「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

ヒューストンでラーメン〜Ramen Bar Ichi オープン

週末、Seiwaで食材補充をした際に店内で会った同僚の皆さまから、隣にオープンしたラーメン屋が美味しかった!との速報が。

普段ラーメン愛に溢れている訳ではないのですが、時々豚骨ラーメンだけは無性に食べたくなりNYやLAへの出張時に機会あれば食べています。

→NYで豚骨ラーメン〜一風堂
→LAラーメン戦争〜博多一幸舎

翌日の日曜に家族を連れて早速行ってみました。

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■ Ramen Bar Ichi (→公式HPメニューあり)(→Yelp HP

まだソフトオープンでランチ営業のみのところにお客さんが押し寄せているのでサービスがどうしてももたつくのは今後どんどん改善していくと期待して、驚いたのは料理のクオリティ。

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とんこつラーメンも・・

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つけめんも・・

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ブラックフライドライスまでも・・

どの一品も期待以上の味でした。美味しい! そしてラーメンもつけ麺の汁もどちらもしっかり熱い!(僕の中ではここ重要)

すりおろしたゴマやチリオイル、ライムなんかをアクセントとして勧められたり、よくラーメン好きな方が研究されたうえで開店された印象。(多分様々な成功方程式があるのでしょうが)

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鳥唐揚げやサラダなんかも良い仕上がりですし、きゅうりが浅漬けになっているところや、この手作りっぽいドレッシングも印象◎。

店内のディスプレイの感じですと、夜も通常営業するようになればお酒、それも日本酒も出してくれるのでは?と思われ、軽く居酒屋的にも利用することが可能になりそうです。いやん素敵。待ち遠しいです。

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(子供達も喜んで食べてました、妻は忙しくて落ち着いて食べれなかったようで申し訳なし。。。)

これはSeiwaとの相乗効果も期待できますね。ラーメン x 買い物。

妻曰く、知り合いに会いすぎて気が抜けない場所になりそうだ・・ということですが。新たなヒューストンの人気スポットに成長しそうです。

いっそのこと、このモールにどんどん日系の食べ物屋さんが集まれば良いのに。。(次は回転寿司とかこないかな・・・)

四川料理研究隊がベルエアを行く

家族で中華街でランチ・・を都合よく読み替えると「四川料理研究隊がベルエアを行く」に。(前回→ヒューストンで中華〜老四川研究プロジェクト発足

Wikiによると、四川料理とは、狭義には中国四川省の郷土料理、広義には元々は四川省の一部であった重慶を含む、周辺の雲南省や貴州省などを含めた同系統の郷土料理をさす、ということ。

また、中国での一般的な呼称は川菜(チュアンツァイ)ということ。これで川菜小熊の店名の「川菜」の謎が解けました。(僕らに大人気な小熊という四川料理店の漢字名称、英語だとMala Sichuan)

日本では、先に福建や広東料理という南部の郷土料理が広がり、ついで北部の満州料理(東北料理)が伝わり、西南部の四川は戦後から、ということ。麻婆豆腐や担々麺、回鍋肉に青椒肉絲などがここまで家庭に浸透したのは陳建民さんの功績が大きいそうです。(NHKのきょうの料理を通じて日本に浸透・・中華料理界の偉大な伝道師ですね)

そんなことも思い描きながら、外国人向けに調整されていないオリジナル臭漂う四川料理を本日も研究です。

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(水煮魚、魚はティラピアです、辛くして痺れる〜)

水煮牛肉、水煮羊肉は試しましたが、魚版は初めて。川魚臭さを香辛料がうまく消してくれて美味しい。残った料理を汁ごと家にTO GOして豆腐をいれたところ肉なし麻婆豆腐に素早く生まれ変わりました。

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(西紅柿炒蛋、、がおそらく正式名称)

これは四川というわけではなく中国全土に普及する家庭料理。本日のはトマトが熟しておらずイマイチでしたが。。これはウチでもう一度作り直してみたいと思います。レシピを眺めていると卵とトマトを別々に炒めてから合わせるのがコツのようです。

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本日のチャーハンチョイスは揚州炒飯、日本的にいうところの五目炒飯を選んでみましたが、次女の反応はボチボチ。なぜか一生懸命金華ハムをより分けていたので、あのハムの味が苦手なのかもしれません。

次回あたりは、職場の同僚との会食ではトライできない内臓系のリサーチをしたいなぁ。夫婦肺片(内臓の煮込み料理)あたりからいってみようか。

画像残せていませんが、会食でよく使う小熊では、ジャガイモ炒めの味付けはライスビネガーが個人的にはお勧めです。キャベツ炒めはスイート&サワー、空芯菜炒めは無難にガーリックというのがオススメの野菜系3種。

前回気に入った老四川ですが、少々味付けが塩辛いので他の店を深堀りすべきか悩み中です。(小熊は最高レベルだと思いますが、日本人客いすぎで避けたい気も)

州立公園探検〜Brazos Bend State Park, TX

週末にふと家族で思い立ち一番近所の州立公園まで探検に。探検といっても家から車で1時間弱なのでドライブがてら。

■ Brazos Bend State Park (→公式HP

前日に確認するようじゃダメなんでしょうが、一応キャンプサイトに空きがでてないかみてましたが、満室(満サイト?)。ということでまずは半日の日帰り偵察行。

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(1時間ぐらい走るだけで思いっきり田舎)

とにかく大きそうな州立公園の入り口で入場料を払います。大人2人で14ドルなり。テキサス州のどの州立公園でも入れる年間家族パス70ドル購入を勧められますが、5回来てから考えよう。。

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(アリゲーターに注意の看板がそこらかしこに)

園内には野生のアリゲーターが300匹以上生息しているそうで、アリゲーターに会えないかなぁというのも楽しみの一つ。(会ったら逃げますが)

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(園内は湖と湿地帯で構成される感じ)

あちこちにトレイルコースがあるので、ハイキングやトレイルラン、マウンテンバイクなんかで走るのは楽しそう。湖では釣りも出来るようですが、釣り人は見当たらず。

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(アリゲーターや爬虫類の展示コーナーが)

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(みんなでタッチ)

広大な州立公園ですのでポイントを回るのは勿論車で。トレイルするのは自由ですが、車を駐車したところまで戻って来なくてはいけません。

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ヒューストン自然科学博物館の出店のような感じで天文台が。普段は有料ですが、本日はたまたま天文学の日だとかで無料で見学出来ました。まだ昼なので金星の様子を観測。夜になるときっと満天の星空を楽しめそうです。

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(イベントデーだったのでフェイスペインティング)

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ボランディアの方達の筆さばきはやっぱりプロの腕にはかないませんね。娘達が喜んでくれたので感謝、感謝ながら。

天文台の周りにはいわゆる天文愛好家の皆さんが集まって賑やかながらも独特の空気が流れておりました。やはり一つの分野を深堀りされている方々特有な雰囲気は世界共通ですね。(ヲ◯クと一括りにするにはあまりに伝統的な分野ですが)

最後にキャンピングサイトを車で視察して帰路に。何家族かで遊びに来るのは良さそうな州立公園でした。夜は天体観測も出来ますし。

車中でアリゲーターには会えなかったねぇと妻子が言っているので「え、みんな保護されたアリゲーターの子供を触っていたでしょ」と指摘すると、てっきり皆トカゲか何かだと思っていたそうです。(他にもヘビを触ったりしたので)

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(証拠写真)

とにかく年内に家族でキャンプするという第一歩を踏み出したいと思いますので、ここも候補地の一つです。

なんちゃって日本食

ヒューストン・ジョージ・ブッシュ国際空港(IAH)に少し前にオープンしたUmaizushi。

■ Umaizushi(→Yelpページ

そのネーミングからも推して知るべしという感じですが、頻繁に利用するホーム空港でもし美味しい日本食を食べれたら、それは嬉しいなぁ・・との淡い期待を抱いてトライ。

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味噌汁・・・まぁ、及第点。ダシの味はするので単なる色つきお湯ではない、しかし、これが5ドルとは??

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ちらし・・・刺身一つ一つはまぁそこまで質は悪くないけど、、当然凄く美味しい訳でもない。酢飯は・・これはダメ。そして丼の半分ぐらいを大根と人参とガリが覆ってるのもなぁ。。

立地もありますが、上記2品でチップ含めて35ドルって。チーン。

カリフォルニアロールとかの巻物を食べる分にはまだましかもしれず、オーソッドクスなちらしを選択するのが既に間違いという噂もありますが、やっぱりこんなものかと嘆息。また、再訪することのない、なんちゃって日本食屋がヒューストン地区に1店舗増えました。もうちょっと頑張って欲しいよ、本当に。。

頑張って欲しいといえば、NYミッドタウンでご贔屓にしている蕎麦鳥人のランチのウニいくら丼のウニ量が減少の一途。頼むからもう少し載せて欲しい。(相変わらず美味しいけど)

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(ウニいくら丼と温かい蕎麦、これでチップ込み25ドル)

予算100ドルでSeiwaで刺身数種類とイクラを買って、大人4人分の海鮮丼を作るというのはどうでしょう。(1人当たり原価25ドル程度で)なんちゃって日本食屋に飽いた自分がなんちゃって丼屋気分で・・・。

それって、ちょっといい企画かも。賛同者を募りたいところです。(人数が多いほどネタが豊富になり、平均原価も低減すると思います)

ヒューストンで中華〜老四川研究プロジェクト発足

先週末、家族で午後のヒューストン動物園を楽しんだ後に、久しぶりのベルレア中華。

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■ 老四川(→Yelp HP

毎度のMala Sichuan Bistro 小熊川菜では芸もなかろうと思い、以前にランチを食べたことがある老四川へ。こちらはビールを置いていないので夜の食事の選択肢には上がらないのですが、味には定評があるところ。

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あらためて味わってみると、味付けは少々濃い目なものの、辛さ以上に深みがあり、これは再訪して数あるメニューを様々に検分してみたいとの欲望がムクムクと。(同じ四川でも、小熊とは少々メニュー構成が違う気がします。漢字ゆえ全部はわかりませんが)

老四川研究プロジェクトのスタートです。

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この入り口の料理写真をみながら潰していくとか、メニューをコピーして線を引いて潰していくとか。

家族でいくと、娘達は辛くないチャーハンか麺類の一択なので、夫婦で毎回二品ずつぐらいのペースで新規開拓でしょうか。不思議な感じの鍋も気になります。

麻婆豆腐とか回鍋肉とか担々麺という定番メニューに安住しない。人生には常に新しい一歩を踏み出す勇気も必要!ということで妻の承認がおりたら、しばらく通いたいと思います老四川。

(2018年1月追記:その後、経営者が変わったようでめっきり味が落ちました・・残念)