「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

大人スムージー〜フローズンマルガリータ

先日、先輩宅を皆でお邪魔させて頂いた際に美味しいフローズンマルガリータを振舞って頂いたのを思い出し、我が家でもやってみようと空になったバーボン買い出しに加え材料を調達。

ストレートで飲むわけでもないですし、リーズナブルなテキーラでいいのではないかということでコチラのCamarenaを初買い。

一見普通に見えますが、近づくと1.75リットルの大ボトル。750mlの通常ボトルだと直ぐなくなると思ってしまう我が家の感覚が怖い・・

レシピも幾つか見てみましたが、初心者なので普通にマルガリータミックスを購入。こちらにフレッシュなイチゴと氷を加え、バイタミックスにかければ・・・ほら簡単にフローズンストロベリーマルガリータ!

グラスを変えて飲み心地もチェック。

娘達がパパとママだけずるーいと騒ぐので、子供用のスムージーも作成。こう考えるとフローズンマルガリータって完全に大人用のスムージーですね。

あとは氷の粒の大きさ、アルコールバランス、少し甘さ控え目?等々の微調整の研究に入っています。マルガリータミックスのレシピの倍量のテキーラを入れることは固まりました。あとは氷は入れつつも水っぽさをどう抑えるか。

そういえばモツ焼きで有名な埼玉屋のホッピーは、焼酎を凍らせたところにホッピーを注いで濃厚だったなぁと思い出します。(→聖地巡礼

家飲み機会での初披露に向けもう少し研究です。マティーニブームの次はマルガリータ。(→マティーニはじめました

地元のクラフトビール三昧

日本では次々とお店が出来て大流行りになっていそうなクラフトビール。昔の地ビールブームの再来ですね。

クラフトビールの定義も様々ありそうですが、大手のビール会社が量産〜大量販売するナショナルブランドなビールに比べ、小規模な醸造所が生産を手がける特色のあるビールを指す・・というような感じで大体よいでしょうか。

米国では生産量に明確な線引きがあって、現在は年間280万バレルを生産するD.G.イングリング&サンが最大のクラフトビール会社、続くのがサミュエル・アダムズを製造するボストン・ビールだそうな。どっちも主力商品はラガーですね。

テキサス州ヒューストンで暮らす我が家のビール事情は、渡米から2〜3年はテキサス州のシャイナーボックという地元ビールを主軸に、ブルームーンというベルギースタイルの白ビール(小麦麦芽を使った上面発酵のエール)やアメリカの大メーカービール(ミラーとかバドライトとか)の3種類ぐらいを常時冷やしておく・・というスタイルだったのですが、いつからか僕の好みの主軸がIPAへ。(2016年ぐらいからみたいです→IPA初心者

その後、糖質を減らそうとする生活でワインを飲んだり、ハイボール中心になったり、と例によってウロウロしてきたのですが、2018年時点では、冷蔵庫の中はだいたい地元のクラフトビール各種・・となっています。

お気入りはSaint ArnoldとKarbachのバラエティーパック2箱買いです。どちらも地元ヒューストンのクラフトビール醸造所で、Saint Arnoldが1994年、Karbachが2011年、とわりと新参。

Karbach、僕は左端のIPAとその隣のKolsh、どちらも好き。

Saint Arnold、妻は左端のIPAが好きなそうな。(僕もです)

全部で8種類x3本の24本が冷蔵庫に追加。以前は瓶ビールばかり買っていたのですが、場所食って重いので最近はもっぱら缶派。

冷蔵庫の最上段はカラフルな地元のクラフトビールにて占領。

近場のお店で買える米国各地のクラフトビールも色々と飲んでみましたが、これだ〜〜!と言える出会いもなかったので、飲み慣れてきて美味しく感じる地元クラフトビールが売り出す色々な味を楽しみながら自分の好みを探る形に落ちきました。(各社、常時6種類以上売っております)

じゃあ、肝心の自分の好み・・・ですが、よく働いたり、よく運動した後の1杯目のビールは何を飲んでも大概美味・・というありがちなコメントしか出来ない自分が歯がゆくもあり、まぁ、そんなものでいいか、、というとこでもあり。

米国でひれ酒普及

先日の家飲みにて嬉しい驚きだったのが、遊びに来てくれた米人ご夫婦が日本酒好きだったこと。それも旦那さんは熱燗、奥様は常温が好き、とこだわりまでお持ちなこと!

これは利き酒師見習いとしては腕がなるお客様。

まずは冷蔵庫に寝ていた山口の雁木で、キリリと冷えた純米大吟醸の味を楽しんで頂きました。

 

続いて同じ山口でも、お金を出せば米国でも入手が容易な獺祭との飲み比べを。神戸のO家より頂きました有難い手土産をここで使わせて頂きました。(有難うございました!)

精米歩合が50%、39%、23%と異なる3種の純米大吟醸達です。一口ずつとなりましたが、はぁ、僕も幸せ。

まだまだ日本酒の中でも純米吟醸などの温度管理の取り扱いが海外では浸透していない課題なども併せ説明。(ワインなどの取り扱いを考えてもらうと直ぐに理解してもらえます)

ただ、結局、しっかりと温度管理もされた純米吟醸や純米大吟醸を入手できる場所は限られる・・という話ではつまらないので、日常的に米国でも流通している日本酒を楽しむには・・という流れで戻ったのが熱燗。

そして、ひとひねりしたひれ酒を本日はご紹介。

(最高にノリの良いR&M夫妻)

熱々燗に炙ったトラフグのヒレを投入するだけ。

ある意味、このトラフグのヒレも山口産なので、本日のお酒は山口縛りだったと言えるのかも。

ふぐの旨味が燗酒にうつって、あとひく美味しさ。そして安い日本酒(すいません、本日は大関)でも美味しい。。

大関ならば彼らが住むフロリダでも普通に手に入る日本酒で再現可能ということで、我が家に備蓄されていたトラフグのヒレ一瓶をお土産にしたところ、大変喜んで頂きました。

(利き酒のみならず、七輪で焼いたサンマのハラワタと熱燗を併せもらうなどの日本酒マリアージュ入門も)

精米歩合って英語でなんていうのか、polishedでいいのか、purifiedは濁りをとる過程でいいのか・・・など、色々と酒造りの過程や手法の違いの説明となるとボキャブラリーが追いつかないことも実感。これは今一度英語で勉強しないと!

そして今回楽しく飲んだR&Mご夫妻はRonin Taikoという和太鼓パフォーマンスも手がけており(他にも幾つかのビジネスをお持ち)、そこらの日本人より日本通というお二人。お二人の活動を追いかけるのも今後の楽しみとなりそうです。

(Ronin Taiko→公式HP

(確かに凄い筋肉とスタイルでした)

ハードリカー補充@Spec’s

先月のSpec’sデビューからわずか1ヶ月での再訪。月参Spec’s。(→ハードリカーといえばSpec’s

ウォッカに強い拘りをみせていた店員さんにまた会いたかったのですが、あいにくこの日は不在。おばさん店員がメイアイヘルプユーというので、バーボンを買いたいのだが・・・と伝えると棚の場所を教えてくれました。そんなことは見れば分かるわ・・・(知りたいのはあなたのオススメの一本)

我が家で飲み干した定番のジン2種類を補充買い。さらにテキーラとバーボン、ウォッカなども空いたので各1本補充。

(定番のボンベイサファイヤとタンカレー)

この2本だけ写すと分かりづらいですが・・・

少々大きいのが分かるでしょうか。通常750mlのところ、ボンベイとタンカレーは1,750mlの大瓶を購入。大分お得なので・・・

他のウォッカ、テキーラ、バーボンは通常の750mlでまずはおとなしく探り中・・・。(まだホーム銘柄が決まらないので)

ウォッカはロシア産を飲むべしといわれながら、地元テキサス産のTito’sをリピート買いしてしまいました。(安いんですよね)

甘めのカクテルマティーニも作ってみたい・・と妻がMARTINI MIXERを2本とグレナデンシロップ購入。だんだん登場人物が充実してきました。

2018年はどのていどお酒達、ハードリカーやワイン、日本酒を我が家では消費しているか、できる範囲で記録してみようかなーと思います。意外と人が来なくても夫婦二人で堅調に減らしている気がします。ビールは面倒なので割愛。

■ 自宅飲み(2018年)

日本酒・・・3本
焼酎・・・・2本
ワイン・・・8本
ウォッカ・・1本
テキーラ・・1本
ジン・・・・2本
*瓶のサイズは750ml

ハードリカーといえばSpec’s

ヒューストン生活も丸4年になろうという今頃ではありますがハードリカーLoverが集う酒屋、Spec’sで初買い。(日曜日は当然定休日、安息日ゆえ)

普段使いで消費するビールやワインは通常の店で食材と一緒に購入できるのですが、いわゆるハードリカー、ビールやワインよりも度数の強いお酒達(アルコール度数30%オーバーなウィスキーやジン、ウォッカなどの主に蒸留酒)は我が家の周りでは、酒屋で売っています。(リカーライセンスが異なるでしょう)

Spec’sはテキサス州を中心に150店舗以上を展開する大手酒屋チェーン・・・ですが、存在は認識していたものの未入店。普段は近所のVillage Liquorという小さな酒屋でちょこちょこ強いお酒は購入してました。

(当たり前ですがワインも豊富)

先日のディズニークルーズでマティーニのテイスティングに夫婦で参加し(→ディズニークルーズ2017〜マティーニ飲み比べ)、これはジンやウォッカをちょっと改めて飲んでみようか・・という機運が高まったので初訪問。たのもぉぉ。

(さて、ジンの棚でまずは黙考)

ジンについては、まずは基本から・・と思い、普段ジントニックを注文する時に選ぶボンベイサファイアと、定番であろうと思われるタンカレーをカゴに。

続いてウォッカ・・をどうしようかと悩み、少々高いが、、と思いつつフランス産のプレミアムウォッカと言われるグレイグースと地元テキサスのティートスを入れたところでヒゲの店員氏と目が合う。

「・・・ニイちゃん、それはやめときな。グレイグースがフランスで幾らで売られているか知っているかい?」と。ウォッカは何と言ってもロシア産を飲むべき・・という彼のアドバイスを受けて聞いたことのない銘柄の2本をカゴへ。曰く「ウォッカを俺は45年飲んできたからな・・・」と。こういう言葉に弱いんです。

それ以外にもサントリービームが米国で販売しているTOKIや、安いテキーラ、マティーニ用のドライベルモットなど購入。ラムやその他のリキュールも気になりましたが本日のところは我慢。

蒸留酒への見聞を広めることは糖質制限的にも推奨ですし、利き酒師トレーニングの一環としても外せません。また次回、例の店員さんのアドバイス(ウンチク)を聞いて知らない銘柄を仕入れてみるのが今から楽しみです。