甲殻類の濃厚な旨味が大好きです。普通はやや高級なカニ味を手軽に味わえるのが、少し前にアジア系食料品店で発見したカニペースト。カニを粉砕して味を整え油と和えてペースト状にした製品。(タイ製品)

(ネットから画像拝借)
こちらを油と相性の良い青菜と合わせて炒め物に(今回はチンゲンサイっぽいやつ)。これだけでご飯何杯もいけます。何杯もいけると減量的にはマズイんですけど。結構味が濃厚で油も入っているので、そこは投入量を加減しながら。

(青梗菜のカニペースト炒め)
炒め物ではベトナムのナンプラー(烏賊から抽出したもの)を普段から多用しておりますし、魚介発酵系の味の魅力に取り憑かれております。今度は炒飯につかってみます。
一瞬だけ備蓄米が切れた我が家、インディカ米(長粒米)を初めて炊いてみました。インドカレー用に買ってみた米があったので。
普段、中華やベトナムなどの外食に出かけた時は抵抗なく食べていますが、さてどう食べようか。とりあえず炒めますか。
冷蔵庫にあった鶏肉と玉ねぎで、味の方向性はシンガポールのチキンライスを軽く炒めた風で。おぉぉ、なにも工夫せずともパラパラに仕上がります。多分、我らが日本米を炒めるのがそもそも間違っている。

(お約束で辛いシラチャソースをトップに)

(さらにお約束で、夫婦分も並べて撮影)
本当にアホですね・・という妻の冷めた目線が痛い41歳、アラフォーの男メシでした。

(娘達の胃袋はつかんでます、多分)
なぜだか分かりませんが、内臓とかスジ肉とかそんな半端な部位達に惹かれます。という訳で本日はスネ肉に初挑戦。歯ごたえがありそう、リアルに。

(で、でかい、、2キロで13ドル、ちょっと高め?)
ノーアイディアでしたが、一回煮こぼしてから小さく小分けに切り分け、湧き出るアクを取りながらコトコト煮続けてみました。なんだかんだ合計3時間以上かかってようやく柔らかく。最初は赤ワインを加えて煮たのですがいまいちな感じだったので煮汁を捨て、最後は和風出しの味付けにしてあっさり目に。

(牛のスネかじり丼)
肉はあっさりホロホロと口の中で崩れる感じでなかなか上品。ワイルドな最初のお姿とは大違いの味。そういえば、美味しんぼで赤ワインとセロリなんかの野菜にドボンと2日ぐらい漬けてから煮込むという話があった気がします。(ありました)
圧力鍋とかスロークッカー的なものもちょっと欲しくなりますが、たまの料理で普通の鍋で煮込むのが気分転換だったりも。
我が家では基本、肉は鳥モモ肉か豚肩肉。どちらも会員制スーパーのサムズでお手軽な値段で買えます。本日は定番の親子丼。長女のリクエストでシラタキを加えました。
シラタキ(糸こんにゃく)は下ごしらえをするものということも今回知りました。良く水洗いしてから軽く熱湯につけました。このあと空炒りすると味がしみやすくなるそうですが、そこは本日は省略。
ダシをとって、醤油、みりん、酒、砂糖で味を整え、まず玉ねぎ、その後に小さく切った鶏肉、最後はシラタキ。鶏肉には火を通しすぎない程度で生卵を回し入れお好みの硬さに。(自分は通常トロトロ派ですが本日はしっかり目に。長女が生卵アレルギーとならぬよう)

ミツバの代わりにパクチーなんかを最後に散らしても良いですね。とにかく親子丼って材料も少なくて簡単ですが、でも美味しい。これがカツ丼だと油で揚げてから卵でとじなくてはいけませんから一工程多くて大変。あ、なんだか食べたくなってきました。。
道産子にとって、鶏唐揚げはザンギであり、なぜかと問われてもザンギ・・としか言えないのであります。
作り方はいたってシンプルでコツがあるとも思えませんが、皮付きの鶏もも肉をざっくり切っていってジップロックの中で、醤油、酒を同量、ニンニクと生姜をおろしたものをたっぷり目に入れて、よくもみこみ冷蔵庫で1時間ほど寝かします。
あとは溶き卵をからめて、粉は片栗粉。たっぷりめの油で二度揚げるだけ。1度目は少し低温めできつね色になるまでじっくりと。1度引き上げて5分程度は寝かしてやってから、2度目は気持ち温度を上げて少し衣がカリッとするように。
お客様が来てる中で、熱々の揚げたてを食べてもらうと結構なご馳走になります。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。