「独学のススメ」カテゴリーアーカイブ

もしドラ

高校野球の女子マネージャーもドラッカーを読んでいる時代ですので、遅まきながら私めも。

マネジメント

マネジメント

普遍的な言葉は色褪せない。広義のマネジメントは、企業経営活動のみならず人生全般に通じる真理だと思う。

「マネジメントは、その責務からして必ず意思決定を行う。違いは、責任を持って行うか、無責任に行うかだけである。」

平易な言葉で書かれてはいるが、心に響く箇所と、意味のとれない個所に分かれました。これは自分の問題意識や経験の有無があぶりだされているのだなと思います。

そういう意味ではまた数年後に読み返すとまた違った気付きがありそう。新書ならば1時間ちょいで読み終わる早読みの僕ですが、この本は実に累計で7時間ほど。

じっくり歯ごたえのある基本書を各分野で読んでいこうというアクションプラン。脳をさぼらせちゃいけない。。(ただでさえサボり癖があるので)

■ 103/200冊

 

ファシリテーター見習い

本日から金曜日の業務終了後に全6回の社外研修に参加することになりました。場所は丸ビルの横、慶応義塾の社会人向け教育機関(慶応MCC)にて。

研修のお題は・・・「会議ファシリテーション」

「会議」を効果的、効率的に運営する為のファシリテーションスキルを学ぶ講座。ファシリテーターとは会議などの場で、中立な立場を守りながら議論に介入し、議論をスムーズに調整しながら合意形成や相互理解に向けて調整する役割をおった人。

かの坂本龍馬も、薩長同盟を成立させた手腕からファシリテーターの典型としてあげられるとか。ま、会議をうまく仕切るプロ、というような役回りでしょうか。

16名の小規模なクラスで、色々な企業から集まってくるメンバーとの交流も興味深いかも。受講料15.7万円は、勿論会社のおごり・・ラッキーミー!

企業で働く約得の一つは、従業員の成長の為に会社がお金を使ってくれること。ちゃんとリターンを返しながら、さらに投資を呼び込みたいものです。

日頃、議論では強硬派になりがちな自分ですが、一歩引いて場を見極める自分を見出したい。

目に見える議論

目に見える議論

講師の先生の著作が副テキスト。

■ 74/200冊(2010年)

35歳からの成長戦略

1973年生まれをピークとする団塊ジュニア世代、激しい競争はしてきたがそこに戦略は無い。就職氷河期の中で何とか就職はしたものの、その先の目標モデルが見つからない。

30歳からの成長戦略

30歳からの成長戦略

 

20代仕事筋の鍛え方

20代仕事筋の鍛え方

(20代じゃないけど、念の為)

本棚を片付けながら、気になったこの2冊を再読。向かうべき方向が今一つ自信もてずに悩んでいるに違いないのだろうな、きっと。

目の前の与えられる仕事に一生懸命に取り組むのは当たり前。(まだ異動から3ヶ月だし) 数年先、10年先ぐらいの目標設定が明確に見えてないことに問題意識。

■ 40代で経営人材(リーダー)となる

・・いや、もっと具体的に。

■ 45歳で事業会社の社長になる

10年後の未来として、現状はさておいて、逆算していくべき目標が必要。35歳にして部下、後輩一人いない孤独プレイヤーなれど、、夢は高く、志も高く。

■ 次回アクションプラン

ロジカルシンキング、ファイナンス、マーケティング、コーポレートストラテジーの4分野について、定評ある基本書を各1冊以上「読む」。

勉強会仲間の皆さん、一緒にどうです?

■ 64/200冊(2010年)

食料自給率の罠

最近の関心は資源、特に食糧関連だったりします、新しい仕事の影響ですが。というわけで濫読で手にする新書も気がつけば、偏りが。

まずは大御所のご意見を拝聴しつつ、全体観を把握。それにしても資源ナショナリズムの台頭に対する脅威感を煽られる内容です。

ちょっとブレイクしてみましたが・・・(ハズレ) 雑学的な知識は身に付いたけど、体系だった知見は無し。。

!! こ、これは・・・目から鱗落ちました。。

先に読んだ低自給率脅威論と真っ向から対峙する鋭い内容に大興奮。「日本の農業は実は強い産業である」という著者の主張に新鮮味を覚えるのであれば必読です。

批判的な視点をもって本論争を自分なりに吟味して、判断していきたいとの思いを強く致しました。「食糧輸入が途絶えると、7,000万人以上の食糧がなくなる・・・」って言いますが、本当ですか?って視点。

日本は実は世界で第5位の農業大国(GDPベース)!

生産額ベースの食料自給率は66%で先進国の中では第3位 !(41%はカロリーベース) まずはこのあたりの数値から、自分で再検証していかないと。。あとは近所のスーパーで国産品しか買えない場合は、どう困るかは足で検証してみよう。

なお、自分はニンニクだけは中国産のネットに3つ入り100円をじゃんじゃん使用しておりますが、その他の野菜・米については、ほぼ国産品を既に愛好中。

55/200冊

イスラームは怖くない

宗教を理解したいのならば、イスラーム(イスラム教)を知るべしとの言葉に従い独習開始。日本にいると、どの宗教よりもなじみの薄いイスラーム。

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世界のイスラーム教徒の数は約12億人、世界の5人に1人はイスラームだという事実。キリスト教につぐ世界のメジャー宗教なんですね。

さらに、なんとなくイスラーム=アラブというイメージがありますが、どっこい違います。国別の教徒数も、1位インドネシア、2位パキスタン、以下バングラ、インドと・・アラブ国無し。

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イスラームの世界観、六信五行などの規範、歴史、クルアーン(コーラン)などの概要を把握。小室氏の、なぜイスラームは日本人になじまないかという考察などが興味深い。

同じ唯一神を奉じるキリスト教とイスラームの衝突、近代化への障害。知らないから何となく怖いという無知ほど怖いものはないと思います。

一方でちょっと本を読んだだけで分かった気になるのも大間違いだと思いますので、継続した情報インプット、実体験の積み重ね、そして考察のサイクルを回したい。

イスラームについて、僕の周りの有識者といえばまずはダンス仲間の新婚J君。彼の表の顔は中東経済の研究者、最近ブログでガンオタをカミングアウトしてます。

インドネシアの仕事では、その相手の殆どイスラーム教徒だし。あとはカタール駐在中のしさんから帰国時に情報収集かな。

イスラーム国での人生累計滞在日数は約4カ月。(ヨルダン、イラク、インドネシア)次の機会があるかどうかは・・・インシャラー スマイル

166/200冊