昨年末より導入のKindle。

(3G版としたので外出先でも書籍ダウンロード可能)
1 clickで買えちゃうのって、一応カートに入れて考えられるAmazonより危険。ついついポチッとな、としてしまいます。
そんな中、新装版という文字に踊らされ、とても久しぶりに再読。
- 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)/KADOKAWA / 角川書店

- ¥価格不明
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- 新装版 ロードス島戦記 2 炎の魔神 (角川スニーカー文庫)/角川書店

- ¥672
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- 新装版 ロードス島戦記 3 火竜山の魔竜(上) (角川スニーカー文庫)/角川書店

- ¥630
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- 新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下) (角川スニーカー文庫)/KADOKAWA/角川書店

- ¥651
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- 新装版 ロードス島戦記 5 王たちの聖戦 (角川スニーカー文庫)/KADOKAWA/角川書店

- ¥714
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25年前といえばもはや古典ですが、当時は中学生~高校生、面白かったなぁ。剣と魔法のファンタジーの原点的な。
もちろん、ドラゴンランス戦記とか指輪物語とか洋物も同時期に読んでいたのですが、結局しっくりきてたのはライトで和製なこちらかも。
では自分の子供達に・・といえば、やはり守り人と獣の奏者の傑作シリーズかな。いや、その前にナルニアとかはてしない物語から正統派で入るべきか、、
剣と魔法といえば、やはりドラゴン、、ドラゴンの前にまずは恐竜対策。ということで、娘に買い与えたこの一冊。

「おまえ、うまそうだな」
妻からは、いったいなんでこんな絵本買ってきたの?と怪訝な顔をされました。息の長~いファンタジー好き娘を育成する計画が始動。
■ 7冊 (2014年)
2013年の読書量が減った主因。それは近所のTSUTAYAで貸漫画がスタートしたから。(感謝) 色々読ませて頂いておりますが文句なしの既読イチオシはこれ。
- キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

- ¥530
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- キングダム 32 (ヤングジャンプコミックス)/集英社

- ¥540
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もう王騎の死に様に感動し、信の成長に目を細め、32巻まで大興奮。かつてこういうカタチで個の強さと集団の戦いを描いた作品はなかったなぁ。
中国春秋時代を舞台に、下僕あがりの少年と後の秦の始皇帝を描いた作品。歴史物にありがちな予定調和ではなく、暑苦しい人間ドラマがたまりません。
でかい剣や矛もベルセルクを彷彿させてゾクゾクします。
登場人物がしっかり死んでいくのは北方水滸伝的でもあるし。
既に人気作品ですが、未読の方にはオススメ。
次点は、、このへんかな。
- ボールルームへようこそ(5) (月刊マガジンコミックス)/講談社

- ¥450
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- 宇宙兄弟(22) (モーニングKC)/講談社

- ¥600
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- 進撃の巨人(12) (講談社コミックス)/講談社

- ¥450
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読みたい連載漫画が増えてしょうがない。
響いた。
何も飾らない、人間 堀江貴文さんがそこにいた。
- ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社

- ¥1,470
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一体どんな編集の方が彼をくどいたのだろうか。あるいは堀江さん自らが自分を語り、自分を理解して欲しいと思ったのか。
今までいくつか読んできた著作の彼とは大分と異なる彼がいた。
決して恵まれているとはいえない環境の中からコンプレックスを抱え生きてきた。
時代の寵児となり、そして沢山のものを手に入れ、そして失った人生。でも、それでも前向きに再度ゼロから一歩を踏みだそうとする姿。
響く。
家庭や職場で理解されず、深い孤独を感じる時がある。わかってもらえるような努力やコミュニケーションも足りないとも思う。
普段あふれるはずのポジティブな気持ちが足りなくなると何も出来る気がしない。この孤独な世界で生きていくことを恐れる気持ちで一杯になる。
そんな時、小さなイチを自分は積めるか。
自分の人生を動かせるのは自分だけ。

ありがとう、堀江さん。
■ 148冊 (2013年)
実家に帰省した際に、ふと書名にひかれて10数年ぶりに再読。
「おじいさんの台所」3部作。(既に普通に書店では売ってなさそう1作目は1984年の作品。)
- おじいさんの台所―父・83歳からのひとり暮らし特訓/文藝春秋

- ¥1,050
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- おじいさんの台所 二年目/文藝春秋

- ¥998
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- おじいさんの台所の死―ひとり暮らし7年間/文藝春秋

- ¥1,223
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妻に先立たれた著者の父親が、83歳から一人暮らしに挑戦する実話。30年近く前の作品ですが、家族のもめごとや、老人の孤独などは現在も同じ。
初めて読んだ時はあまり自分には共感する方向には響かなかったでしょうが、今は子の立場どころか、おじいさん自身にも自分を重ねる歳になりました。
母も今は元気とはいえ65歳。(既に夫=私の父、に先立たれ田舎で一人暮らし)5年、10年、20年先は?・・どう暮らすことが幸せかと色々考えてしまいます。
自分自身のエンディングは勿論のこと、家族のことももっと良く考えないと・・そんなことに考えを巡らせ過ごした帰省の旅でした。(やはり想像力は普段から十分に働いておらず、対象が間近にいて初めて働くもの)
■ 145冊 (2013年)
いわずとしれた人気作家の未読文庫本を一気に読了。
心が震えました。
- ボックス!(上) (講談社文庫)/講談社

- ¥680
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- ボックス!(下) (講談社文庫)/講談社

- ¥710
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- 風の中のマリア (講談社文庫)/講談社

- ¥580
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- 輝く夜 (講談社文庫)/講談社

- ¥500
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特に高校のアマチュアボクシングを描いた青春小説ボックス!が素晴らしかった。爽やかさでは「一瞬の風になれ」を彷彿させます。(あと、はじめの一歩とか)
そして、風の中のマリアは驚くことに昆虫小説!?マリアはオオスズメバチの戦士なんです、何ですかこの変幻自在ぶりは。
既読の、永遠のゼロ、モンスター、海賊と呼ばれた男、そして影法師。今回の3作、全て異なる世界を描きながらも共通する骨太なメッセージ。
まだ57歳、これからも素敵な娯楽作品を量産して欲しいものです。2013年、また次作を追いかけたい作家さんが1人増えました。
応援しなくちゃ。。(=未読のハードカバーも買い始めようか、、どうしようか、、)
■ 141冊 (2013年)
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。