帰省した時は、刺身で食べた魚介などの食材は自ら買ってきますが、基本、調理担当は母親に一任しております。年に数回しか味わう機会のない母の味でもあり。
ただ前回、前々回ぐらいから、昼食などを自分が作ると意外と喜んでもらえるのかもしれない・・と思うようにもなり、普段、週末の昼に家族に振舞っている炒飯やパスタを実家でも再現。

2日目の昼はシンプルな卵炒飯。

3日目の昼はワタリガニのトマトパスタ。
台所で炒飯を作っていたら、背後から母親が、あんた大きく育ったねぇ・・と声をかけてくる。私、48歳。現在の身長になったのはおそらく高校3年生、18歳の頃だと思いますが・・何を言っているのか(ボケてきたか)と心配になる。
ま、母があらためて近くに立ってみて、感じたことを、感じたままに言ってきたのだとは理解しています。
あんた、料理も手慣れたもんね・・というのも、何を今更・・と思いつつ、確かに料理を当たり前の日常生活スキルとして実装したのも30歳ぐらいからだと思うので(大学生の後半では一人暮らしで自炊していたものの、就職して独身寮)、確かに母としても改めて実感するところなのかもしれない。
あと10年もすると、母に普段の食事作るのは自分の役割になっているのかもしれないよなぁ・・と思いつつ、お互いに終活準備。
とりあえず、それまではたまの親孝行という整理で。(→親孝行していきます2023)
この週末、次女がカブスカウトの合宿のようなものに出かけたので、気兼ねなく久しぶりのスパイスカレー発動。(長女は辛い味も既にカバーする大人ぶり)
やはり2023年のカレー生活が2週間くらいが過ぎまして(→今年もカレーな5ヶ月)、欧風にタイ、インド、煮込み系と様々なカレーに出会う日々がはじまると頭がカレーになってきます。
インド系なスパイスにココナッツミルクを合わせた秋葉原のカリガリにインスパイアされて作ってみました。野菜は玉ねぎをベースに、辛くない唐辛子とナスをたっぷりと。肉は鶏もも肉。
スパイスはクミンシードは使わず(単に忘れたとも・・)、ターメリック、クミン、コリアンダーにチリペッパー。仕上げはガランマサラのいつもの布陣。量は毎度目分量です。
スパイスもよく炒めて香りを出したたあとに、今回はいつものトマトは使わずココナッツミルク。水は使いませんので濃厚。大事なのは、塩(使っているのは普通の伯方の粗塩)。やっぱり塩加減が決まると味が締まると思います。
肝心のお味は・・はい、間違いない(外しようがない味)。市販の味と違って油も少なめでさっぱりですし。この方向で我が家の新たな定番の味を作っていきたいな。
以前、ふくべ鍛治さんから包丁を購入。(→アオリイカにイカ裂き包丁デビュー)その際、包丁研ぎ宅配サービスを手がけていることを知って、いつか試してみようと思っておりました。

思い立ったら、吉日作戦。
包丁ぐらいは自分でいつでも研げるようになりたいと砥石も整備して時折挑戦しているのですが、どうにも実力が上がらない。ここはプロの研ぎ上がりを体感してみたい、と思ってポチスパ。

我が家の刺身包丁、出刃包丁、片刃のステンレス包丁。
さぁ送り出そうと思って、届いた指定の箱に3本の包丁を入れようとすると、刺身包丁の刃渡りが規定サイズより長くて収まらず。
さて困った。。というのも、我が家には、あとはイカ裂き包丁しか残ってないですが、まだ切れ味は悪くないし・・2本しか入れないのも勿体無いし、、と。

あ、子供用の包丁があった。
あえて切れ味を悪く作られた包丁をキレキレに。ふざけている訳ではございませんよ、刺身包丁が入らなくて・・との釈明のお手紙は入れときました。
さて、どんな感じで研ぎ上がるのかが楽しみ。それまで我が家は万能のイカ裂き包丁で全てを料理です。
4年ぶりの母親の上京。普段の暮らしの様子を見てもらいたいと思い、上京2日目はなんでもない土曜日の我が家。

ウェルカムボードには、Welcomeおばあちゃん、の文字が。
母の目に見える子育ての成果の一つが、2人の息子がそれぞれ料理をすることが苦じゃないように育ったこと。
苦じゃないだけで、得意という訳ではないのですが・・当たり前のように料理が出来ることは、家庭での家事分担にも、一人になっての生活力にもつながる、サバイバル加点要素だと思います。

この日は、昼は定番のたらこクリームパスタを作って皆に食べてもらいました。冷製コーンの摺流しは妻の作。
午後は娘達の習い事の送り迎えの後、皆で近所に買い物に出掛けて食材を仕入れて、夕食の準備。

私は美味しそうな黒カレイと生の鯖を買えたので、アクアッパッツアを作らせて頂きました。妻は前日に仕込んでいたラタトゥイユを食卓に出してきたので全体に洋風な構成に。
夫婦二人でどちらも料理が出来ると、どちらかが交代で作ってもいいし、今日みたいな来客がある日は二人がそれぞれでも作ると品数が簡単に増えていって楽チン。
週末のパパご飯もいいけど、たまにはパパママ二人が作るご飯もいいな、と。久しぶりの気付き。
そんなに近くはないのですが近所に業務スーパーがございます。

我が家は大家族でもないので、大容量買いのニーズはないのですが、特徴のある商品ラインナップを自炊で楽しく活用したいと思って、定期的にお邪魔しています。(ある時は→もも肉目指して業務スーパー詣で)
今回のお目当ては、節約生活の方が贅沢と称されていたチキンカツ。900グラムの大容量で520円とは恐るべし。

こちらも自社関連工場での製造商品。PB的な。
実は冷凍食品というのには何となくの先入観があって、あまり活用せずに現在に至っているのですが、冷凍の状態から一気に揚げて食べれるとは何とも簡単。そして、揚げたてが美味しい。
我が家の食材費(お酒も含む)のターゲットは月に10万円です。2022年の実績がだいたい120万円。
それ以前の2020年が140万円、2021年が130万円だったので、毎年10万円ずつの家計改善!・・ではなくて、単にコロナによる外食制限が緩んできたからの結果オーライ。
節約を無理に頑張るつもりはありませんが、暮らしを楽しむコツの中に一定の枠を作ってやることは有効だと思ったりはします。やっぱり遠足のお菓子は、好きなだけ買っていいよ!と言われるより、300円以内で知恵をしぼるのが楽しかった訳ですから。
という訳で・・アラフォーをそろそろあらため、週末のアラフィフの男メシは、基本、家計に優しいメシということで。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。