かれこれ10年ぶりくらいだと思います、11月第3木曜、解禁日当日のボジョレーヌーヴォ。

(帰路のやまやで1本購入、ちゃんと特設の棚が出来てました。よく分かっていないので人気1位を)
利き酒師としてはウンチクの周辺部分ぐらいには含めておかないといけないだろうなぁ、、と。ボージョレ地区で今年収穫されたガメイ種で作られたフレッシュな赤ワイン。(ロゼもあるそうですが、飲んだことないですね)

渋みの少ない飲みやすさ、、といえば確かにそうですが、カベルネ好きの人からすれば、、これ赤ワインか?というほどの軽さ。
これだけですと少々軽んじてしまいそうなんですが、ガメイから作られた美味しい赤ワインやスパークリングもあるそうなんで、またワインが中心の土地での生活になった際には研究もしてみたいと思います。(今ではなく)
まだピノ・ノワールの世界の扉すら十分に開けられていない初心者ですから、ワイン。そろそろ神の雫再読に合わせ購入したワイン2ダースが蒸発したので、今後の方針を定めないと。東京で働けるうちは日本酒で良いのかなぁ、と思ったりも。
実家に帰省した際に漫画本棚に並んでいた神の雫を久しぶりに手に取り、再読したくなったので自宅へ向け全巻発送。
神の雫を集めたのは弟なのだと思いますが、自分も随分前に一度通読した記憶があります。(場所は漫画喫茶だったかも)その時は漫画として一気読みしましたが、神の雫のストーリーの歩みに合わせて少しずつ手の届く値段帯のワインを飲んでいくのも面白いかもしれない、、と思い立ちました。
米国では、ほぼほぼ意図的にカリフォルニアワイン一辺倒、ごくたまにチリやアルゼンチンワインだったので、ここ暫くはフランスやイタリアなどのヨーロッパのワインは殆ど飲んでおりませんでした。
ヨーロッパの(高くない)ワインの復習を少しずつ・・・そんなつもりで、まずは神の雫の第一巻で取り上げられたシャトー・モンペラをネットでオーダー。便利な世界です。

(2017年の赤と白、そして2016年の赤の3本をとりあえず)
モンペラの赤はメルロー主体でカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンで作られたボルドーらしい味。白はソーヴィニヨン・ブランとセミヨンで酸味がある味、でいいのかな。
値段は確かに2千円以内でリーズナブル。といっても米国では10ドルちょいのワインしか家で飲んでいなかったので、ちょっと贅沢な気分にも。

ネットあるある・・で結局2ダース買っちゃいました。送料が切りよくなるので。冷蔵庫の最上段は日本酒は3本として、残り3本のスペースをワインに融通することに。

(念のため・・クイーンの音楽は聞こえてきませんでした)
楽しみにしていたクラシックのある暮らしが始まりました。なおクラシック・・と言っても音楽の話ではありません。

(こちらのサッポロクラシック)
北海道恵庭市へのふるさと納税の返礼品として、これから6ヶ月間、毎月一箱が届きます。昨年から始めたふるさと納税生活でビールを選んだのは今回初めてですが、我が家ではお米に準ずるレベルで日常生活にて消費される品なので家計が助かります。

帰宅するとクラシックが「お帰りなさい」と家族と共に迎えてくれるのは道産子冥利につきます。東京砂漠でホッとする瞬間。

なお、冷蔵庫最上段には日本酒四合瓶を5本まで並べるマイルールも継続中です。(→四合瓶で5本まで)

直近の仕入れ3本は保守的なチョイス。一番右のちえびじん(大分 中野酒造)は酒屋で買って家で飲むのは初めてな気がします。残る写楽と紀土は何回目かのリピ買い。5本のうち2本はリピート、3本は新規(同じ酒蔵でも造りの違うもの)な感じで。
そんなこんなで毎週外で飲むのは1回限り、、という目標で頑張っています。
冷蔵庫には日本酒四合瓶を5本まで。
ここのところ家飲み量を少々控えており在庫があまり回転していなかったので、久しぶりの更新です。

(現在の五人衆、左奥の紀土、前回から残ってる・・)
冷蔵庫内で場所枠を決めるのは(総量規制)効果あるなと実感してます。これ以上買いすぎることはないし、選択肢が毎回あるのは楽しいし。。(実は妻には場所とりすぎで迷惑かもですが)
・七ロ万 純米吟醸酒(福島 花泉酒造)
・鳥海山 純米吟醸生酒(秋田 天寿酒造)
・田酒 特別純米酒(青森 西田酒造)
右奥の包装されているのは九平次の少し高めな純米大吟醸で、買った時はプレゼントだったのですが、雨天延期にてお会いできず渡せずで・・もう自分で飲んじゃうかな、、とか(笑)。
定期的に西小山のかがた屋さんをパトロールして気になる日本酒はジャケ買いして、というスタイルが定着しました。
これって、昔、タワーレコードあたりで 洋楽CDを適当にジャケ買いする行動と似ているなと思ったり。店員さんのオススメのPOPに従うところなども。。本だとその場でパラパラ見て多少の判断も出来るけど、お酒はそこで開けて試飲できないし。。

(かがた屋さん、色々仕掛けてくるので面白い)
以前より美味しいなぁ。。と思っていた三重の人気の日本酒、而今(じこん)。WOWOWの銘酒誕生物語を鑑賞して、ますますファンになりました。

而今の命名に込められた思い。
而今とは仏教用語で「今の一瞬」。過去や未来に囚われることなく、ただ今この一瞬を生きる、という言葉。
マインドフルネスにも通じる精神は、現代社会にも広く受け入れらる力強いメッセージだと思います。過去への後悔、他人への期待、未来への不安、そうしたものに振り回されすぎず、ただただ今の一瞬、本質を見つめようとする姿勢。

飲み過ぎると明日が・・なんて些末なことには思いを迷わせず、ただ今この一瞬に生きていることを噛み締める。そんな日本酒好きの境地を目指して、本日も一杯。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。