を手に取らせたのかしら。(合理主義ですが、そういうこともなくはないと思ってます)
いまや父と同じように(遅ればせながらも)2児の父親となったアラフォー。父は丁度この年の頃に札幌から東京に転勤を命じられたんだなぁとか考えます。(長男である僕は既に中2でしたので、まさに一家の大黒柱)
- 子供の自分から見ればいつでも頼もしい父親でしたが、おやじはおやじなりに会社や家庭、自分の人生での葛藤があったんだろうなぁと今なら想像出来ます。
長男として残る母親と弟の面倒をこれからもみていくのは勿論、
新たに家族になってくれた妻の両親や祖父母、弟を大事していこう。逝った家族を懐かしみ、残る家族への思いを馳せる。そんな日が長く生きるほど増えていくのかも。