「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

Seiwa恐るべし

最低でも週一回のパトロールを欠かさないヒューストン二軒目となる日本食材店Seiwa。幸いに業績も好調なようで、すぐ隣に雑貨店的な店舗をオープン。

・・・JAPAN HOUSE?

(こちらはオープン前の店外からの画像)

どうやらジャパンラバーなコアな顧客をヌイグルミやフュギャアなどで抑えつつ、100円ショップ的なジャパンクォリティな雑貨で絡めとろうというコンセプトなお店の様子。早速妻が目ぼしい陶器食器を抑えておりました。

本店舗の方でもフードコートのメニューを充実させるなど万全の構え。ちょっと前にはパン職人の方々も雇われたようでかなりイケイケな雰囲気。

コスパにうるさい私が買い物に行く時でさえ、特売の豆腐に納豆、捨値かと思われる売値の鮭カマ放出、もぅSeiwa抜きでは考えられないのが我がヒューストン生活。

利き酒師的には、獺祭磨きその先へを高く売ることについては意義を申し立てたいと思いますが(酒蔵の希望小売価格は32,400円なわけであって、USD 650+税は輸送費その他を加えてもどうなのか、と)それ以外は極めてOK。

2017年の年間でSeiwaで買い物した食材費は約4千ドル。これが安いのか高いのかは判断が分かれるところですが・・・僕の中では必要にして十二分な消費であり投資ではないかと思う次第です。

ある意味、一消費者にそう思わせる、Seiwa恐るべし。

亜熱帯なはずのヒューストンに寒波

個人的には亜熱帯に違いないと認識していたヒューストンにも寒波襲来。カンパじゃなくて寒波。

驚きのマイナス7度(摂氏、もし華氏だったら死ねる)

な、なんと酷寒のNYよりも寒いし、我がホームタウン札幌よりも冷え込むとはびっくり。シカゴは安定の氷点下。当然のごとく雨は夜更け過ぎに雪へと変わり、道路も一部ツルツルとリンクに。

学校は2日間休みになるし、オフィスもなんだか早く帰れとか半日休みだとか過保護政策。(ちょっとばかり寒いだけで騒ぎ過ぎだと思うんですが・・・)

(エルサのせいではない、ここはアレンデールでもない)

とはいいながら、僕もすっかり南国肌になったので、寒い、寒いを連発。もう道産子だった頃の日々を、アタマは覚えていても、カラダは覚えていないんだうなぁと。

少しばかり故郷の寒さに思いを馳せてみました。

ヒューストン近郊のベイエリア〜Kemah Boardwalk

クリスマス4連休は篭って過ごそうと決めた我が家。

篭るといっても文字通り家の中にいるだけでは娘達が暴動を起こしますので1日ぐらいは少し遠出しようかと、友人家族の外出企画に相乗りさせて頂きました。

やって来たのはヒューストンの南東、我が家から車で1時間ぽっきりのKemah Boardwalk。ウォーターフロントの遊園地やダイニングがあるエリア。お台場みたいなところ・・・でしょうか。

■ Kemah Boardwalk(→公式HP

着いた瞬間にお台場から花やしきにイメージを変更。入り口どまん前の駐車場(8ドル)が午前11時の段階でガラガラ。うーむあまり市民には人気ではないのかしら。。

(田舎のアミューズメントパークを彷彿させます)

遊具乗り放題券が大人25ドル、子供20ドルぐらいなのですが、娘達の身長をチェックすると、特に次女ズが殆ど何も乗れないので、園内を巡る列車のチケットをバラ買いして皆で乗ることに。これはオススメです。

(写真スポットもあちこちに)

小さな水族館が併設されており、エイへの餌やり体験をやってみたところ妻と娘が大興奮。そういえば娘達を連れ市内の水族館に行った時にもありましたエイへの餌やり。(→水族館と魔女

二家族でランチをご一緒(別途記事に)、少し遊具で遊んで現地解散。気がつけばお客さんも大分と午後には増えてました。

(湾ではクルーザーやヨットで楽しむ方々も多数)

移動遊園地よりは豪華ですし、最初は軽んじておりましたがそれなりに楽しめる空間でした。(先月のディズニーワールドと比べては間違い・・双方かけている費用が桁違いですから→ディズニーワールド2017まとめ

ヒューストンで飲茶 2

ヒューストン生活での飲茶ランキングに動きあり。(これまでは→ヒューストンで飲茶

錦江酒家、ベルレアのHマートが入っているモールにあります。近所の友人夫婦の中国出身の奥さんに飲茶なら自分はここが好きよ、と聞いて初トライ。

見た目は同じながら・・・イイ!

これはGolden Dim SumとOcean Palaceを押さえて、錦江酒家ことSarah Placeが我が家の中では飲茶ランキングのトップに躍り出ました。

普段はお店を選ぶ際の評価材料にはしておりませんが、確かにYelpの評価でも、他2件より高い(→YelpのHP

(基本、チャーハン一択なのは次女)

プリプリの海老と野菜系の蒸し餃子2種、シュウマイ、豆豉排骨というスペアリブの蒸しもの、カリカリの衣がついた海老団子揚げ、竹皮で包まれた中華ちまき、〆は熱々のゴマ団子(芝麻球)・・・と、毎回同じような定番品のオーダーの流れですが、それでも楽しいのが飲茶。

我が家は同じく定番の饅頭系と腸粉系はあまり頼まず。(いつも次女のためにチャーハンを別に頼んでいるので)

というわけで現時点のヒューストン飲茶、私的ランキングは以下に。今後は飲茶してHマートで食材買い出しの流れが週末の定番になるかも。

  1. 錦江酒家(Sarah Place)(→Yelp HP
  2. 黄金点心茶寮(Golden Dim Sum)(→公式HP
  3. 珍賓海鮮城(Ocean Palace)(→Yelp HP

色違いのベストで決める妻子達。

ヒューストン美術館チラ見

せっかく母が滞在しているので平日に時間を捻り出し母息子で出かけることに。「どこ行きたい?」

・・・美術館!?

こちらヒューストン在住4年目となりますが、自然科学博物館や動物園、水族館には複数回足を運んでいるものの、全く興味をかきたてられなかったのが美術館。

きっとアートを感じる脳細胞が未だに不活性状態なのか、存在していないのだと思っています。でもこうした機会も大切。

欧州の絵画から見始めたのですが、中世の宗教画的とかにはピクリとも心が動きませんでした。パトラッシュが泣くわ。

近代まで来るとようやく見知った感じの雰囲気・・・

どれどれ(ダリダリ)・・?

結論として、絵を描くことには小さい頃より興味がありましたが鑑賞する能力は未だ皆無であることを改めて確認。

Shall we Dance ?

鑑賞であれば、絵画より彫刻作品の方が気になるかな。

さらに今回の発見として、意味はわからずとも気になるのはむしろ古典より現代美術のようです。音楽は古典のほうがしっくり聞きやすいのですけどね。

二人で入場料を25ドル払い、わずか1時間半ほどで颯爽と駆け抜けさせて頂きました。館内を冷房のよくきいた散歩コースと考えれば周囲に観るものが溢れていて退屈しませんね。

その後はあのエリアに外出した際の定番、小熊二号店でランチを頂きベルレアに下って足裏マッサージを受け帰宅。アート注入の跡はチャイナ x 2。

なにげにこれもアートだと思ったのは、車を停めたハーマンパークに向かう歩道の交差点。

無数の・・シール?

なんと美術館の入場料払い込みを証明するシールでした。ちょうど、皆この辺りで自分の胸にシールがついていることに気付き貼るんでしょうね。自分も胸からはがしてペタリ。

いつか美術館をチラ見じゃなくて鑑賞出来る日が来ることを・・・って、ま、べつにいいか。