「リーマンダンサーズ」カテゴリーアーカイブ

同期の宴

実家がある北海道に帰省いたしました。

・・・寒い、死ねる! 号泣 (これでも例年より寒さはキツクないそうで) 大学を卒業してから早12年、もはや極地対応からは程遠いカラダになった道産子です。

札幌駅から大通り公園を抜け、向かった先はすすきの。帰省初日は、大学部活同期との忘年会。

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4年間を最後まで全うした部活同期は全部で10名、5カップル。そのうち2組はすっかりダンスから離れ(先日飲んだばかり)、残る2組はドップリ本業に。

アマチュアダンサーな自分は丁度その中間ぐらいのダンス界への関与度?そういえば、自分の学生時代の相手も地元で獣医をやりながら踊っているらしいし。

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大学の後輩に自分の時代を伝えるのに、彼らの同期だったと伝えるのが簡単な方法なのですが、大学の先輩・・というより、あの先生達!という反応が返ってきます。

道内で2位や3位の現役のプロは、学生からはきっと遠い存在なんでしょうね。僕にとってはいつまでも単なる同級生達なんですが。(ダンスは更に上手くなってますが)

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プロダンサーというと何か特殊な世界の職業のような感じがしますが・・毎日出勤しなくてはいけなくて、仕事(レッスン)があって、お客さんがいて、ボスがいて、小さな会社で働くサラリーマンときっとあまり変わらないよ、と彼らは言います。

確かにそんな面もあるかも、、リーマンダンサーならぬ、ダンスリーマンだ。

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(北海道と言えばラーメンサラダ)

スマイル 「年末年始は何をして過ごすの?まとまった休みなんて普段ないでしょ?」

スマイル 「部屋の掃除して、、あとは練習かな。 地味に試合(UK)もあるしね。」

スマイル 「やっぱり練習しないと体調悪くなるしね。」

そこには学生時代から週7日ダンスして当たり前の彼らが、変わらずおりました。やっぱりダンスが好きなのね。。(というか、星の人なのか)

 

新パートナー考察

僕の新パートナーかなっぺ(改名)とのダンス生活が順調な滑り出しです。今回の一連のお見合いでは3人の方にお会いしての、2人目。

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ダンスの方向性などや、モチベーション度合いなどで共感するところが多く、何より落ち着いた彼女の人間性と適度な社交性がとにかく心地よい相手なのです。

さらに嬉しい誤算だったのが、ダンスが相当上手なところ。7年間もブランクがあり、アラフォーでややポチャッともしているなぁと最初思った訳ですが・・

踊りだすとバランスも良いし、軸がしっかりしていて、とっても安定感たっぷり。自分が積み上げたい踊りが一緒に作っていけそうな予感がヒシヒシと。

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今回は隠し事なしのガチンコで行こうと、彼女が読みたければと、このブログも教えてますし、僕は僕なりに、彼女に使って頂く時間を有意義なものにしたいと頑張るつもりです。

テーマは、趣味としての競技ダンスを目一杯楽しむこと。

ダンスが上手くなりたい、試合でも結果を出したい、趣味としても満足したい、何より、人生が楽しいものであることを実感したい。そんな感じで、競技に、練習に、サークルに、一緒にいそしみたいと思います。

そして僕らの密かな共通の(裏)目標もあり。

それは・・・減量 大笑い大笑い(できれば現役時代の体重に戻りたい)

こんなに一回一回の次の練習が楽しみだなんて幸せ!ダンスってかくあるべきだよなーと。(この初心をわするべからずで行きたいなぁ)

前回とはかなり違う意味で、自分には勿体ないような素晴らしいパートナー、大事にしていきたいと思います ぽっ

 

自作自演パーティー

サークルのクリスマスパーティーがありました。パーティーといっても、会場はいつもの廃校小学校だし。

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WさんやSゲキさんを中心に皆で準備して、自分達で券を作って、自分達が買って、当日は会場設営して、用意したものも食べて、デモやって、打ち上げる。

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・・・ ビヴァ 自作自演パーティー! 大笑い

パーティーを自分達でやるなんて初めての試みでしたが、面白い体験でした。外部からのお客さんも10数名は来ていた感じですが、ほぼ内輪の宴。

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相変わらず元気一杯空回りのサークル代表Wさんを皆であやしつつ、でも彼女が中心にいるから皆集まっているんだろうなぁと、感謝。

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(アイアンとナミヘイ組)

デモは第1部と第2部に分かれて、総勢10数組。

僕も後半2部で、サークルメンバーのKさんと、新パートナーのカナッペと踊りました。お題は、カップル&お見合い、只今5連敗中のヒロポン、果たして本日のお見合いは!?(笑)

Kさんとタンゴを踊って胸に挿したバラを差し出すが彼女にはポイっと捨てられて・・見かねたカナッペさんがバラと僕を拾ってくれて一緒にワルツを踊るという寸劇仕立て。

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ちょっとばかし、タンゴの終わりのフィニッシュでパソ風味に飛びすぎまして・・リアルにコケました。(新しい燕尾のズボンにあやうく穴が・・・)

踊りはともかく全体的にはウケたようなので良しとします。

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ドレスをまとったサークルの美女(ゆっきー&あいり)達と。いつもの練習着とはぐっと雰囲気が変わるから、やっぱりドレス効果かな!?

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主催のO田先生夫妻を中心にメンバーで最後に記念撮影。

20代~30代、学連卒、C級以上という勝手な条件を並べたサークルですが、自由そのもの。ダンスは1人だけではできぬもの。でも、パートナーとの2人の世界だけでもつまらぬもの。

ここには学連の先輩後輩や競技選手とはまた違うダンス仲間がいます。今年練習に参加したのは5回ぐらいだけど・・・スマイル

あぁ、ユリア様!

日曜朝8時半スタッフ集合~22時迄拘束のパーティーのリボン隊長は大変な激務。お客さんのデモが70数組もあって、時間との戦いで必死のリハ進行でした。

でも、全ての辛さが消える瞬間が待っていたのです、今日は。

そ・れ・は・・・
ユリア様との再会 ぽっ

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ダンサーには言わずと知れた世界2位のリカルド&ユリア組。そして、脳裏に蘇るのは昨年の初めての出会い、あやうく失言しそうだった事件。

スマイル どうも、ヒロポンです。本日は宜しくお願いします!

ボスにも頼まれていないのに外人接待係に名乗りを上げ、お出迎え。

会場を見ながら、サンバは曲先でこっちから出るからとか、チャチャは暗転板付きで・・とか、リハが出来ないので、踊りだしの位置、照明や音量などがピタッときまるかやや不安のようで、かなり細かく確認。陽気なイタリアンに見えるのにリカルド真面目だなぁと感心。

でも、やはり僕の本命はユリア様。

スマイル 「Nice to see you again ! YURIA!」 (超ハイテンションで握手)

スマイル 「Hi, Hello, How are you ?」 (こいつ誰?)

「昨年、旦那のマックスがデモに来た時に一度あなたに会ってるんです。その時は普通に私服だったし、ただ奥さんとだけ紹介されたから・・あやうく世界2位のLadyにダンスするんですか?って聞きそうになったんですよ。」

「あー、オリンピックの前の時ね。確かに普段と踊っている時は、私違うかもしれないわね。」

「ええ、You looks so beautiful and strong while you are dancing..」(英語だとナゼか美しいとか簡単に口から出てくる雄弁な僕)

再び彼らを呼びに行ったのは出番の30分前、パーティー会場ではプロデモが始まり会場大興奮。もうちょっと待ってねと、目の前でドレスを着たり化粧を直すユリアを見ながらウットリ。

彼女の4着の替えドレスをしっかり抱きかかえて移動、もうすっかり心は付き人気分。いよいよスペシャルデモンストレーションの始まりです。
凄すぎる・・・(絶句) 号泣

鍛え抜かれたしなやかな肉体が躍動する美しさ。どうしてあんなバランスであんなスピンが出来て動けるのだろう。

もう・・あっという間の4曲+アンコール。(色々指示も出しながらで忙しかったのですが) フィナーレの前に戻ってきた2人と握手した時は、感激して泣きそうでした。

ヒ スマイル 「あのー、ユリア、お願いがあるんだけど。。Could you do me a big favor…」

ユ スマイル  「写真?勿論良いわよ。撮りましょう!」

リ スマイル  「部屋の外に出て撮るかい?」

ヒ スマイル  「他の人に見られたら私達も!って言われて2人が大変だからここで。」

リ スマイル  「お前、賢いなぁ!」

ヒ 大笑い  「えぇ、まあ。自己チューですから。」

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(頭ちっちゃい!・・同じところに立っているのに、、そしてこの腹筋の凄まじさ)

現役学生達が・・あのぉ、サインが欲しいんですけどと部屋にやってきたので入れてあげました。殆ど昇天しそうなぐらい感激していたのを見て、、初々しいなぁと。

「リカルド、素晴らしい踊りだったよ! 僕らみたいなダンスオタクが君らの踊りを見て大興奮するのは当然だけど、君らを知らないおばちゃん達まであんなに熱狂させるんだから、感動したよ。」

「今日は会場の雰囲気もとっても良くて、気持ちよく踊れたたよ。照明も音のタイミングもバッチリだったし、アリガトウ。」

「ユリア、君の名前、実は日本の大人気漫画のヒロインの名前なんだ。だから日本人は皆君の名前を聞くととても身近な感じがするんだよ。」

「えー、今まで知らなかったわ!」

「な、そうだよな?(学生達に同意を求めるも誰も反応せず、そもそも英語を解さない)」

「あれ、北斗の拳、、知らない世代?」

やっと荷物を詰めるのが終わったかな~と忘れ物が無いか確認したら、ユリアが上着やストッキングなど何点も忘れているし・・(意外とドジ?)

ユ 号泣 「いやー、こんなの私じゃないわ、きっと時差のせいよ時差の!」(笑)

ヒ スマイル 「ご寄付頂いた品々は私どもの手でオークションにかけて・・」

さりげなくストッキング等をポケットにいれて頂いていこうとしたらリカルドに阻止される。どうやらオークションの冗談がすっかり気に入ったようで、、

リ スマイル 「よし、じゃあユリアが飲みかけの水を・・15ドルから!」

ヒ スマイル 「25ドル!」

リ スマイル 「安い!俺が50ドルで落札。」(無常にも水を全て飲み干すリカルド)

クリスマスまで日本に滞在してデモ&レッスン生活という2人をタクシーに乗せてお見送り。最後にユリアとサヨナラの握手(都合3回目)。

素晴らしいダンスは勿論、2人の魅力的な人柄に触れて、ますますファンになりました。あー楽しかった。

リーマンダンサーズ忘年会

いつものダンス仲間で忘年会、今年も色々ありましたなぁ。

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おとついの同期飲みで数年ぶりに再会したI手大学のY君を本日さっそく召喚。F君と僕と同じく、彼も全日本学生競技ダンス連盟の理事仲間。

仙台リーキャンで裸で駆け回って皆で大騒ぎして、翌朝僕の鼓膜が破れていた事件とか、夏合宿中に僕の札幌の部屋を東部の理事の皆の宿に貸したら空き巣に入られた事件とか、思い返すだけでも様々な事件が起きた賑やかな学生時代でした。

勿論、今でも十分賑やかかもしれませんが・・本年の熱い9カ月のダンス生活とか。。

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豆乳鍋にはレタスが良く合います。

そういえば去年の今頃、有楽町のガード下でわれら男で3人飲みし僕は熱燗1升飲んで泥酔。F君と2人で、J君に、なぜさっさとSちゃんと結婚しないのかと攻め立てたのでした。

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左は新婚さんSちゃんと、右は・・こないだお別れしたばかりの・・(気のせいですかね) スペインから生ハムやサラミ、チーズなどを届けてくれたJちゃん、直ぐに帰るみたいですが。

J君&Sちゃんの披露宴で踊る凄まじい余興ダンスについても予習ができて心の準備万端。あの踊りを社交ダンサー達が踊ったら果たしてどうなるのか・・・

生粋のガンダムオタクぶりをカミングアウトしたのち、J君は昇天、皆に好き放題いじられる。

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坊やだからさ・・・。(by シャア・アズナブル)