「一流ビジネスマン研究」カテゴリーアーカイブ

お茶の間にアレクサ〜Amazon Echo

先日のAmazonのサイバーマンデーで安くなっていたので思わずポチりしました、Amazon Echo。開封せずにしばし箱のまま転がっておりましたが、週末ようやくセッティング。

ちなみにサイバーマンデーとは、もともとは11月末のサンクスギビング休暇の次の月曜日から始まるオンラインショップでのセールスのこと。Amazonは2週間弱のセール期間。

今回の目玉商品の一つが一連のEcno製品。20%引きとなった第二世代のEchoを79.99ドルで購入。

(ところが、クリスマスディナー当日に公開セッティングしようとして一度失敗・・・)

翌日落ち着いてなぜセッティングがうまく出来なかったのかを考えてみると、Echo、というかEchoのインターフェイスシステムとなるAIアシスタントのアレクサがAmazonジャパンのIDに紐つけたことが原因であることに気がつきました。

そこでAmazonドットコムの登録アドレスをジャパンとは変え(共通のアドレスを使っていました)ようやくセッティングに成功。

まずはリビングで音楽を流すのに主に使おうと考えています。

アレクサがどの程度の実力をもっているのか、音声入力のAIアシスタントがどう進化していく可能性をもっているのかをビジネスの視点で遅ればせながらにユーザー体験するのが目的。(というわけでGoogle Homeも追って購入予定)

急に「アレクサ!」という言葉が頻繁にお茶の間で飛び交うようになった我が家(アレクサが起動ワード)。今後の展開が興味深いです。

睡眠負債の返済開始

ここのところ少しばかり睡眠不足な日々が続いておりました。

(寝かせてよ・・・)

これまで6時間睡眠派だと思っていた自分。この夏の一人時間中に早起きに挑戦した際に自己観察してみると、どうやら自分は7時間睡眠が丁度良いことが判明(→早起きのために睡眠時間確保)。

そのまま家族が戻った後も7時間睡眠からの早起きが継続出来ればよかったのですが、洪水騒ぎをへて通常生活に戻った後は、帰宅が21時前後、そこから晩御飯を食べ一息つくとすぐ24時〜25時過ぎに。睡眠時間が5〜6時間で朝7時過ぎに起き慌てて長女を学校に送る生活が続いていました。

すると、どうも疲れやすい、カラダがだるい状態に。

そんな生活の僕を見て遊びに来ていた母が一言。あんた睡眠負債ってやつは大丈夫?と。ん、睡眠負債?

母の帰国後に調べてみると、睡眠負債とは日々の僅かな睡眠不足が借金のように積み重なり心身に悪影響を与える状況のことをいうそうです。「僅か」の定義とは、7時間睡眠の人が、5〜6時間睡眠を続けるようなことを言うそうで・・・自分がまさに当てはまる。

解決策は睡眠時間を正しく確保すること、ただし寝だめは不可。休日も含めきちんと睡眠をとること。シンプル!

さっそく7時間ちょっとの睡眠を3日連続でとってみました。すると体調バッチリ。空港までの往復(1時間半)を運転しても眠気ゼロ。ひょっとすると毎回睡眠4〜5時間ぐらいで空港に向かっていた今までは危なかったのかも。

毎日やりたいことは積み上がりまくりですが、それでも日々の心身のパフォーマンスが高くなくては更に時間がかかる負のスパイラルに落ち込むと思うので、まずは返済開始宣言です。

寝ます!

Whole FoodsとAmazon

ギャレリアのWhole Foodsが仮住まいのホテルの斜め前にあったので連日のWhole Foods詣で。(普段は我が家にとっては特別な日の買い物をする場所@紀伊国屋とか成城石井のような)

(もう店内が相変わらずキラキラで洪水騒ぎも忘れてしまう)

7月にAmazonの創業者であるジェフ・ベゾスの半生について綴られた半ば自伝のような書籍を読んだばかりで、AmazonがWhole Foodsに1兆5千億円も投じて買収して、どうしていく気なのかが興味津々。

(Something Goodって、なんじゃ?)

IT時代を過ぎて、今やAI時代に突入する中で将来の小売業のカタチがどうなっていくのか、Amazonがどんな新たな価値を作り出していくのか。(倉庫の自動化とかドローン配達とか言われてますが)

この数年の業績低迷を指摘されていたWhole Foodsがどのように自社の本来の強みを取り戻せるか、Amazonはそこにどう介在していくのか、単なる1人のユーザーの視点だけではなく、1人のビジネスマンの視点も併せ持って注目したいと思います。

店内にはAmazonの買収が完了したことを記念してなのか、さっそくSale品として通常より値段が安くなったアイテムが幾つも並んでおり、まずは高価格一辺倒からの舵切り、消費者をもう一度集めとうとする雰囲気がありました。

引き続き我が家の買い物の優先順位は、近所のKroger、次にSeiwa、そしてネットのAmazon。Whole Foodsは多分それ以降のポジション。距離的にはTrader’s Joeとの争いかな。

ブラックストーン〜知られざるプライベートエクイティの世界

厚めの積ん読本読了第一弾。

かれこれ3年前にヒューストンの我が家まで夫婦で慰問に来てくれたS君が「もう機内で読んだんで、、」と置いていってくれた本書にようやく手が伸びました。・・・こんな面白い本が近くにあったのに気がつかなかったとは・・無念!

ブラックストーン・グループという、上場前はとにかく謎に包まれた世界トップクラスのプライベートエクイティファンドの創業の成り立ちと、創業者2人をはじめとする主要なメンバー達の人間模様や業界の変遷を丁寧に取材し知られざる金融の世界を描いたノンフィクション作品。

黒木亮さんの金融系小説や、ハゲタカシリーズで有名な真山仁さんの一連の小説も本書を読んでから再読するとまた違った読後感をもちそうです。本場の弱肉強食な資本主義社会が垣間見えました。強烈な金銭欲や出世欲、支配欲が渦巻く世界です。

とかくレバレッジドバイアウト(LBO)というと、何やらそこらの乗っ取り屋と混同され社会的イメージが悪かった気がしますし、そういえばプリティ・ウーマンのリチャードギアもあればLBOを仕掛けようとしていたなぁ、、と思い出したり。(1990年ですと、LBOの黎明期、まだまだこれからですね)

あらためて彼らが取り組んできた仕事の本質に注目すると、中長期の資金を確保して、企業本来の力を引き出す為の経営判断を行う環境を整え、キャッシュフローを伸ばし負債を返済すること、これ事態は何ら悪いことではなく、とても当たり前のこと。(悪いイメージが先行しすぎ)

やはり一部のプライベートエクイティの幹部達が凄い成功報酬を得ており、それが世間の不興(嫉妬)を大いに買ったということが大きいのかもしれません。(そして多くの優秀な人材がこの世界に殺到もした訳で)

そうしたプライベートエクイティを含めた金融の世界を、まるで対岸どころか、どこか遠く離れた別世界の出来事のように捉え、これまで自分も意識を全然向けていなかった訳ですが、こと企業再生や事業戦略を考える部分となると、今更ながら大いに興味がわいてきます。(いまや登場してくる沢山の米国企業もなじみのある会社が増えてますし)

遅まきながら、米国に暮らすうちに、こうした典型的な米国企業や経営者を取材した作品をこれから幾つか読んで理解を深めてみたいと思います。やはりニューヨークとか歩けるうちの方が、色々と実感や共感もわくと思うので。

しかし、ブラックストーンという社名は創業者2人の名前の一部を英語読みしたのを合わせたもの、という決め方は以外と安易だなと、、。

ジャパン・ハードシップ

披露宴翌日の月曜日、東京の職場にも顔を出し終日あちこちで打ち合わせしたり、ご無沙汰してます・・的な挨拶回り。

どれだけ頻繁にメール、電話、TV会議などで繋がっていたとしても時には必要な、顔を付き合わせてのコミュニケーション。そして直接の関係がないからこそ大事な斜めの関係性のアップデート。

(昼は本日の刺身定食1,200円)

(夜は築地の魚介を居酒屋で頂いて8,000円)

それにしても東京は相変わらず皆さん忙しそうで、週明けから皆の顔も疲れていて、それでいて結構早い時間から飲みにも出ていたり、色々と米国の仕事環境からすると異世界に見えました。会議も沢山ありそうで嫌だなぁ。

日本には日本なりのハードシップがあるということを再認識。しかし、食環境は素晴らしい。