「家飲み推進派」カテゴリーアーカイブ

家飲み60宴目〜ミドルな宴

先日の連休最終日の夜は、前日のゴルフで同じ組で回らせて頂いた先輩お二人をお誘いしての小宴。

(野菜不足ですよねーと語るアラフォー)

皆さんこの時期は妻子ご帰省されての単身期間中なので、おのずと自炊生活の話に。Tさんに得意のレンコンバター焼きとドライカレーを持参頂くなど、料理がお好きな新たな一面を発見したり。

自分は、いつものきゅうりの浅漬けに、鶏胸肉のコールスロー、冷製コーンスープ、ねぎ豚角煮、イカ肝煮、チキンカレーを用意。料理とお酒で会話が弾む楽しい晩御飯の宴となりました。

普段、上や下の世代と共に行動せざるえないミドル世代(本日は40代前半)。ミドルはミドルなりの大変さがあるよな・・と感じたり。

自分も公私ともに課題だらけでなかなか視界良好にはなりませんが、それでもひとつひとつの事象をリフレーミングしながら、前向きに乗り越えていくしかないなと思います。(傍目には能天気な性格にも見えるようですが)

本日のアラフォー料理ではスルメイカの丸ごと肝煮が好評。何度も何度も作っているシンプルな料理です。(小泉武夫先生のレシピ)今回初めてランチマーケットで買った解凍スルメイカ2ハイの肝が立派で美味しく仕上がりました。また買ってみよう。(これが噂の中国漁船団が取りまくっているイカか・・?と思いつつ)

日本に帰国したら活きの良いスルメイカで自家製塩辛を作る生活を再開するのが楽しみだったのですが、最近スルメイカが記録的な大不漁だそうで身近な海洋資源の先行きが少々心配です。

<本日の日本酒>

■ 鳳凰美田、無濾過本生純米吟醸

海外を意識したジャケットがオシャレ。淡麗辛口ではなく、これぐらいの芳醇旨口の、甘みとろみがあるタイプも自分は好きみたいです。甘みがあまりあると本来は食中酒としてシーンが限定されると思いますが、それもその日の料理との相性次第。甘辛く煮付けた本日のスルメイカとはとてもいい感じでした。

家飲み59宴目〜厚切り牛タン

先週末はもうすぐ帰任となる若手のT君を中心に3名を家飲みにお誘い。何か趣向が欲しいと思い選んだ食材は、ジェイソンならぬ牛タン。(厚切りだけに)

久しぶりにHマートで牛タンを一本まるごと購入。1.5キロで25ドルというなかなかの大物。(苦手な人は画像ご注意下さい・・)

今回は下茹でせずに生のままで刺し身包丁で皮を剥いてみました。結構うまくいったかも。(皮は厚めに剥いたので廃棄部分多めですが)

タン先、タン中、タンさがりに分割。一番の希少部位で1〜2枚しか取れないというタン元は調理者特権にてすかさず焼いて頂きました。

(参考図)

食べる直前に短時間冷凍庫に入れて少しかためてからスライスすると割と綺麗に切れました。

本日のセッティング(考えるのが面倒なので単身中は毎回一緒)

前週のOさんとのサシ飲み時と同じ流れで突き出しの野菜はきゅうりの浅漬けとキャベツのピクルス浅漬け。うなぎの肝。そしてコーンの冷製スープでスタート。

海老と烏賊を天婦羅で出してみました。実は天婦羅を揚げるのは初めてでしたが、なんとかなるものですね。野菜は茄子、オクラに舞茸。ここらで裏庭に移動。

厚切り牛タンはやっぱり七輪で焼かないと。厚目にきった牛タンは食べ応え抜群。定番の塩で頂いたり、道産子が愛してやまないベルのタレで頂いたり・・と堪能。1キロの牛タンをペロリ。

その後は焼肉のタレにつけこんでおいたハラミ、リブアイなどを焼きまくり。残しておいた海老や烏賊も焼いて頂きました。

(実に6時間ほど飲み食べ続けました。30歳前後って元気)

いいかげん食べ過ぎ、飲み過ぎだったはずですが、念のため作っておいた〆のカレーと米3合を午前1時過ぎに完食頂き、本日はこれにてお開きに。

何度もゴルフや飲みに付き合って頂いたT君を送別するにふさわしい全力で胃腸を刺激する宴となりました。(そういえば昨年のクリスマスは家族で遊びに来てくれました→家飲み50宴目クリスマスディナー

・・・

翌朝、しっかりと遅目に起き出してキッチンの状況を確認。ちゃんと就寝前に全ての食器を食洗機に放り込みテーブルもピカピカに出来ていた自分に感心しつつ(詳細は覚えてはいない)、やたらと瓶で重い複数のゴミ袋に愕然。冷蔵庫も点検し思い返してみると・・・

ビール18本
日本酒(四合瓶)2本
ワイン3本
焼酎(四合瓶)1本
ハードリカー適量

4名の小宴だったことを考えると頑張りました。

家飲み58宴目〜日本酒ルーレット

ヒューストンでの家飲み58宴目は、→前回57宴目の延長戦的に妻子を日本に先に送り出して単身で2週間ほど残られたパパ友Oさんとの送別サシ飲み。

まずはシャイナーで乾杯してテキサスへの別れを惜しむOさん。

せっかく日本から各種日本酒も調達したばかりですので贅沢にいきますか!ということでブラインド日本酒ルーレット企画を。

ブラインドといっても自分達が目隠しして飲むのではなく、中身がわからない外箱のまま選んで3種類ぐらい開けちゃいましょう、という趣向。

(なんとこの時点で日本酒四合瓶が16本=16種類)

なにがでるかな・・と二人で口ずさみながら選んでみました。

記念すべき1本目は三重の作(ざく)、華やかで豊かな純米吟醸でのっけから大当たり。そして名前が雅乃智(みやびのとも)だなんて・・僕に買い占めろとでも言っているのでしょうか。

またこちらのお酒のコンセプトが「やさしさと気品を兼ね備えた、花のように純粋で奥行きのある味わい」という素敵なもの。

2本目もおそらくジャケ買いしたと思われる山形の新藤酒造の雅山流。こちらは純米吟醸生「葉月」。葉月まで待てなかった。。

3本目は鳳凰美田の純米吟醸・・・って、凄い勢いで二人で開けて、、という訳ではなく、贅沢に2合ほど飲んでは次の一本にうつるという形で飲ませて頂きました。

本日のアラフォーの男メシは・・・

ペルシャきゅうりの浅漬けに浜松のうなぎの肝。

蛸の唐揚げ。

肉豆腐。

〆は蛸メシ。

わりとヘルシーに日本酒に併せてまとまりました。きゅうりの浅漬けは簡単なのでこの夏の定番にしようと思います。蛸はあまり買ったことがなかったのですが、悪くないですね。

(家を撤収時に残っていた最後のおすそ分け、頂きました)

次回お会いするのはきっと来年の夏、日本で。再会を約束してお別れいたしました。本当に家族ともどもお世話になったなぁ。

家族で会うのは勿論、一緒に美味しい日本酒を飲みに行くのも今から楽しみです。

家飲みのお手本

僕には理想とする家飲みホストのお手本、ロールモデルが2つあります。

一つは10数年来お世話になってきているO先輩による家飲み。そしてもう一つがこの6年ほどのお付き合いとなるT家での家飲み。

細部ではスタイルが異なる部分もありますが、どうしてこんなにゲストを楽しませるおもてなしが出来るのか・・と毎度ながらご夫婦でのホストぶりに感心してしまいます。

今回の日本帰省の1週間弱の帰国前日は恒例となるT家詣でにて締め。ここ数年はこちらがお邪魔するばかりで申し訳ない限り。(でも毎度家族で楽しみに訪問)

そして今回より訪問先の住所が少し変わり、祝!新築の新居。いやー、ここに建てちゃいますか、一国一城の主人という奴ですなぁ、素晴らしい。これから長らくお世話になります・・となぜか新築の家に向かっても心の中で挨拶。

奥様の料理の腕が極めて高い、というのは重要な共通点な気がします。そしてお酒の揃え方にもその時々の趣向があったり、なぜこれなのか、、というところにストーリーがあったりも似ているかも。

(本日もMちゃんの美味しい手料理を満喫させて頂きました)

昨年は色々と希少な日本酒を集めておもてなして頂いたT家ですが、今年はワイン、それも一風変わったラインナップで楽しませて頂きました。なんとワインを集めるうちにセラーを買ってしまうほどのリキの入れよう。

ブルガリア、イタリア、スペインの順に3本頂いた気がしますが、例によって気持ちよく酔ってしまい詳細思い出せず・・(と思ったらちゃんとVivinoで記録はしているまめな自分)

(長女も大好きなM君と遊べて大満足)

こたびも楽しい時間と素敵なおもてなしをありがとう! 残る数年の中で、果たしてヒューストンまで来てもらえるだろうか、、と今からワクワクです。

家飲み57宴目〜送別会

家飲み57宴目はなんと悲しいことに、一番の仲良しであったO家の送別会。

お互い辞令ひとつでどこにでも飛ばされる覚悟とはいえ、いま暫くはヒューストンで残る任期を共に暮らせると思っていただけに悲しい限り。

毎週一緒に遊んでいた妻のショックは凄まじいことに。(本件について軽々しくコメントすることを禁じられました)

(娘達はまだまだピンと来ないんだろうな、別れ)

思い返せば、2年半前に同じ年頃の娘を2人連れたYちゃんを近所の公立図書館で見かけて妻がナンパした(連絡先を聞いた)のがお付き合いのはじまり。

お互いの娘達の誕生日やひな祭りなどの、季節折々の合同イベントは勿論、ヒューストンから飛び出しバハマへのディズニークルーズを一緒に行ったり(今年の年末も一緒にいくはずでした)、ウッドランズのリゾートホテルに出かけるなど楽しい思い出も沢山。ファミリーランにも一緒に二回出たなぁ。。

(Yちゃんお手製のフォトブックに涙する妻)

(妻からはミシンを使って仕上げたお手製の壁掛け?)

東京でそれぞれが住みそうな地域は電車で小一時間ぐらいの距離になりそうで、車で5分だったこれまでのようなお付き合いはできないことは明らか。これは他にもこちらで親しくなった皆さん全てにあてはまることですが。。

一学年上になる長女のHちゃんには、うちのMAIをいつも引っ張り上げてもらいました。

(KATYにあるキッザニアの簡易版みたいなとこでの長女達)

妻は、Yちゃんとは2人の娘をもつママ友同士に加え、ミュージカル好きな友人であり、ディズニー会(ご近所のディズニー狂いのママで結成された秘密結社)の会員同士でもあったので、当分は寂しい思いをするのだろうな・・と考えると僕まで悲しくなってきます。

2年半、とってもとってもお世話になりました。一足お先に東京に戻られてもどうかお元気で! またお会いしましょうね。