「俺のバケツ」カテゴリーアーカイブ

収入の範囲内で楽しく暮らす

支出の最適化の観点で「収入の範囲内で暮らす」と言うことは超重要ポイントなので俺のバケツにも加えていたのですが、最近この点を改めて考える中で「楽しく」を加えるのが人生の妙味だな〜と思いましたのでリライトの上でメモ。

■ 77. 収入の範囲内で暮らす

■ 77. 収入の範囲内で楽しく暮らす

今から13年ほどの人生計画を細かく練る中で、自らおいた金融資産と不動産の目標に向けて投じたい金額(投資額)を考えると、毎年継続して結構な入金力が必要となります。

入金力とは、総収入マイナス支出で産み出す投資余裕資金とも言えます。総収入は自らコントロール出来ない部分があり(殆どが給与収入なので)、一方で投資額は自分で設定したとなると、アプローチすべきは自ら主体的に影響力を発揮出来る支出の部分。

これに如何に「楽しく」トライ出来るか。

(この夏はメロンを2回頂きました、幸せ。。)

最近は本当に好きなことにはドンと積極的に支出し、キライなことにはしっかり距離をとり(関連は→キライなことで死なない)、さらに好きでも嫌いでもないことには、なんとなくお金を使わない・・を心がけてます。このメリハリをつけるだけでも一定の効果あり。

ここのところ2週続けて家の不要な本やゲームソフトをブックオフで換金して、その範囲内で新たなモノに変えるのを楽しみ中。

キライなことで死なない

人生のバケットリスト、俺のバケツの振り返り。

前回、上から5つ目の「5. コントロールできないことは手放す(離れる)」を確認したところで止まっていました。

■ 5.コントロールできないことは手放す(離れる)

さて、この次に行こうかとしたところで、もう少し自分に響きそうな同じ概念の表現が飛び込んできたので、入れ替えします。

■ 5. キライなことで死なない

「好きなことで、生きていく」ではなく「嫌いなことして、死なない」・・こちらです!という中田敦彦さんの動画でなるほどぉ・・と深く同意したので。

やりたい事や得意なものを見つけるよりも、やりたくない事や得意じゃない事を考える方が早い、簡単・・というゲーム設定の方が人生の方向付けが確かに分かりやすくなる。

自分は、自分自身をコントロールが出来ない環境が続くのがストレスです。それは主体的に人生を生きている感覚が薄れていくからです。そんなところからは離れる・・というのが整理だったのですが、嫌いなことはしない、まして、死んではいかん、というのは分かりやすくて響きます。

酒を飲むかどうかは自分で決める。誰かに決められたくない。

俺のバケツをこうして上から順番に眺めて、時には言葉を見直して、自分に刷り込む活動も継続していきます。

(バックナンバーリンク)
1. 人生の達人となる(自分の人生を、主体的に生きる)
2. なぜ生きるのか?ではなく、どう生きるのかに意識を向ける
3. 日々を丁寧に生きる
4. 自らを律する(コントロールする)

世界の美味いメシと酒を楽しみたい

人生の目標はシンプルに言い切らなくてはいけない。

■ 30. 世界の美味いメシと酒を楽しむ

日本国内ですら、まだまだ現在進行形で終わりはありませんが、夢は大きく「世界の美味いメシと酒を楽しむ」と俺のバケツの一つをリライトしました。きっかけはこちらの本の読了と共に。

食べつくす!とはしなかったところが我ながら奥ゆかしい。それにしても著者の三好智子さんの好奇心と行動力やあっぱれです。そりゃ、こんな見栄えの良い旅行者女子が一人で果敢に地元で飲み食いに明け暮れていたら皆さんもつい声をかけてもてなしたくなりますよね。まさに日本代表の草の根外交。

自分もこれまでの46か国、行く先のあちこちで沢山の美味しいメシと酒に出くわしてきました。あの時、あの瞬間は二度と還らぬ一期一会だったなぁともしみじみ。・・例えばあのヨルダンの首都アンマンで食べたマンサフとか。(以前も不意に思い出しました→マンサフ

海外に初めて出たのは21歳、大学3年の頃。1996年の返還前の香港で食べた飲茶、そして朝粥の味。あれ以来、香港は再訪できておりませんが、ヒューストンの巨大な中華街で何度も飲茶を楽しむことが出来たましたし、本場に近いと思われる中華料理も存分に堪能出来ました。(→ベルエア探検隊

これまで俺のバケツの30.は、「世界のワイナリー巡り」だったのですが、世界の酒はワインだけじゃないしな・・とこの本を読みながら改めて思いリライト。とはいえ、自分ミーハーですので、

■ 31. 欧州のミシュラン星付きレストランを5軒以上訪問

こんなものもまだ俺のバケツには入っております。達成率は現在のところまだ1軒。(ベルギー首都ブリュッセルの3つ星コムシェソワ、最高でした。訪問した頃は3つ星でしたが、今は2つ星に転落したそうな。)

とりあえず近所の美味いもの、日本の食材を楽しみます。

Happiness is a choice〜幸せであると決める

今週、平日夜の学びの時間として慶應MCCの夕学五十講へ。

この夜は「新しい生き方・働き方」をテーマにユニリーバの人事総務の取締役を務める島田由香さんの講義。幸せについて考えを巡らす、示唆に富んだ刺激的な時間となりました。

特に自分に響いたのは「幸せであると決める」。Happiness is a choice…そう、幸せかどうかは決め事であり、決めるのは自分。

あぁ、そういうことか、、、と目から鱗が落ちた気がします。

俺のバケツのNo.10の概念と入れ替え戦をして、人生の指針としてインストールさせて頂きました。

■ 10. Happiness is a choice.

生き方がまずあって働き方がある(ワークインライフ)→悩みではなく望みに意識を向けて生きる→幸せであると決める。非常にすっきりと一本筋が通ったように思います。

また、ネガティブな感情をしっかりと感じる人の方がポジティブな感情をしっかりと感じることが出来る、、という喜怒哀楽についての島田さんの説明にもハッとさせられました。

自分は最近は特に怒哀を忌避する傾向があり、その結果として喜楽への感受性も下がっている可能性を感じました。(ネガティブが単純に悪いわけではない、感じ方にも個性があるだけ)

幸せになるではなく、幸せである。

ゼロで死ね〜DIE WITH ZERO

手元に置いて何度か読み直したい一冊との出会い。

ゼロの魅力・・以前から薄々は感づいていたので、俺のバケツ(人生のバケットリスト)にはこんな表現で入れておりました。

■ 80. 逝く時は、借金ゼロ、資産少々

これが資産の方が「少々」どころじゃなくて「ゼロ」にしようよ・・というお勧めのお話、B’zですね。特に高齢者層がため込むばかりで消費が足りない日本社会で必読な一冊。でも、読むのは若いうちではなくてはいけないのがポイント。

「人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。」という著者のビル・パーキンス氏の指摘には心から同意します。少なくとも銀行口座残高を積み上げるのが人生の目的になるのは寂しい話。リベ大的には、使う力にも繋がる話です。

ただし、単純にアリ的人生観をくさして、キリギリス的生活を推奨している訳でもありません。思い出があるような経験からの配当の価値に光を当て、老後のための貯蓄、それ本当に適切なレベル?という問いかけは非常に示唆に飛んでいます。

■ 今しか出来ないことに投資する
■ 人生最後の日を意識する
■ 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する
■ やりたいことの「賞味期限」を意識する
■ 45〜60歳に資産を取り崩し始める

ルール1〜9として挙げられた中から自分が再考したい5つを抽出。これから、貯める力(支出の最適化)シリーズと対抗するように、使う力(ゼロで死ね)シリーズとして定期的に考えていきたいと思います。既に無意識でやっていたことを意識化、意味づけするプロセス。