独身王子・・なのか?

いまどきシングル男性の生態とホンネを解きほぐす一冊。マーケット本としても、団塊ジュニアのシングル層は興味深いですね。(自分含め)

自分は、この本の中のモテ系、ナルシー系に若干デキる系を足して割った感じかなぁ。ちょっと共感する部分もあれば、全然かすらない話も沢山あって・・・多様性というのも一つのキーワードかもしれないと思います。

65歳の仏文学者のシングル著者がシングルライフを賞賛・・・なんかそれだけで、どうしても気持ちが暗くなって来ます。

ソリテール(孤独)とソシテール(連帯)を両立させることが大事とかいいつつも、結局は、オプティミスト(楽天家)として多少の希望をかけたい・・なんて〆られると、シングルライフにはそれなりに不安が湧いてきます。。 (もっと、賞賛してよ)

就職活動、いやゆる「就活」と同じように、結婚にも活動が必要とは知りませんでした。。

当面はその種の活動を行う気もわかない気がしますが、環境は厳しい事を認識すべきかなぁ。でも、いつかの為に、いい男磨きは必須です。

ハズレ。

でも、消費するのではなく、投資する男になりたいとは思いました。

■120/200冊(2008年)

年収崩壊

今のところ自分の年収は頭打ちになっただけで崩壊はしていません。でも、5年後どころか2~3年後はどうなるかなんて、確かに分からない。

格差社会を斬る人気経済アナリストの森永卓郎さんの著書。ベストセラー「年収300万円時代~」の文庫版とセットで一気読み。

色々な意見があると思いますが、今の日本、特に都市部では年収300万では僕はしんどいと思います。人によって必要な額の違いはあると思いますが、ある程度の絶対額を確保した上で身の丈にあった暮らしや、その人にとっての豊かな人生を求めることができるのではないか、と。

自分の場合だと食費や本代や、ダンスに使うお金は削りたくない。でも、できるだけ「見栄」に属するような部分は節約したいと思っています。「年収崩壊」で指摘されている効率良くて確実な節約方法が固定費の削減。

わりと必要な手は打てている気がします。

● 住宅ローンの借り換え、繰り上げ返済
● 過度な生命保険、医療保険の解約
● 東京では車を持たない主義

でも、月収の範囲で生活できず、ボーナス月をあてにするサイクルなんでこれを何とかしないと。生活費の3年分、少なくとも1年分は預貯金として確保する事が本書の中では推奨されてます。

今は生活費5か月分ぐらいしか手元にないなぁ。。貯筋生活に続いて、もう少し貯金生活も考えないといけないかも。。

ただし、最低限の日常生活を確保した上で、人生の幸せを得れるかは自分次第。森永先生が巻末で良い事をおっしゃっています。

例え世間のトレンドと違っても自分なりの好きなものや、好きなことをみつけ、その喜びを分かち合える仲間とコミュニケーションを楽しむ。それがいちばん豊かな人生だ、って。

なるほどなぁ。

ブログを読み返すと自分が好きなもの、好きなことって明らかだから、後は仲間を探すだけだ!

■ 116/200冊(2008年)