「僕ら観劇部」カテゴリーアーカイブ

ザ・パンデモニアム・ロック・ショー

週末、青山なんて縁遠いエリアに出かけて観劇。

ザ・パンデモニアム・ロック・ショー(→公式HP

ロック・オペラってどんな表現世界なんだろう・・と予備知識ゼロで飛び込んでみましたが、昭和テイストなノスタルジーに溢れた物語を力強いロックな楽曲が彩る素敵な舞台でした。

先日のmonochrome manと同じく(→観劇メモ)、キャストの中村百花さんを追いかけての観劇(先生、素敵〜!)、なかなか自分達では選ばなそうな機会を頂けたことに感謝。

あともう暫く、東京と大阪のそれぞれの公演が無事に千秋楽を迎えられますように・・と心の中で応援してます。

RAKUGOインザダーク〜落語鑑賞メモ

2021年の新習慣はほぼ毎月の落語鑑賞。7月以来の立川志の春師匠の高座は@代官山。

RAKUGO・・インザダーク? 暗闇の落語??

事前に会のコンセプト少しも理解しないままに会場に辿り着きましたが、それもこれも志の春師匠の話が聞けるならなんでも・・と盲目的に追いかけているファンならでは。

こちらは・・志の春師匠ならぬシモハル師匠が降臨した会場、あの時は笑ったなぁ。。。(→初めてのシモハルの会

古典からの新作創作に留まらず、英語に下ネタまで幅広く取り組まれる志の春師匠が今回初挑戦されたのが、視覚を封印し聴覚や嗅覚に訴える新落語。

ダイアログインザダークにインスパイアされたのだとか。話は聞いたことはあるけど私も未体験のインザダーク。なんとアイマスクをしての落語鑑賞です。

暗闇の中で2本の落語を聴かせて頂いのですが、最初の「ねずみ」はマスクとアイマスクのダブル圧迫感でイマイチ世界に入り切れなかったのですが・・2本目の「死神」はまさにインザダークが生きる作品。マイクの音響効果をたくみに利用されて耳元で死神が囁くような臨場感に痺れました。

今回、改めてナマの落語は視覚でもかなりの情報量を得ていることも再確認しました。そういう意味ではラジオ(音声)だけで聴かせる落語は難易度は高い。

伝統の上に立ちながらも新たな世界に果敢に挑戦をされる同年代の師匠の姿に本日も刺激を頂きました。引き続き追っかけます。

ピーターパン〜ミュージカル観劇メモ

先日、6歳の次女を連れて2人でピーターパンを観劇。

妻と長女のAチームは一昨年に同作品を観劇済みなので、今回はBチーム単独での出動。事前予習でWOWOW放映のブロードウェイ版録画を皆は観ていたのですが、まぁだいたい知っている通りのあらすじ・・かなと思い自分はほぼゼロで会場へ。

過去作の展示も沢山あり、さすが40周年を迎えた息の長い作品だなぁ・・との月並みな感想が。そして歴代ピーターパンの豪華ラインナップを改めて確認して戦慄。

(初代は榊原郁恵さん・・歴史を感じます)

やはり、5代目の笹本玲奈さん(もはや大御所)、8代目の高畑充希さん(→ウェイトレス観ました)、9代目の唯月ふうかさん(→先日のエポニーヌ!)あたり、駆け出しのミュージカルファンでも気になる豪華な女優陣。

そんな流れで本日の10代目ピーターパンの吉柳咲良さんを初めて間近に観劇させて頂いたのですが、やばい・・かわいい・・と。(40代としては圧倒的に貧困な語彙力が露呈)。タイガー・リリー役の宮澤佐江さんにも目を奪われたのですが、やっぱりここはピーターパン推しかなぁ、、と。

ピーターパンと聞いて頭に浮かぶのが、大学一年の必修の英語テキストだった「ピーターパン症候群」。大人なのに精神的に子供のままでいる心理傾向について書かれた話だったのですが、何だか印象的でした。

頑なにネバーランドに残ることを選んで大人になりたくないピーターパン。世話焼きで母親気取りなウェンディ。今あらためて物語を味わってみて、少しワガママだけど自立心が旺盛なティンカーベルが、素敵な女性のかも、と思いましたとさ。

初めての師匠の師匠〜落語鑑賞メモ

本年から追っかけ開始させて頂いているのが立川志の春師匠。志の春師匠の師匠は、皆さんご存知の、立川志の輔師匠。

僕の中では、志の輔師匠といえばNHKの試してガッテン!の司会の方・・という印象が殆どで、最近だと煙突町のプペルのブルーノの声というお方。志の春師匠を追いかけようと志して以来、本業の落語が気になっていたのですが、今回縁あって初高座鑑賞。

(志の輔らくご in 下北沢)

さすが・・もっとも券が取れない現役落語家の一角と言われるだけあって、下北沢の大きな本多劇場もぎっしり満席。券は毎回一瞬で売れるのだとか。

ビギナーの自分の落語鑑賞経験は本当に限られており、志の春師匠を中心に、立川志の輔一門の兄弟子、弟弟子だけなんですが、そんな一門を率いる師匠の存在感はやっぱり別格でした。

多少は凄いと感じるのかなぁ・・とは事前に思っていたものの、もはや別格というか、端々の表現力といえば良いのか、演技力?でもないし、とにかく総合的な落語力が相当上でした。もう60代も後半ですよね・・と思いつつ、御威光は衰えず。

本日の牡丹灯籠という大作落語について、詳細な感想はここに書く力もないので見送りますが、この凄さは何なんだろう・・と自分の中での消化には暫し時間がかかりそうです。是非、また志の輔師匠の落語を観てみたい、と思います。

そして、あぁ・・こんな感じで社会人3年目だった志の春師匠が落語で人生が変わっていったのか、、とも想像。私も人生の楽しみが増えました。

立川志の春師匠独演会〜落語鑑賞メモ

先月に引き続いての立川志の春師匠を観劇。あ、先月は志の春師匠ではなくシモハルさんの別人格か。(→シモハルの会

おひつじ亭での独演会は2月に続いてで、小さな会場での独演会、この贅沢感が癖になりそうです。

(もう、高座が目の前ですから)

本日は3本、古典から「菊の皿」、創作で「だいじなもの」、そして初披露という「転宅」。毎回のお約束で、笑いあり、涙あり、スマホなしな貴重な時間でした。

本年1月の再会以来(→ようやく人生二度目の落語)、ライブで聴くのは5回目(それ以外にオンラインでも複数回)。やっぱり自分はライブが楽しいかも、月並みですが。

まだまだ古典なんかではオチがピンとこなくて後で調べたり、、など分かっていないことも多数ですが、まくらからの導入で師匠は観客の何を感じながら本日の演目を最終決定してつないでいくのだろうか・・などと、その日の空気を感じ取ろうと感覚を総動員しています。

月一ぐらいで細々と活動を継続したいと思っております落語鑑賞、自分にとっては最新の趣味という位置付け。この度、初めての落語仲間?に知り合うという貴重な機会もありました。

引き続き、志の春師匠のご活躍から目が離せません。