「独学のススメ」カテゴリーアーカイブ

イスラームは怖くない

宗教を理解したいのならば、イスラーム(イスラム教)を知るべしとの言葉に従い独習開始。日本にいると、どの宗教よりもなじみの薄いイスラーム。

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世界のイスラーム教徒の数は約12億人、世界の5人に1人はイスラームだという事実。キリスト教につぐ世界のメジャー宗教なんですね。

さらに、なんとなくイスラーム=アラブというイメージがありますが、どっこい違います。国別の教徒数も、1位インドネシア、2位パキスタン、以下バングラ、インドと・・アラブ国無し。

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イスラームの世界観、六信五行などの規範、歴史、クルアーン(コーラン)などの概要を把握。小室氏の、なぜイスラームは日本人になじまないかという考察などが興味深い。

同じ唯一神を奉じるキリスト教とイスラームの衝突、近代化への障害。知らないから何となく怖いという無知ほど怖いものはないと思います。

一方でちょっと本を読んだだけで分かった気になるのも大間違いだと思いますので、継続した情報インプット、実体験の積み重ね、そして考察のサイクルを回したい。

イスラームについて、僕の周りの有識者といえばまずはダンス仲間の新婚J君。彼の表の顔は中東経済の研究者、最近ブログでガンオタをカミングアウトしてます。

インドネシアの仕事では、その相手の殆どイスラーム教徒だし。あとはカタール駐在中のしさんから帰国時に情報収集かな。

イスラーム国での人生累計滞在日数は約4カ月。(ヨルダン、イラク、インドネシア)次の機会があるかどうかは・・・インシャラー スマイル

166/200冊

 

宗教ってなんだろう

さて、先日から心機一転スタートした「35歳からの勉強」プロジェクト。とっかかりをどこから持とうかなぁと未読本の山をジャンル分けしながら考えました。

歴史、宗教、これはリーダーシップ論。。もっとも手強そうな一冊から手に取ってみました。

いやぁ、宗教は恐ろしい、そして(この本は)難しい。自分がさっぱりと宗教の違い、深さを10%も理解できていないことを実感。

キリスト教、イスラム教、仏教の中で今興味があるのは、やっぱりイスラム教かなぁ。初めて接点が出来たのは2000年@中近東、それがインドネシアで再び接することに。

フロイトってユダヤ人だったんですね・・ってレベルの自分が手に取るのは早すぎでした。なぜ、自分の未読本リストにあったのかが不明な難書。

自分の脳が理解できないレベルの本を手に取ってみるのは重要な経験です。おそらく未読本の山の中にある哲学系の本は皆このレベルなのかも・・

やばい、面白すぎです。

ローマに行きたい!もっとキリスト教そのものや美術史なんかが分かっているとなぁ。勿論、第2作のダヴィンチ・コード含め宗教界からの大反発や反論が巻き起こっている事承知で、この圧倒的なエンターテイメントと発信力の凄さには脱帽。

映画先行だったんですが、勿論原作は良いのだけど、今回は映画も上手だなぁと。しっかし、ロバート・ラングドン教授、格好良すぎじゃないですか?

ラングドン教授シリーズの第3作「ロスト・シンボル」が今年の9月に出版されたようですが、原版(英語)にて読む度胸無し。(難解な固有名詞出まくりでしょうし)

自分にベース(基礎)が足りない分野に対しては、入門書&興味をかきたてる書(小説とか)から。トライ&エラーで色々やってみます。

■ 159/200冊(2009年)

鋼鉄の美少女とイケメン兄弟

なんとなくライトノベルノリのタイトルで失礼します。語学脳を刺激するための第一弾としてTSUTAYA祭りを活用。

旧作レンタル100円対象の海外ドラマで英語力UP。ベタな手法ですが一定の効果はあると思います。ポイントは日本語字幕を積極的に追うのではなく、耳をまず使うこと。聞き取れたフレーズは、基本シャドウイングすること。

それにしてもTOK715こと女性型ターミネーターのキャメロンに萌える自分は変態だと思います。特に彼女がひとりバレエのステップを踏む美しいシーンにはゾクッとしました。

あっという間にファースト・シーズン9話分を観賞完了。

セカンド・シーズンは通常料金なので、隣の棚にあったスーパーナチュラルに移動。こちらはイケメン兄弟が悪魔退治の旅にでるという何とも素敵なストーリー。毎話毎話、悪霊やら怪物やら色々出てきてにぎやかです。

・・・おかげで夜中にトイレ行くのが怖くなりました、34歳にもなって。とりあえずの目標は100話でいってみます。

(100話 x 45分 = 4,500分 = 75時間分の英語耳)

履歴: サラコナークロニクル 9話
スーパーナチュラル  7話

35歳からの勉強

35歳を目前として、自分の人生のための勉強=インプット活動についてもプロジェクト化。方向性は走りながら考えていくことで、まずは着手先行。

PDCAサイクルの中でも一番重要なのがDOすると思っています。どーする?ではなくて、やること、実行すること。

考えている基本の方向性は、すぐ必要な財務や会計、経営などのビジネス分野以外では、歴史、地理、宗教など、あとは語学かなと思っています。

今すぐには必要ない知識(でも知っておくべきこと) x 好きなこと を探りながら、自分が知らない、ということを知ろうと思います。

尊敬する藤原和博さんの最新著作。 (勝手におっかけしてる過去ブログ)

10代集中、20代夢中、30代は五里霧中だそうです(笑) 35歳は人生のクライマックスである40代の開幕まであと数年。

戦略的に、実行と修正をくりかえす日々を待った無しではじめる必要あり。根性や気合い、ポジティブシンキングだけじゃ、この世の中いきていけません。

濫読目標もちょうど残りノルマも50冊ですから、この2カ月で勢いづけて、35歳からの勉強、はじめたいと思います。

■ 151/200冊(2009年)

 

満足化人間

「選択のパラドックス」という現象があります。

選択肢が多いほど自由に選べる可能性が広がり、より充実度が高まるはずだという考え方は、自分を含め、多くの現代人に信じられれていると思います。

ところが、バリー・シュワルツによると、これは幻想であると断じています。選択肢が多いことはかえって人々の幸福度を低下させているのだと。

彼の分類によると、世の中には、何でも最高を追求したい最大化人間と、ほどほどで満足する満足化人間がいるそうです。

最大化人間は選択肢が増えるとつぶさに観察し、より良いかを観察しないと気がすまないが、満足化人間はいったんそこそこの選択肢を見つければ、選択肢が増えても気にしないそうで。

性質的な判定では、明らかに最大化追求の傾向が見受けられる部分ありますが、総じて幸福度が高い満足化人間になって人生を謳歌したいという強い欲求があったりもします。

自分自身の初期値をどのようにフレームするか、これこそが大事なのだなぁと思います。就活しかり、婚活しかり、パートナー探ししかり、自分探ししかり。

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水がコップに半分しか入ってないと思うのか、半分も入っていると思うのか。人は同じ内容をみても、状況や理由によって違うように受け取るもの。

ちなみにこの場合は、ビールが半分しかコップに入ってないが僕の回答です 大笑い

<参考文献?>

この新書はかなり面白いです。人間って、つくづく合理的には行動しない存在なのだなぁと改めて実感。

既にスベりまくっているので今更何ですけど、個人的にも、社会学的にも興味あるテーマです。

132/200冊