2023年9月の読書ログ。
今年は濫読を志向しないと決めつつ、これまで積み上げた習慣に引き摺られるようにして読書。(→濫読しない読書戦略2023)
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9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1,878
ナイス数:52
住友を破壊した男 (PHP文芸文庫)の感想
住友中興の祖と呼ばれる伊庭貞剛という傑出した経営者の生涯。これ読んでから別子銅山登れば感慨もまたひとしおだったかも。下山の姿も是非多くの方が見習って欲しい。
読了日:09月01日 著者:江上 剛
仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかたの感想
仕事ができる人とは、とか、リーダーとは、とか、平易な言葉ながら本質を突いていると唸らされました。さすが北野さん。自分で自分を上機嫌に出来ているかなと改めて自問しながら本を閉じました。ポイントを自分も周りに伝えることで自分のものにしていきたいと思います。
読了日:09月02日 著者:北野唯我
物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術の感想
良いキャラを設計して、そのキャラらしい行動をするというアプローチは新鮮に感じました。そして、自分自身でも環境によって行動が促されることってあるよなぁ、という気づきも多くありました。自分が設定しているキャラも磨きをかけていかないと。
読了日:09月03日 著者:けんすう(古川健介)
「もう歩けない」からが始まり――自衛隊が教えてくれた「しんどい日常」を生きぬくコツの感想
自衛隊という、国にとって大事な組織が、良い組織であって欲しいな・・と思いながら読了。
読了日:09月04日 著者:ぱやぱやくん
あなたの人生を変える睡眠の法則2.0の感想
あまり目新しい話がないように感じた。睡眠が大事なことは良く認識しているつもりで、如何に限られた時間の中で睡眠の質を上げていけるかには強い興味があります。
読了日:09月05日 著者:菅原 洋平
ホワイトデスの感想
B級パニック映画の中でもサメは大好物です。その勢いで本作も読了。あっちの団体もこっちの人達もやれやれ・・な群衆劇ですが、暴れ回るサメの迫力はなかなかです。瀬戸内海でこんなん出たら、、怖いよね。しかし、このイラストはどうにかならんのか。。
読了日:09月06日 著者:雪富 千晶紀
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9月は、習い事のダンスの試合があったり、引っ越しがあったりと、なんやかんやで読めない月でした。残り3ヶ月、少し読書に割いていく時間も再確保することを考えたいと思います。
結局、読めていない月というのは自分自身の時間を確保出来ていない・・という状況の表れだったりもしますので。
引っ越しで本棚の整理も一定出来ました。どんな本を残して、どんな本を出していくかの入れ替え戦も引き続きやって行きます。
■ 6冊(2023年9月)
■ 101冊(2023年)
■ 3,012冊(30〜48歳)
2023年7月の読書ログ。
濫読しないと決めたものの、ちょっと読む量が少ないとストレスを感じるのは自己調教の証。(→濫読しない読書戦略2023)
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7月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3291
ナイス数:113
同志少女よ、敵を撃ての感想
とても読み応えがあり、重かった。ページをめくる手が少しも早くならなかったのは、現在進行形でロシアのウクライナ侵攻という事態が進んでいるからだと思った。フィクションでいて、限りなくノンフィクション。狙撃兵や、兵種による性格の違いというものをこれまで深く考えてみたことがなかったので興味深い掘り下げが沢山あった。
読了日:07月10日 著者:逢坂 冬馬
冒険の書 AI時代のアンラーニングの感想
教育というものについて自ら問いを立てて掘り下げる過程を冒険になぞらえた良書。子供に語りかけているようで、内容は簡単ではない。能力や才能には実態はない、というくだりにはハッとさせられた。ムダや余白を受け入れ、世界に感謝の気持ちを持てるよう、十分に自分も学びほぐしながら生きていきたい。
読了日:07月11日 著者:孫 泰蔵
人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」の感想
大きな目新しさはないが、色々良いヒントが上手に編集されている。平日の帰宅後に2度目の1日を始めるほどの日々は遅れていないが、それこそ気の持ちよう、習慣の積み上げの違いで人生は変えられるような気持ちになれる。
読了日:07月12日 著者:リュ・ハンビン
涙を食べて生きた日々 摂食障害――体重28.4kgからの生還の感想
摂食障害の方が著したノンフィクション。自分にとっての「食べる」ということと、何て違う世界があるのか、苦しさを感じている人もいるのか、と考えさせられた。
読了日:07月13日 著者:道木 美晴
コンビニ人間 (文春文庫)の感想
普通って何だろうと考えさせられる。コンビニ人間のように生きることを選んでいる人は自分が思っているよりもずっと多いかも知れず、自分も場面場面では異物とならないようにそうした選択を取っているのかもしれないと考える機会となった。
読了日:07月15日 著者:村田 沙耶香
シンプルで合理的な人生設計の感想
相変わらず炸裂する橘節の嵐。あちこち頷ける主張が続きはするが、果たして自分はそんなに合理的に生きたいのかとの疑問も覚える。満足を最大化するのではなく、後悔を最小にする生き方はアリだと思う。
読了日:07月16日 著者:橘玲
超ミニマル主義の感想
モノを減らすだけじゃなく、重量そのものを減らすという視点は面白いと感じました。早速、通勤カバンの不要物を厳選したり、財布を軽くするアクションを取ってみました。NYに移住して華々しくノマド宣言されたその後の様子も伺えて嬉しく読了。
読了日:07月18日 著者:四角 大輔
投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法の感想
書名だけで手に取らせようという感じのスカスカの一冊。この本を平積みする理由を本屋に問いたい。。脳科学者&MBAというご経歴ですが、この著書で何が言いたかったのかは不明。
読了日:07月18日 著者:上岡 正明
1日1分 蓄財王・本多静六の金言 ―価値ある人生をつくる生き方の感想
尊敬する本多静六先生の金言の数々を井上裕之さんがどう受け取ったのかと感じるスタイル。本多先生の著作で手に入るものは全て読んでしまったので、こうして間接的に楽しむのも面白いなと。四分の一天引き貯金に15年前に出会えたのは自分にとってラッキーなことでした。
読了日:07月20日 著者:井上裕之
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピーの感想
分かっているつもりで分かっていないからこそ、繰り返し自分にも突きつけなくてはいけない、自分はいつか、あるいは今にも死ぬかもしれないという事実。
読了日:07月21日 著者:ひすいこたろう
20歳の自分に教えたいお金のきほん (SB新書)の感想
知っていること、分かっていることばかりだけど、こうして簡潔に誰かに説明できるか、尚且つ興味を引き出せるか、というところに大きな差があるんだなと感じる。流石の池上先生。
読了日:07月22日 著者:池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
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7月の濫読は、やはり同志少女・・がズズンと心に残りました。ウクライナに侵攻しているロシアが現在進行形ですし。戦争は色々といかん。
■ 11冊(2023年6月)
■ 78冊(2023年)
■ 2,989冊(30〜48歳)
2023年6月の読書ログ。
ノルマ感は持たず、通勤時中の自然体の読書スタイルだとどのぐらい読めるかを検証中です。(→濫読しない読書戦略2023)
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6月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2031
ナイス数:71
江副浩正の感想
リクルートを創業した稀代の起業家、江副浩正氏の波瀾万丈な生涯を丁寧に追って描いた一冊。時代を創り、時代に飲まれた、のかなとも感じた。これだけの実績を上げた方でも人生の終盤戦で勝利を収めるのは難しいものかとも思う。社交ダンスを得意にされ、また楽しまれていたとは知らなかった。やはり骨太なノンフィクションは良い。
読了日:06月01日 著者:馬場 マコト,土屋 洋
キーエンス解剖 最強企業のメカニズムの感想
当たり前のことを徹底的にやり切る文化、というのは見習いたい。付加価値の創造を再現性を持って取り組み続けているというのが凄い。そりゃ、墓も立つ。
読了日:06月02日 著者:西岡 杏
付加価値のつくりかたの感想
キーエンス研究の続きで読了。付加価値とは何なのかと改めて考察するきっかけにするだけでも、一読の価値ありと感じました。
読了日:06月03日 著者:田尻 望
ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)の感想
サクッと読める入門書。行動経済学、マーケティングの手法としてもはや一般的になっていると思いました。昔の経済学のモデルのように、人間、合理的な行動なんて全然取りませんからね。
読了日:06月04日 著者:
死にがいを求めて生きているの (中公文庫 あ 92-2)の感想
求めているのは、生きがいなのか、死にがいなのか、考えさせられました。さすが、やりますね、朝井リョウ先生。お腹の弱い話が続くエッセイを読んでしまったばかりだったので、小説家としての実力を改めて見せられた気がします。読後感もスッキリはしないけど、何かザワッとさせるのは、心が動くからか。
読了日:06月05日 著者:朝井 リョウ
流浪地球の感想
読書の贅沢を満喫。貪食者、流浪地球が好きといいつつ、どちらの話も味があって良かった。是非、創作を続けて欲しいけど、もうあまり書いてないのでしょうか。三体のような長編もまた読みたい。とにかく世界観のスケールが凄い。
読了日:06月06日 著者:劉 慈欣
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6月は飲んで帰る際に、飲みすぎて活字を車中で読めない日が多すぎて・・・濫読は進まず。月の前半はずっと厚い江副さん本をカバンに入れ歩いて読んでいた気がします。
■ 6冊(2023年6月)
■ 67冊(2023年)
■ 2,978冊(30〜48歳)
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。