「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

ユナイテッドの奴隷〜ANAにマイル貯めます

2018年のマイレージ戦略は、ユナイテッドで飛びながらANAへマイルを貯めはじめたいと思います。

(ユナイテッドからは今年のプラチナ会員セットが届いたばかりではありますが・・)

そう、今年の目標はANAのスーパーフライヤーズ会員(以下SFC)を目指す事。巷ではSFC会員資格を目指す事を修行、達成することを解脱と呼ぶマニアな方達もいるようです。そうか、修行なのか。。

米国赴任前はそれほど海外出張機会もなかったので、ANA資格は無印かブロンズをいったりきたりでした。今年はおそらく1月から12月の丸1年をフルに米国で過ごせる最後の年になると思いますので、今後を見据えANAの会員資格を上げたいと以前から考えていたのです。

ANAでSFC資格を獲得するのに必要なプレミアムポイントが50,000ポイント。うち25,000ポイントはスターアライアンスの提携航空会社利用で貯めることが出来るというので、これをユナイテッドを飛びながら貯めようという算段です。

プレミアムポイントの計算は単純にフライトマイルとは違うようなのですが(複雑)、ANA利用じゃない限りはおそらく単純に倍率1倍のようなので、まずは1回飛んで獲得出来るポイントを確認してみたいと思います。

問題はANA便を直接利用して獲得しなくてはいけない残りの25,000ポイントですが、2回の成田〜ヒューストン往復があれば恐らく26,000ポイントになると思うので(多分)、うまく公私合わせれば実現可能かな、と。

(2018年も再び実績ゼロからのスタート)

ユナイテッドのプラチナメンバーなのに、ひそかに他社に寝返ったとは思うまい・・とニヤニヤ考えていたところ、いきなり翌月のNY便の往路はエコノミープラスにはアップグレードさせないという荒技をユナイテッドが繰り出してきました。

・・・どうやら予約時のマイレージ登録番号がユナイテッドの会員番号じゃないと、こうした制裁?を加えてくる可能性ありなのか。あるいは単純にユナイテッドの会員番号をこちらから提示しないと本人特定が出来ないのか?(すると搭乗グループも1じゃなくて降格でしょうか??)

せっかくプラチナ会員なのに特典が完全にリセットされるとしたらそれは悲しいですが・・・まずはどういうことが起きるのかの検証からやってみたいと思います。

ユナイテッドの奴隷〜次年度プラチナ維持

2017年に続き、翌年2018年も無事にユナイテッドのプラチナステータスを維持することが出来ました。

2017年の実績、PQMは 約8万マイル、フライトは51回、PQDは1万5千ドルでした。あと2万マイル飛べば未踏の1Kですが、これが自分にはやはり遠い壁です。今年は日本に私用で2回飛んでもこの結果なので。

(年内最後のNY出張で虎の子のラウンジ利用クーポン使用)

チェイス銀行発行のクレジットカード、ユナイテッドエクスプローラーで毎年2枚貰えるラウンジ利用クーポンが翌年1月末期限だったのでここで使用。やっぱり小一時間とはいえ落ち着いてフライトを待てる気がします。(やっぱり来年はラウンジへのアクセスをマイルで初購入しようかな・・)

現在ユナイテッドのマイル残高は約15万マイル。これまで妻子の日本帰省でどかーんと消費し、更にダイソンの高級掃除機、アップルウォッチとゲット。色々と使い勝手があって有難い限りです。次はどうしようかと特典の交換リストを見ながら妄想中。

これまで4年間弱を、無印→シルバー→ゴールド→プラチナと順番にステータスの階段を一歩ずつ登ってきた感想として、やはりプラチナになってからの満足度はゴールドよりも一段高い気がします。

なんといっても、プラチナに上がるとグループ1で搭乗出来るようになるので、フライト前後での待ち時間が確実に少なくなりました。

腹の立つことも多いユナイテッドですが(特にサービス)、今年もなにやかにやとお世話になりました。そういえば遅延は当たり前でしたが、今年はロストバッゲージは自分には発生しなかったな、、(乗り換えもないのに荷物無くされていては困りますが、これまで2度ほど)

気がつけばダイアモンド〜ヒルトンオナーズ

前回、10月下旬の時点で残り9泊で未踏のダイアモンド会員ステータスへの到達が見えたヒルトンオナーズ。(→ダイアモンド修行

今回のステイを終えれば累計60泊に到達出来るな・・と思い少しワクワクしながら臨んだ記念のチェックイン・・・のはずが、え、いつもありがとう、ダイアモンドメンバーさんって?

なんと、気がつかないうちに前回の宿泊でダイアモンド会員ステータスに到達しておりました。累計60泊の基準ではなく、Base Pointを年間12万ポイント取得したということで。

なんとなく肩透かしをくらった感じのまま、いつものように水のボトルを2本貰いチェックイン完了。今回はHampton Innなので、朝食については変化はなし、と。(ヒルトンであれば、今後は自分の1,000ポイントを使わなくても朝食付きとなるはず)

変化を感じたのはインターネット接続。普段はComplimentaryのネット接続を選んでいるのですが、ダイアモンドとなりPremium Internet Accessを選べるようになりました。これは普段より快適なのかも。(速度の変化は良くわかりませんが)

さて、これで来年の日本の一時帰国時に小田原攻めを行う準備が整いました。(手つかずのポイントを使って皆でヒルトン小田原に泊まりに行こう作戦)

ユナイテッドの奴隷〜TSA Preの選考基準は?

TSAことTransportation Security Administration = 運輸保安庁は米国土安全保障省傘下の機関です。2001年9月の米同時多発テロに際して編成され、もともとは運輸省傘下の組織だったものが2003年に国土安全保障省に移管されました。(Wikiより)

公共交通機関の安全を保つことを目的としているだけあって、強面です。空港の保安検査場でやたらと威張っている輩(下っ端)も多いので出張族には要注意な存在、いや、もはや天敵。

このTSAが運営しており多くの空港でも導入されているTSA Preという優先チェック制度があります。事前審査をパスし5年間でUSD 85の会費を支払うことで通常よりもずっと簡便な保安検査で済ませることができるようになるという優れ制度。

但し、申し込み資格が米国市民か永住者に限られており、現在はVISAで暮らす外国人には門戸が開かれておりません。(昔は取れたという噂も聞きましたが??)

ところが利用する航空会社のステータスによっては、個々のフライトでこのTSA Pre資格が当たることがあります。自分の場合はまだ米国生活4年目で2回しか当たったことがないので、はぐれメタルよりも遭遇率は低いという整理。ところが・・・

 

なんでやねん。

今回のフロリダ、ディズニーワールドの旅では他の家族4人は全て行きも帰りもTSA Pre当選。家長であり予約者の僕だけが落選。

年間で往復60回近く飛んでいる私(一応プラチナステータス)をさしおいて、米国国内移動初の妻子達(ママも)が完全に優遇されるという展開。

「パパおそーい」

すっかり保安検査場通過で家族を待たせてしまうというダメな父親ぶりを発揮。こうして事ある毎にマウントポジションを取りに来るユナイテッド。さて奴らが仕掛ける次の罠は何なのか・・・

初海外出張の地に還る

今回の西海岸出張のラストはワシントン州シアトルへ。

ボーイングをはじめ、マイクロソフト、アマゾン、スターバックスなど世界に名だたる米企業の誕生の地としても知られておりますが、僕の中では初海外出張の地として自分史上で重要な街。

18年ぶり2回目の訪問。

社会人2年目、駆け出しの僕に転がり込んできた初めての海外出張機会はシアトルからポートランド、そしてロスと回っての1週間。今振り返ると割と駆け足な行程です。

あの時初日に降り立ったのがこのシアトル。きっと不安と緊張丸出しの田舎者で事業会社のオフィスにたどり着いたのが夕方。

軽く翌日からの打ち合わせをした後、米人スタッフが午後17時に帰宅しようとしたのですが、きっと、、コイツ放置して大丈夫だろうか?と心配させたのでしょうね。(日本人おらず)

「・・・うちで晩御飯食べてくか?」

なんと初めて顔合わせた10歳ほど年長の米人スタッフの好意に甘えてフェリーに乗って対岸の島の彼の家に向かい、娘さんを帰り道に幼稚園で迎え、食材を買って帰宅。一緒に晩御飯を食べたのでした。(奥様は出張とかで不在)

よく初めて訪れた国の第一印象が大事といいますが、そういう意味では米国訪問の第一夜の印象はとても良かったのです。

そのときお世話になった彼(GC氏)と18年ぶりの直接の再会。あの時の娘さんはもう大学も卒業して社会人ですから時の流れは早いもの。

「・・・お互い変わらないね」

なんてことを言いつつも、彼の髪の毛はどこぞに消えてますし、僕は10キロ増。

「ビックガイになったな」

という彼の言葉が、事業会社の中での職位の序列が彼より上になったことを指すのであろうと思いつつ、単に体型のことを指しているのではないかと疑った一瞬でした。