「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

大草原の小さな家

TVシリーズよりも原作の方が好きです「大草原の小さな家」第1作は「大きな森の小さな家」なんで、最初は大草原には住んでいなかったんですよね。

福音館書店の品の良い日本語訳が好きだったので、後半5作品の岩波少年文庫を読んで「とうさん、かあさん」と「とうちゃん、かあちゃん」の違いに子供心にショックを受けました。

今回の豪州ではあちこちで農家訪問。

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10,000haなんて・・・想像を絶する規模の敷地面積。。最初、聞き間違えたかと思いました。(だって10キロx10キロですよ)

とにかく広大な農地をつかって小麦、そして大麦、菜種などを栽培。休耕地には何千頭もの羊を放牧、羊達を四駆で追いまわしつつ移動させたり(牧羊犬がわり?)

特に記憶に残ったのが西豪州のJohnさん宅。お子様達はみな結婚して家を出て行ったというのですが、なんと5人姉妹。

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まるで映画のワンシーンのような素敵な一枚。。来季の作付けの話、新しい品種の話、そして家族や孫達の話を嬉しそうに語る姿には、たくましい開拓者の魂を感じる訳で、道産子としてはつい共感してしまうのでした。

美味探求@豪州

基本的には欧州の3大がっかり飯・・英独蘭の流れを汲む感じの豪州。でも、鼻さえ利かせれば美味しいモノたっぷり。

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朝も昼もわりとパイだったりしたんですが、クリームソースベースのオイスターパイが美味。他にもカレー味とかも◎、意外と待ち受け広い自分に気付く。

今回のNo.1は「牡蠣の清蒸」、これって美味しんぼにも出てたなぁ!

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No.2は「マッドクラブのペッパークラブ」

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狂ってる蟹じゃなくて、泥蟹ですよ、多分。

そして、No.3は「フィッシュバーガー」

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・・やばい、うまい。

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もちろん、オージービーフのTボーンステーキもお約束として頂きました。ま、1回でいいな、1回で。

そこに新鮮で美味しい食材さえあれば、きっと美味しい料理が存在する。お店で見つからなければ、自分で作れば良いし。1週間ぐらいであれば日本食は全く恋しくない自分。

24時間、仕事優先で回るのが当たり前な海外にいる空気が新鮮です。日本で生活するのは本当に心地良いのだけど・・そろそろ僕も海外で働かせて欲しいです。(異動して半年なんで、数年は無さそうなんで寂しいです)

4つ星→モーテル→4つ星→4つ星

格差があればあるほど、下がるほど、その次に上がった時は評価が上がるもの。やっぱり人の感覚って、絶対的なものより相対的なものかなぁ。

今回の宿の話。

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(間違い探しのようですが・・って、難しくないか)

窓から入るの?って思う感じのモーテルが2泊挟まりましたが、あとは4つ星のお宿。実際どこも別に居心地は悪くなかったのですが、しいていうならヒルトンアデレードが◎

「いやー、妻がヒルトングループで以前働いていたホテルマンでして!」(聞かれていないけど、自らアピール・・)

結局は我が家が一番ってオチですいません。

国内 de 時差3時間

今回の豪州出張は何箇所も国内を動き回りました。

シドニー→メルボルン→アデレード→セデュナ→ポートリンカン→アデレード→パース。

とにかく広い国を右から左、東から西へ。

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そして、人生2度目のプロペラ機(1度目は英国で)それにしても、同じ国の中ですら時差3時間とは恐れ入りました。(きっと国を運営するうえでも不便だろうに・・)

カンガルーにどこかで会えないかなぁと楽しみにしていたら、路上で轢かれたお姿に沢山出会ってしまいました・・・犬猫レベルか・・・

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この海の先にあるのが・・南極大陸かぁ。
道産子もずいぶん遠くに来たもんだ。

巨大アワビ

いきなりオーストラリアのでっかさを思い知ったのが到着日の晩御飯。

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夜行便で到着し、シドニー経由でメルボルン着が昼、すぐに市内GO。ロストバッゲージで精神力(MP)がほぼゼロになりましたが、ガチ打ち合わせ2件。

皆さんお忙しそうなのに、晩御飯をお付き合い頂けることになり、中華へ。(自分も海外にいた頃は日常業務残しながら出張者にお付き合いするのは大変でした)

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これ・・・・本当にアワビ!!??

僕の顔ぐらいの大きさがあります、、水槽から上がったばかりのアワビのしゃぶしゃぶ。。美味しんぼで昔読んで涎を流した逸品とこんなところで出会えるなんて。。

雄山の至高の5大鍋の一つとして登場。(他は、スッポン、フグチリ、ハモと松茸、蟹) なお、幼少の頃より精読を繰り返した『美味しんぼ』、殆どの内容が脳にこびりついてます。

小学生の頃に廃品回収の手伝いをした時に、偶然拾って帰ってきたのがきっかけ。もう長い付き合いだなぁ・・・(いまだに連載が続いているのが驚異的。。)思想的な部分で全てがしっくりくる訳ではないですが、やはり僕の料理好きの原典。

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(メルボルンにいる会社同期のRと久しぶりの再会)

そうそう、肝心のアワビのお味は、一瞬だけ火を通したのが一番、二番は生のまま(笑) 日本から美味しい醤油とワサビを持ち込んで、もっかい食べたいなぁ。

まったくもって満足な第一夜。 気になるのは明日用のパンツの替えがないこと・・・