「英国に暮らす」カテゴリーアーカイブ

英国に18ヶ月暮らした

振り返ると2024年4月から2025年10月末まで、18ヶ月ちょっと英国に暮らしました。

ご近所の食料品店、床屋、クリーニング屋に顔馴染みができて、日本人コミュニティ中心ではありましたがロンドン市内に友人の輪も広がり、毎日シティの中心部に通勤する生活。

仕事の成果はまだまだでしたが、趣味の社交ダンスでは逆にアジア人が殆どいない中で8ヶ月ほどどっぷりと楽しむことができました。プロアマ戦50代の部で英国内2位、世界三大大会にも出場という思い出も。

ヒースロー空港の灯りが見えると家に帰ってきたなと少しホッとする感じ。地下鉄のこもった熱気が身近な匂いになる感じ。そんな小さなことの積み重ねが、暮らしの実感だったりします。

スコットランドのハイランドやコッツウォルズ、リバプールなどには足を運べましたが、まだまだ訪れることができなかった地域や都市が山ほどあります。全てを体験することは無理ですが、確かに家族で英国で暮らした、とは言えるかなと思います。

こうして、東京での暮らし、米国での暮らし、また東京での暮らし、英国での暮らしがちょっと挟まって、これからは中国での暮らし。家族の歴史の一ページが、伝統ある英国で紡げたこと、誠に、ラッキーでした!

ポンド高で家計的には節制の日々ゆえ、妻子には少々負担もかけましたが、それでもプライスレス!だったと思います。

ラスト・クリスマス・ロンドン

ワムの定番ソングにのせて、ロンドンでのラスト・クリスマス。

ポルトガルのリスボンからロンドンに戻り、クリスマスイブの夜はロンドン市内で過ごして、空港内ホテルに泊まり、翌朝のフライトで中国へ飛び立つという忙しい2025年。ロンドンともこれで暫しのお別れ。(今生の別れにはしないつもりです)

過去、デュッセルドルフ、ハノイ、ヒューストンと、自分が1年以上暮らした街を離れる時には、どこか現実感がなく、またいつでもすぐにここに戻れるような気持ちで離れるのですが、実際は再訪するまでに結構時間が開いたりするので、ロンドンもそうなのかな…と思うと寂しい気持ちになります。

クリスマスイブは、ロンドン生活で仲良くさせて頂いた友人宅で一緒に別れの宴を楽しみ、また東京での再会を約束。

私の希望でNetflixで配信開始されたばかりの「10DANCE」を皆で視聴したのですが、果たしてそれで良かったのか。(ダンサー的には大変興味深い意欲的な作品として喝采を送りました)

メリークリスマス!

ロンドンに帰省して撤収作業

中国から24時間ほどかけてロンドンの我が家に帰省。

今回は香港経由でキャセイ航空を利用。エコノミーの狭い座席で心を無にして移動。乗り換え含めて20時間ほど座りっぱなしでしたが、なんとかやり切りました。

2ヶ月ぶりの見慣れたヒースロー空港からUberに揺られて、1年半ほど暮らした我が家へゴーホーム。

時差計算というか、東から西に向かう日付計算を完全に間違えていて、日曜の晩に帰るよ!と家族に伝えていたのに、土曜の晩にロンドンに到着している私。海外移動初心者か…。

(ご近所ホームパブ、もう引っ越ししたから上げてもいいね)

こたびの1週間でやること:

☑️ 引っ越し荷物の搬出
☑️ 裏庭草むしり
☑️ クリーニング業者による徹底清掃
☑️ インベントリーチェック、物件退去
☑️ インターネットルーター返却
☑️ ゴミ捨て、ゴミ捨て、ゴミ捨て

誤算だったのは中国時間で働き続けながらとなったこと。できれば休みにしたいな…という希望は特に通らず、結局、なんやかんや働き続けながらの家族引き取り大作戦に。

他にもポンドのキャッシュを銀行口座に再充填したり、電気ガス、水道を解約したり、やること山積み。でも、ついでにオフィスに顔を出したり、ダンスのレッスンを受けたり、ミュージカルを家族で観劇したりも。(すっかりロンドン観光客?)

荷物を出した後は近所でホテル暮らし。そういえば米国を家族で出た時も最後はヒューストンのホテルに泊まったな、と思い出しました。

さぁ、次だ!(あ、これで英国に暮らす編もひとまず終わり)

ロンドンで中国のビザを取る

無事に中国で働き始めて心に浮かぶのは、ロンドンで中国のビザがちゃんと取れて、よかったなぁ・・という安堵の気持ち。

自分の身の回り調べでは、実際に誰もやったことがなかったので。(勿論、探せばいっぱいいる?かもしれませんが・・)

密かなプロジェクトがスタートしたのは確か8月頃のこと。中国側で労働許可を取るのは、これは、日本から赴任しようが、英国から赴任しようが同じ流れなのですが、気になったのは、犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)をどうやって取るか。

国によりますが、ビザの申請に必要となる場合が多い重要書類。住民登録がある都道府県の警察本部に赴けば通常1〜2週間で取得可能なのですが、海外から大使館経由の取得だと、軽く2〜3ヶ月かかるので、帰国した方が断然早い。

この公的書類をゲットするためだけに日本に密かに一時帰国する準備を進めていたのですが、中国側での必要条件が自分の場合は緩和され、なんとか直前で回避。

その代わり宣誓書で代用出来るはずだった中国規定の渡航前健康診断を、家族全員がロンドンで行う必要が出て手間取りました。結果、国慶節の役所のお休み期間ともぶつかって、当初計画よりは大幅にビザ取得が遅れることに。

本籍の戸籍謄本や、大学の卒業証明などは日本在住の弟を有償で雇って対応しましたが、頼りになる親戚がいない場合、こんなところでも手続きは難儀しそう。

日本側で出来る各種書類の中国語翻訳や、外務省のアポスティーユ取得はビザ取得サポートをいつもしてもらうグループ旅行代理店の方に代行頂けたのですが、最後の関門はロンドンでの中国ビザセンターへの申請。

ここばかりは誰にも手伝ってもらえず、自分一人だけの負けられない戦いに。(コンサルを雇うと凄く高額だったこともあり)

結果、時間は少々かかりましたが、ややこしいオンライン申請も突破して、中国ビザセンターにも複数回足を運び、無事に自分自身のZビザと、家族のS1ビザを手に入れることが出来ました。

理屈では、ロンドン在住でも取れるはずの中国ビザですが、やはり本当に上手くいくのか?という一抹の不安はあり、取れた時には・・・ガッツポーズ。

家族ビザ取得の翌日に渡航フライトだったので、じっくりと振り返る暇もなかったのですが、最近ジワジワと思い返してきたので備忘メモ。

そして、中国へ

そして、中国へ。

11月から中国の地方都市で働くことになりまして、絶賛、異動のための準備を開始。如何にロンドンで中国のビザを取るか。まずは中国側で労働許可を出してもらわなくてはいけないので、手続きに必要な書類達を日本で取りよせて中国へ。

娘達は12月半ばの学期終わりまで学校に通ってもらってから、年末に中国に来てもらうことにしました。単身も覚悟しておりましたので、これは妻の判断に感謝しかありません。やっぱり家族が皆で暮らせるならば、そうしたいので。。

それにしても、中国。

20年近く前に何度かまとめて出張したことがある以外は、2023年10月に2泊3日出かけたぐらいの縁遠さ。そんな自分にまさかの中国赴任の機会が巡ってくるとは・・分らないものです。

この機会に中国にも新たにホームタウンを一つ持てることが今から楽しみです。あとは、中国語、やらざるを得ませんね。そして、中華料理、食べるのも、作るのも、一段上の世界を目指したい。どれも人生を豊かにしてくれそうです。

そういえばパリのヴィトンの本店に並んでいるのも中国の人ばかりでした。最新の中国の様子を、地方都市に暮らしながら垣間見るのが楽しみです。

英国駐在生活もこれにて終演

英国ロンドンに赴任して18ヶ月、想定よりも大分と早いのですが、これにて英国での駐在生活の舞台が終演となりました。

・・・聞いてないよ!

(見慣れたシティの街並みともお別れか・・)

一応、まがりなりにも会社員の身ですので、想定外とはいえ異動の辞令には粛々と従いまして、11月から中国の地方都市で働くことになりました。これまた予想の斜め上をいく展開です。

でも・・割と面白がっている自分もいる気がします。私を通じて振り回される家族には誠に申し訳ない限りなのですが。。。

この短い期間でロンドン、英国、欧州を堪能しきった・・とは、とても言えませんが、それでも確かにこの地でしばし暮らした、と言えるぐらいの時は過ごすことが出来ました。

家族で訪れることが出来た英国以外の欧州の国は、ドイツ、フランス、スペイン、そしてアイルランド。あと何年かあれば、この国達が毎年増えていったんだろうなぁ、と。自分は仕事の機会でもう少し沢山回ることが出来ました。

物足りないぐらいなのが、またこの地に来たい・・と思わせる原動力になるのかもしれません。

それにしても次は中国。全く予備知識が足りてないので、何から手をつけたものか。まずは渡航のためにビザを取るところから。

リバプール聖地巡礼

たまには英国内旅行企画の第二弾としてリバプールに行ってきました。(第一弾は→コッツウォルズ散策

リバプールといえばやはりビートルズ発祥の地として有名。あとはサッカー好きであれば、プレミアリーグのリバプールのスタジアムも好きな方には外せない聖地巡礼か。

まずはスタジアム外観を見学してグッズ屋を物色。スタジアムの見学ツアーなどは直前の旅行だったので予約間に合わず。沢山の観光客で溢れていることだけを確認。

ついで、ビートルズストーリーへ。こちらも券購入して予約が必要だったのですが、なんとか直前に滑り込みで手配が間に合いました。やはり旅は計画的に行わなくては行けないことを再確認。

旅の前の1週間はかなりビートルズ楽曲を聴き込んでいたので、改めてビートルズという伝説のグループの歴史や時代背景などを皆で詳しく学ぶことで意外にも充実した時間に。お土産はレノン眼鏡やTシャツというベタなグッズが揃うのも楽しい。

宿は街のどまん中の民泊的なフラットに泊まり、食事は脈絡なくベトナム料理をチョイス。旅先でも英国的な外食が続くのは耐えられないアジアンな我が家の胃袋です。

たまたまLGBTQ的レインボーなイベントとぶつかった為か、街中は結構な喧騒に包まれておりましたが、我が家は自分達のペースで動画鑑賞や読書を楽しんで就寝。

時間が許せば、エディンバラやマンチェスター、ベルファストなど、他にも観光で訪れるべきイギリスの都市はありそうなのですが、我が家が電車や飛行機での長時間の移動も含めて国内旅行を楽しむタイプかというと・・少し疑問を覚えたりはします。

フォートナム・アンド・メイソン本店

英国ロンドンに暮らして早18ヶ月余り。

今頃ですが・・フォートナム・アンド・メイソン本店でお茶してきました。普通は上陸1ヶ月ぐらいで初訪店して、そこからはゲストを連れて繰り返しご案内するような流れなんでしょうが。

近くのロンドン日本大使館に海外在留者用のマイナンバーカードを申請する用事があったので、妻と二人で、たまには・・と。

(時間的にはアフタヌーンではなくモーニングティー)

出張のたびに客先への手土産として、空港でフォートナム・アンド・メイソンのお茶菓子とお茶を買って配っている割には、自分でお茶を入れて飲んだ記憶はさっぱりない。(自分用のミルクティーは、TESCOなどで買う安い茶葉専門なので。。)

1707年創業の英国御用達の老舗高級アパート。日本橋三越本店みたいなものかしら。英国で競合するのはハロッズとか、ハーヴェイ・ニコルズだそうな。

毎回、賑やかなディスプレイが目を惹くのは、前を通るたびに気がついておりました。今回は・・タコ? デビルフィッシュと呼ばれて敬遠されるイメージでしたが・・実は好きだったのか。

ヒースロー空港のフォートナム・アンド・メイソンのカフェ店舗。ここで朝食を食べるビジネスパーソンに・・なりたい?

ロンドン観光、どこに行く?

さぁ、友人が、家族が、ロンドンまで遊びに来てくれました、ホストとしては、どこに連れて行きます?というお題。

今回は母と弟ですが、基本、出不精の家系なので、あちこち出かける、見て回るのが面倒と思いがちなんですが(私自身もそうですし・・)、妻が適度に塩梅してくれて設計してくれました。

食べるという切り口では、我が家での食事以外の外食は・・

パブでフィッシュ&チップス。ビールはIPAやギネス。

別日に、人気店を予約してのサンデーロースト。

ロンドン市内で外食したのはこの2回だけでした。イタリア小旅行3泊4日で外食(イタリアン)食べまくっておりますので。インド、中東系、中華は選択肢ですが、日本が美味しすぎる問題。

エンターテイメントは、ゲストの好み次第ですが、今回選んだグレイテストショーマンのCOME ALIVEは個人的にも大ヒット。

きっと二人とも楽しんでくれたはず。

歴史的な建築物、美術館なども好み次第ですが、今回はノッティングヒル、ケンジントン宮殿、大英博物館に連れて行きました。

個人的にはビッグベンやセントポール寺院も定番としてリストに入れたいのですが、その週末が少々暑すぎたので、あちこちと連れ回すのを避けました。

普段、自分が暮らす街をあまり観光する気のない自分が感じたのは・・観光には体力がいる!ということです。

70代後半の母がロンドン上陸

先月、77歳の母が人生ロンドン初上陸。

過去30年近く海外の赴任地には毎度遊びに来てくれた母ですが、今回もロンドンまで来てくれました、弟にも同行頂き。

(ヒースロー空港にて出迎え、ここからUberで家へ)

約10日ちょいほどの欧州視察旅行。ロンドン拠点に、母息子2人の3人でイタリアへの3泊4日休暇も欲張りに入れました。

到着初日は時差取りのため、我が家の裏庭で少し夕日も浴びて頂き夕食を。その後に爆睡してもらいました。

母が暮らす札幌から東京まで出てきて一泊。翌日早朝、羽田に向かって14時間のフライト。さぞかし長旅で疲れたとは思いますが、割と元気な様子にはホッと致しました。

考えてみると母に会うのも、赴任前からなので1年と少しぶり。このペースでは本当に母とあと何回会えるのか・・とやや戦慄してしまいます。

日本にいる時は意識して3ヶ月に1回は、札幌の実家まで足を運ぼうとしていましたが(→2023年は4回会えた)、海外勤務となると流石にそうもいかず。

親孝行、したい時に親は無し・・とならないように。思ったことは有言実行で。次回はメインイベントのイタリア編。