「アラフィフの男メシ」カテゴリーアーカイブ

弁当男子が爆誕(再誕)

ポンド高に負けないために。

外食の機会を無闇矢鱈に増やさないようにする前提は当たり前。誘われたら断らないポリシーなので、夜のコントロールはやや難しいですが、ランチであればほぼコントロールが出来そうです。

そこで着任2日目から、弁当男子が爆誕(再誕)。

これまでも定期的に弁当習慣には舵を切ってきましたが、目的が明確に「節約」というのは、実は初めて。米国生活の最後の夏の一人暮らしとなった2018年も弁当を作っておりましたが、意外と節約にもなる、というフレーズからして、主目的ではなかったことが伺えます。(→弁当男子継続

記念すべきロンドン一食目の弁当。・・これは弁当なのか?餌?

着任初日の帰り道に近所で買ったブロッコリーを茹で、手荷物で持参した米をサービスアパート備え付けの鍋で炊いた、だけ。この日の朝は、ベーコンエッグを焼いて食べているし、赴任直後から自炊スキルを発動です。

弁当習慣で昼のランチ代を節約。さほど美味しくないパンを買えば5ポンド、まぁまぁのランチ弁当を買えば10ポンド、お店でランチすると15ポンドという相場感なので、月に100〜300ポンドの範囲での節約効果でしょうか。

節約のみならず、減量、時短効果にも期待。

真鯛の姿造りがスーパーで買える国

仕事帰りの東急ストアではついつい買い食い。

真鯛の姿造りがスーパーで普通に売っている国がどれだけあるのだろうか、さすがジャパン。

真鯛は勿論天然ではなくて養殖なのだが、とても美味しそうな、いい顔をしていたので、売れ残りとさせるのが申し訳なく、ついつい購入。(目があったので)値段も破格、半身で1,580円。

そして想定以上に、う、うまい。

鮮魚売り場担当氏の包丁さばきの本気を見せつけられた思いでした。自分も丸のままの鮮魚を買って、こうして刺身に仕上げる包丁スキルはいつか身につけたいと思います。

刺身は冊で買ってきて、食べる前に刺身包丁で切って頂くのを当たり前とはしているものの、もう一歩を踏み出せていません。

30前半ぐらいはアジやサバなどをまずは100匹捌いて鮮魚対応レベルを上げようと取り組んだこともありますが、内臓や粗の処理が少々面倒で、習慣としてはなかなか定着せず。

どんなに遅くとも札幌との二拠点生活を始めるだろう10数年後には再着手しようと、今はペンディングリストに入っております。

いくら工房2023

此度の実家帰省の自分お土産はいくらにしよう!と決めて、食材を購入してきました。生筋子さん、いらっしゃーい。

1.2キロ買って、6千円ちょっと・・という破格の値段。鮮度は最上ではない感じですが、まぁ、良しとします。

本日も熟練の職人を工房に招聘。あ、母のことですが。

刺身と同じく、塩水を使っての下処理を丁寧にやるところがコツだそうです。下準備は完全におまかせです。

大事な味付けのところだけ参加。今回は酒と醤油、塩だけの我が家の伝統レシピにて。味醂を使うと甘いんですよね。あと、酒は普通に飲んで美味しい純米酒で。

調味液の重量が加わって、製品は1.4キロに。これならザッパザッパと炊き立てご飯にいくらをかけられますね。(かけないけど)

10月帰省時にはいくらを仕込む、これを今後はルーティンにしようかと思います。季節の風物詩的な。

中年息子の手料理

帰省した時は、刺身で食べた魚介などの食材は自ら買ってきますが、基本、調理担当は母親に一任しております。年に数回しか味わう機会のない母の味でもあり。

ただ前回、前々回ぐらいから、昼食などを自分が作ると意外と喜んでもらえるのかもしれない・・と思うようにもなり、普段、週末の昼に家族に振舞っている炒飯やパスタを実家でも再現。

2日目の昼はシンプルな卵炒飯。

3日目の昼はワタリガニのトマトパスタ。

台所で炒飯を作っていたら、背後から母親が、あんた大きく育ったねぇ・・と声をかけてくる。私、48歳。現在の身長になったのはおそらく高校3年生、18歳の頃だと思いますが・・何を言っているのか(ボケてきたか)と心配になる。

ま、母があらためて近くに立ってみて、感じたことを、感じたままに言ってきたのだとは理解しています。

あんた、料理も手慣れたもんね・・というのも、何を今更・・と思いつつ、確かに料理を当たり前の日常生活スキルとして実装したのも30歳ぐらいからだと思うので(大学生の後半では一人暮らしで自炊していたものの、就職して独身寮)、確かに母としても改めて実感するところなのかもしれない。

あと10年もすると、母に普段の食事作るのは自分の役割になっているのかもしれないよなぁ・・と思いつつ、お互いに終活準備。

とりあえず、それまではたまの親孝行という整理で。(→親孝行していきます2023

スパイスとココナッツなカレー

この週末、次女がカブスカウトの合宿のようなものに出かけたので、気兼ねなく久しぶりのスパイスカレー発動。(長女は辛い味も既にカバーする大人ぶり)

やはり2023年のカレー生活が2週間くらいが過ぎまして(→今年もカレーな5ヶ月)、欧風にタイ、インド、煮込み系と様々なカレーに出会う日々がはじまると頭がカレーになってきます。

インド系なスパイスにココナッツミルクを合わせた秋葉原のカリガリにインスパイアされて作ってみました。野菜は玉ねぎをベースに、辛くない唐辛子とナスをたっぷりと。肉は鶏もも肉。

スパイスはクミンシードは使わず(単に忘れたとも・・)、ターメリック、クミン、コリアンダーにチリペッパー。仕上げはガランマサラのいつもの布陣。量は毎度目分量です。

スパイスもよく炒めて香りを出したたあとに、今回はいつものトマトは使わずココナッツミルク。水は使いませんので濃厚。大事なのは、塩(使っているのは普通の伯方の粗塩)。やっぱり塩加減が決まると味が締まると思います。

肝心のお味は・・はい、間違いない(外しようがない味)。市販の味と違って油も少なめでさっぱりですし。この方向で我が家の新たな定番の味を作っていきたいな。