「No Food No Life !!」カテゴリーアーカイブ

藤春シェフの初コース体験〜銀座らんぷ

僕のご贔屓のBARらんぷが今年銀座の4丁目から7丁目に移転しました。もともとはO先輩に連れて行って頂いたこの店との付き合いも早10年近く。銀座で70年以上の歴史をもつ老舗BAR(1933年創業)。

その老舗が移転の中で新しい形を創っていく姿が面白くて、最近よく通っています。3階建てのカフェを併設した形となり、店長のHさんがシェフを務めていたのですが、とうとう念願のシェフが入ったと先週飲んだ際に伺って、早速試食に行って参りました。

今回らんぷに入られたシェフは3名!

何でも3人で働けるお店を探していたとか・・・。(シェフ軍団ですよ、まさに)さすが3人のシェフの皆さんの息もピッタリ。”おまかせ”でお願いしたところ、2人にそれぞれ別の皿、じっくり堪能させて頂きました。。

画像ですが・・・ご賞味あれ!

らんぷ

アミューズはカリフラワーのムース、底にベリーのジャムが。出だしから期待が膨らみます。口直しにアンチョビが入ったミニミニクロワッサンが技あり。

らんぷ

トマトのファルシ、ダシ寄せ、中身にはホタテのタルタルが詰まっています。ベースはアボカドのペースト。

らんぷ

お隣には、同じ材料ながら趣の違う一品。ホタテ、トマト、アボカドの冷製仕立て、これがまた絶品。

らんぷ

サッと揚げた牡蠣にホタテ出しのリゾット。こ、これはウマすぎですよ。

らんぷ

横をみやると、手ナガエビをサックリ揚げたものが、マッシュルームを煮詰めたカプチーノ仕立て。この泡、マジウマすぎ。

らんぷ

ラム最高。道産子のソウルフードは羊なんですよ。

らんぷ

でも、鴨も美味しいカモ。底のワイルドライスもびっくりプチプチ野生の味。

らんぷ

びっくりバナナを彷彿させるロールケーキにタルトにメープルシロップのアイス。いや~、これから2階に進んで飲み続けますのでカフェはお預け。しかしまあ、贅沢すぎですね。

2人で別々の皿を半分ずつシェアさせてもらうなんて。。

ここは珍しく、食べブログさせて頂くしかお礼の気持ちを表せませんね。特に影響力のないこのブログですけども。

銀座らんぷ

The House of Ginza Lamp 1933
〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-16

03-6303-4140・4169
http://ginza-lamp.net

こちらのランプ、とっても使えるお店ですよ。食べて良し、飲んで良し、雰囲気良し。これからも宜しくお願いします。

(追記)これが振り返れば、藤春シェフの初フルコース体験でした。ここから長いお付き合いのはじまりです。そして一緒にいたのはのちに妻となる女性です。(良かった・・)

100個は多い

先日、餃子大会を開催しました。

餃子

普通の豚肉の餃子以外には、しそ餃子と、海老餃子と、鮭餃子。合計で・・・100個作りました。 ぺろり

前から疑いはあったのですが・・・料理人のめさんが決定的に不器用であることが判明。ゲーマーのくせにアクションゲームが下手だし、ひそかに手先を疑っていたんですよね~。

サクサク餃子を作っている僕の前で、不格好な餃子の山を築くめさん。。洗濯物を畳むのは上手なんですけど。

餃子

■ File No. 004 餃子

(左手前の微妙に統制取れてない奴らはめさん作) でも、餃子を焼くのはうまいんだよなぁ。不思議です。

50%オフの幸せ

午後9時に帰宅して、近所のOKストアでお買い物。9時半閉店なので残っている刺身類は決まって50%オフ スマイル

おひとり様ご飯、それも急いで食べたい時は切れてる刺身が簡単お手軽。生の魚介が普通に売られていて、さらにお安くなっていて・・・

50%オフの幸せ

いやはや、ビバ・ジャパン☆ 大笑い

ドイツのデュッセルで2年暮らしていた時は、トルコ人が経営される魚屋が近所にあって、週2回パリ経由で良い魚介が届く日があって、日本人が集まったものでした。

それでも、生で食べて美味しい魚介がたくさん種類があった訳ではなく、それに比べて・・日本の魚屋とかスーパーって凄い場所だよな~ってシミジミと。

今のうちに堪能しておかないと!(昨日のシュミレーション、ピンクの付箋が海外赴任期間、、急に目の前の刺身が貴重なものに)

深夜の料理教室

夜12時を回ろうかとした時に同居人のめさんがおもむろに声をかけてきました。「ふむ、豚の角煮を覚えるか」

どうやら僕が先日スタートしたダンチュープロジェクト企画を踏まえての声掛け。普段なら1人で勝手に作るところを僕に覚えさせようと思った模様。

既に何度もブログではご紹介しておりますが、調理師免許持ちで「趣味の料理人」めさん。

ワインエキスパート、利き酒師、チーズプロフェッショナルなどの周辺資格も保持。ま、料理オタクのサラリーマンですね。(僕はダンスオタクですが)

豚バラブロックをゴロンゴロン切り分け、フライパンで脂の部分からきっちり焼いていきます。その傍らで煮汁もいそいそと準備。

煮汁は、彼が「シホウダシ」と呼ぶ、醤油:みりん:だし汁=1:1:4の基本配合。 八方出しは検索で出るけど、四方出しは出ないなぁ、、これ一般的な用語でしょうか?

臭み消しに生姜、甘みに黒砂糖を入れました。焼いて油を抜いて表面を固めて、1時間煮て、冷ます間に浮いた油をとって、また1時間煮込む。

今回は和風ですが、中華風ならこう、洋風でも、トマト系、赤ワイン系など色々できるとか。

スマイル 「最初に豚肉の表面を焼き固める意味は何だ?」

しょんぼり 「え、中の肉の味を逃がさないようにするため?」

スマイル 「半分正解。あとは表面に壁を作って中の細胞を破裂させて柔らかくする為」

料理学校の講師さながらに、料理中も一々講釈が続きますが、勉強にはなります。しかし、料理は化学ですね~、やっぱり。(色々なことに意味がある)

講師のめさんからは、僕が今まで好んで採用してきた3つの料理技法?である、炒める、焼く(塩焼き)、そのまま切って出す(刺身系)を封印せよ、と。

そのかわり、苦手な、茹でる、煮込むを中心に、基本の食材で10種類ずつ作れるようになれとのお題。たとえば、豚バラだけで10種類の料理を作れるようにするとか。(角煮系の作り方だけでも既に4種類ぐらいは味付けだけで作り分け可能)

彼は、応用が利かないという理由でレシピ本はあまり好きじゃない様子。料理の縦と横の骨格を理解することが重要らしいです。(なんのこっちゃ、ですが)

角煮

■ File No. 003 豚の角煮(めさん風)

角煮丼

カイワレと生卵を合わせて豚角煮丼とか、ウマー。しかし、減量生活中に豚バラを食べるのはどうかという話も。

ダンチュープロジェクト始動

2008年末に向かって満を持しての料理系プロジェクトを始動します。名付けて・・男子、厨房で遊ぶ・・プロジェクト。

この3年あまりというもの、僕の専属調理師めさんが同居するようになり、料理力が伸びてません。自分ご飯は良く作ってますが、お客様ご飯は彼に任せることしきり。

めさんの料理は良く僕のブログをにぎわせている訳ですが・・その分僕の経験値が増えない。料理のレパートリーを増やして、お客様を一人でもてなせるようテコ入れしてきます。

簡単に自己ルール設定します。

● 料理本を参考に新メニューに挑戦

● 2009年末までに100皿を目標に

● 定期的に実戦(家飲み会)に投入

あ、おいしい

まずはこちらの料理本をベースにしようかなぁ、とスタート。魅力的且つ作ろうと思ったこともない皿が満載。早速、2品作ってみました(別々の夕食で)。基本方針(手順、味の骨格など)はレシピ分量を参考にしますが、まぁアバウトで。

エビのチリソース炒め

■ File No. 001 エビのチリソース炒め (P70)

辛いもの好きなので豆板醤は2倍に増量、しょうがも強めで。オイスターソースの味が強めでソースが甘すぎないのがいいですね。熱いご飯にかけるとエビチリ丼になって、かなりウマーです。

ひき肉のレンジ皿蒸し

■ File No. 002 ひき肉のレンジ皿蒸し (P10)

とっても簡単なレンジ料理。耐熱皿にペタペタとひき肉をのせてチン。あっつあつをカラシ醤油で頂きます。実態と味は巨大なシュウマイの中身ですが、これがなかなかの逸品でビールに合います。干しシイタケではなく、生シイタケにした分だけ水分が出たのかも。ニラや白菜をいれて餃子の中身の具でやってもいいでしょうね。

レシピは本を読めば書いてあるので、ブログには基本的には繰り返さず。画像と一口紹介、自分への次回調理の際へのコメントに留めてみます。

こんな感じで、男子厨房~=ダンチュープロジェクト始動します。目指せいつかは、fellowさんのような美味しいブログ。料理のレパートリーが増えたら、婚活力もあがるかも!

(・・・ますます一人でも十分になるかもしれないけど)