「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

11年ぶりのコイとの再会

先日参加したの仕事関係でのイベント会場では思いもよらぬ再会がありました。

2004〜2005年にベトナムで10ヶ月働いていた頃の同僚のコイに似た顔の男が気のせいか歩いている・・・って、コイだよ!!

アラフォーの男子二人が顔を見合わせ、奇声を発しながら駆け寄り抱き合う・・・という滅多に見れないシーンを後輩の前で繰り広げてしまいました。

(巨大な展示会場を使ってのイベント)

(全く連絡取れていなかったので、本当に偶然)

一緒に働いていたのは2005年半ばまで、そのあと2007年にベトナム・ハノイを出張で再訪した際に会っていますが、彼はその時には転職しており連絡も取れなくって・・11年ぶりです、よく遠くから分かったな・・(と自分を褒める)

彼は2007年にハノイで会ったことも忘れていて、そうだっけ・・と遠い目をするので、自分のブログを検索してみると・・あった。(→モッ・ハイ・バー・ゾー!

こうして自分が忘れそうなことまで画像付きで記録されており検索可能なのですから、便利なような怖いような。(完全に外部のメモリー機能)

彼の米国の同僚に一言断りをいれ、小一時間ほど近況交換。

彼は地元のハノイを離れ早5社目、今はホーチミンで頑張っているそうです。今回は初の米国出張、それがヒューストン。それ以外の旧知のメンバーの消息も色々聞けました。

僕が5つほど年上なのでベトナム的には兄貴分でアイン・ヒロ。彼は弟分ということでエム・コイ。(ベトナムではお互いの年齢の上下で敬称が変わるのです)

一緒にベトナムのハノイからラオスのビエンチャンまでとんでもない山道を陸路で走って出張したよなぁ、、とか、社員旅行で部屋の数が足りなくて同じベッドでやむをえず寝たなとか、色々な思い出が一気に蘇って話が尽きませんでした。

コイからも当時一緒に仕事した日本人の同僚達は今どうしているのかと質問があり、彼はチェコ、あっちの彼はミャンマー、モスクワにいる奴もいて、あいつは岐阜だなぁ・・と確かに皆世界のあちこちに散らばっていて様々。僕もまさかのヒューストンですし・・。

ベトナムか日本で次は会おう、と別れた後に届いた返信の一節。

I am so happy to see your success and happy family.  I am so proud of you and You are my “Anh Hiro” with very healthy habit of pedometer and I do  like your word ” different world but same world”.

確かに!万歩計を変わらず携帯していた僕に驚いてました。(最近また使い始めただけなんですが。。)しつこくブログも書いているし・・習慣が変わらないのか、成長しない男なのか。。

世界はたしかにとっても広いけど、ある意味では狭い、そこは気の持ちようですし、自分次第かなぁと思ったりもします。

昔一緒に仕事した仲間をいずれ訪ねて歩くためにも、なんらかの連絡手段の糸は切らないようにしなくては、、とあらためて思いました。(FacebookなんかのSNSは偉大ですが、それ以外の手段も確保必要、、古典的ですが住所とかメールとか・・)

オススメ癒し動画〜今日ヤバイ奴に会った

ここ1ヶ月ぐらい前から頻繁に眺めるようになったYoutube動画が「今日ヤバイ奴に会った」さん。特に「〜の作り方」シリーズに絶賛はまっています。

インド ムンバイ在住の方が、インドのお店や屋台で作られる料理の調理の様子を撮影して字幕コメントを付けただけのシンプルな構成ながら、何とも言えずじわじわとくる中毒性があります。インドの雑踏や人々の笑顔の映像が美しく一流の短編ドキュメンタリーのよう。コメントもセンスいい!

是非お試しを!というところがたまりません。

初めて見た動画が確かこれ。初見で乾麺をつぶしていくこのおじさんがたまりません。

インド的なカレー作りは僕も趣味にしているので、結構参考になります。「なにか、ふぁさーー」とかですけど。驚くほど多様な調味料やスパイスを使っているものだと感心します。

カロリーやばめな料理が多いように見えますが、たまに登場されるご本人の画像では別に太ってもいないんですよね。結構運動もされているのかな。

自分もベトナムに約10ヶ月長期出張していた頃、住まいのサービスアパートの前の屋台のチャーハンを良く食べていた事を思い出しました。前回の調理の残り(おもいで)が鍋に残っていたのも一緒ですし、衛生状態が怪しいのも一緒。

最初は1万2千ドン(当時84円)だったチャーハンの値段が、いつからか1万ドン(当時70円)まで下がっていったのは、ベトナム語の語学力の上昇と併せ現地化(土着化)が進んでいった表れだったんだろうなぁ・・・と。(最初は外国人価格でふっかけられていたのでしょう)

米国からインドのストリート画像を眺めながら、ベトナムをはじめとする東南アジアを懐かしく思い出しています。

ユナイテッドの奴隷〜SFC修行中断→プラチナ解禁

2018年、ANAのスーパーフライヤーズ(SFC)獲得を目指してのSFC修行、ようやく39,000プレミアムポイントに到達したことを久しぶりのANAサイト訪問にて確認・・ほっと一息。

これであとは日本⇄ヒューストンの一往復を年内に計画通り実行出来ればそこで13,000ポイントをゲット、50,000プレミアムポイントに到達できる算段が整いました。

む、それならば、これ以上ユナイテッドに乗りながらANAでプレミアムポイントを上積みする(=修行継続)必要もないか、と。

(プラチナの次のダイアモンド、どうせ到達しないし)

ということで10月からの出張は、ANAのSFC修行を中断し、本来のユナイテッドのプラチナステータスを解禁しグループ1で搭乗したいと思います。考えてみると、こちらの残る権利もあと年内3ヶ月ですし。(2019年には無印に降格予定)

ユナイテッドのPQMは未だ6,600マイル。初級編のシルバー会員への25,000マイル到達ですら残り3ヶ月と考えると困難。

今後は・・・ショッピングでのクレジットカード利用マイレージ獲得と併せ、どれだけユナイテッドのマイル貯金が増やせるか・・という観点にて楽しんでいきたいと思います。(楽しみ方が何通りも!というのはオタク的発想ですね)

ANAとユナイテッド、どちらでマイレージを貯めるのが良いかという話でもありますが、やはりユナイテッドで飛ぶのならユナイテッドに貯めるのがもっとも効率的だと思います。(アライアンスありとはいえ自社利用を優遇した制度設計なので)

マイレージ系の話題の師匠でもあるミリオンマイラーKCAさんにもご承認?頂きました。

ユナイテッドの奴隷〜NYが遠かった日

つねづねユナイテッドの奴隷であることを公言しておりますが、今週のニューヨーク出張の行きのフライトも久しぶりに自らの立ち位置を思い出させてくれました。

(早朝の空港は閑散として、ちょっと幻想的)

朝8時発のフライトは定刻で離陸。前夜の眠りが不足していたのでまずは追加で2時間ほど睡眠時間を確保。残る1時間半はいつものように日経新聞の山を消化することにあてていたのですが・・

あれ?そろそろ到着しても良さそうな時間なのに何かがおかしい。そういえば機長が何かアナウンスしてた気が・・・

次のアナウンスをよく聞いてみると、なんと目的地のNYラガーディア空港が悪天候(雷雨)のため、滑走路が一時閉鎖中。結局、我らの機体はぐるぐる旋回したのち、ずいぶん戻ってヴァージニア州のリッチモンド空港に一旦退避。そこから4時間以上えんえんと機中に軟禁されることに。

飛ぶ飛ぶ詐欺よろしく、スタンバイ中の他機と共に滑走路に並び、さぁ飛ぶぞ・・・!と思ったら、(機長曰く)コンピューターがオーバーヒートし一旦リセットするために列に並び直します・・というトンデモ説明があったり、タイヤの温度が下がるまで待たなくてはいけなかったり、今度はAir Traffic Controlの許可が下りずなぜだか飛び出せない、そうこうするうちに一旦給油・・と、ストレスのたまる状況が継続。

お昼抜きでいい加減お腹も空いてきたのですが、このクッキーだけで皆で頑張りました。(きっとファーストクラスでは食事の配給があったのでは・・・)

結局もともと12時半LGA到着の予定が17時半過ぎに遅延。実に8時間半も座席に拘束されるというロングフライトに。(半分以上は地上の機中)

重要な予定は移動日同日には入れないようにしてますが、さりとて打ち合わせなどは当然いれてますので、午後の予定は軒並みキャンセルの嵐。思わず迷惑を拡散してしまいました。

でもこの日一番大事な晩御飯の約束だけは守れたのでよしとします。地上に駐機している間、普通にメールで仕事も十分に出来ましたし、日経10日分、ビジネス書2冊、小説0.5冊のインプットと思索の時間も取れましたし。

米国の国内出張は心を強くする気がします。(麻痺?)

TSAとの攻防〜それ僕の朝御飯

飛行機に乗ろうとすると必ず通過しなくてはいけないのが空港の保安検査場。米国ではTSA=Transportation Security Administrationが担当してます。以前にTSA Preという優先チェック制度について調べたことがありましたっけ。(→TSA Preの選考基準は?

なんとなくの肌感覚ですが、トランプ政権になってから彼らのチェック体制が一段厳しくなった気がします。以前はバックから出す必要のなかったKindleも、タブレット扱いでノートPCと同じようにバックから出しての検査が必要になりましたし。。

だいたい行きのフライトは朝出発。さっさと保安検査場を通過し一息つきたいものですが、急いでいる時に限って引っかかるのがこの保安検査場。理由はわかっているんですけど・・

今回のNY出張でもやっぱり引っかかったなぁ。

係員が抽出されたバッグを開ける際「尖ったものは入ってない、俺は怪我しないか?」的なことを聞いてきます。そして彼らがX線撮影画像を見ながら慎重に探りだすのがジップロックに詰まった僕の朝食という展開・・

本日は前夜に食べきれなかった妻お手製のオムライスの卵抜き。ん、単にチキンライスでいいのか。朝握ったおにぎりを持っていく時も多いのですが、石炭のような黒い塊を不思議そうに眺めまわしている姿が笑えたり。

どうやら炊いたご飯に水分が含まれているからか、一定の頻度で検査でひっかかるんですよね。不思議な物体として写っているのかも。だいたいは、それ僕の朝御飯・・と説明すると、解放されます。

なるべく保安検査場に入る前に朝食は食べてしまおうと思いつつ・・時間がない時ほどそのまま突入し、結局、通過に時間がかかってしまうというこの矛盾。

日本のコンビニおにぎりが恋しいです。