hiropon181 のすべての投稿

裏庭で収穫(無許可回収)

実りの秋・・ももう直ぐ終わり冬に向かっております。ヒューストンはまだまだ暖かいですが。

日々原始の森に帰ろうとしている手入れ知らずの我が家の裏庭ですが、ふと気づくと想定外の収穫物が。

img_0087

・・隣の家から侵入してきた蔓から・・・これはヘチマ?

img_0089

よくみるとあちこちにヘチマ。

夏の間、カボチャの蔓のようなものが裏の家から壁を越えて侵入してきていたので、ばっさばっさと私有地侵入の罪で切り落としていたのですが、ふと目を離した隙にまさかの献上物が。

あんまり食べても美味しくなさそうな感じなので、もう少し成熟するのをまってタワシでも作ってみようかしら。

いいかげん伸び放題のバラ達もそろそろ剪定して冬支度をさせてあげなくてはいかず、重い腰をあげるタイミングを伺っています。裏庭がある喜びと、ちょっと面倒な部分の両方ですね。(それでも庭付き一戸建てに住めるのはこの瞬間だけかもしれず、貴重な体験か。。)

img_0267

先日は裏庭がプールの先輩宅をお邪魔してきました。お洒落!

八十日間世界一周

過去画像を整理していたところ、先月ノルウェーのスタバンガーで夕食を食べたレストランを写した画像が出てきました。

img_9994

なにやらドカンとAROUND THE WORLD IN 80 DAYSとあります。店名を検索で調べてみるとPhileas Fogg。はてな?

Wiki先生に聞いてみると、ジュール・ヴェルヌの古典冒険小説である80日間世界一周の主人公であるイギリスの資産家の名前がフィリアス・フォッグでした。小さい頃に読んでいるだろうけど覚えていないなぁ。ヴェルヌといえば海底二万里が大好きで、小学生の頃に背伸びしてオリジナルの翻訳をじっくり読んだ記憶があります。(不思議の海のナディアも好きでした、関係ないか)

img_9991

img_9993

img_9990

店内は世界各国を巡るようなイメージで様々なモチーフで雑多に作られています。この個室はそれこそ旅のスタートとなるロンドンの紳士クラブの一室かな。

あらすじを読み返してみると80日間で世界を一周することを仲間うちで賭けた資産家フィリアスが実直な執事を伴い、彼を銀行強盗と勘違いして追いかける刑事フィックスと、インドで助け女性アウダが旅に加わっての4人で、世界を東に東に旅していく冒険物語(珍道中)。なんと当時の横浜にも立ち寄っています。

物語のエンディングは、80日間の約束の期限を5分オーバーしてしまいこれで全財産も失ってしまった・・と落胆するフィリアスですが、アウダを妻に迎えることになり(捨てる物あれば拾ってくれる人あり?)、さらに日付変更線を越えていたので何と80日間の賭けの期限も守れていたという大団円。(全財産の半分を賭けた勝負にも勝って更にお金持ちに。。)

初めてこの小説を読んだ時は日付変更線とかなんのこっちゃと思ったでしょうが、数十年たって、10数時間のフライトで日付変更線を越えて1日失ったり、1日増えたりする機会が出てくるとはなぁ。今年は2回、来年は4回、日付変更線を越える予定です。

いずれ往復ではなく、世界一周チケットで西回りか東回りで世界をぐるりと出張してみたいものです。(世界一周チケットの方が往復より安いそうですし)

トランプ大統領の米国で暮らす

来年1月よりトランプ新大統領が率いる偉大な米国で暮らすことになりました。果たして僕らの生活はどうなるのでしょうか。俄かに自分が映画の中の登場人物(ただし右往左往する群衆の一人)となったような気がします。

img_0313

歴史的瞬間に立ち会いたいとの思いで選挙日は深夜1時ぐらいまで起きてましたが耐えきれず寝てしまい、朝、目が覚めたらトランプ大統領が誕生しておりました。

これまで米国のマスコミも、日本のマスコミも、散々ヒラリー有利と書いてきた訳で、さらにCNNやFOXなど大手メディアも当日のギリギリまで、いやいやまだまだ分からない・・と報道しており、大接戦であったのは事実ながらも、米国民の半分ぐらいの強い思いをマスコミは全く正確には汲みきれていなかったと思います。(あるいは世論を操作しようとしていたのか)

中間層以下の白人、40歳以上の男性、このあたりが密かに一丸となり本気でトランプ大統領を誕生させたのでしょうか。公正に選挙で選ばれたのですから文句もいえません。自分は一時的にVISAを取得して米国で働いて納税している身分で選挙権を持つ市民でもないですから。

世紀の逆転劇に世界から歓声と絶句、ということですが、早速米国では反対の輪が広がっているそうです。どちらが当選しても半分ちかくは不満があったのですからやむをえないですね。但し、先日の英国の EU離脱といい、なんとなくの予兆はあった気がします。本当に大統領の資質を問うているのであればここまでトランプが残らないはずですし。品が良かったとは言えませんが毒舌本音発信は考え抜かれたマーケティングの結果かもしれません。

上院下院共に共和党が過半数を握り(新大統領が共和党とうまくやるかは不明ながら)、理屈的には思うがままに舵を切れるトランプ大統領はどのようなリーダーシップを発揮するのか。僕自身と一部の人が期待するように意外と常識的な政権運営となるのか、それともこれまでのパフォーマンスそのままに常識外の世界へかっ飛ばしていくのか。

果たして何が起きるのか、米国の歴史の重要な1ページとなるかもしれない時期を、まさかの米国で過ごせることに少し興奮しています。(不謹慎でしたらすみません。。)日本において日米安保の問題が深く議論される可能性があるのは少しだけ好材料。あとは円高のうちにドルを買うかどうかですかね。。

ヒューストンの地中海食材スーパー〜Phoenicia

妻からの買い物ミッション。美味しいホムスとピタパンを手土産に持ちたいのでWestheimer沿いの地中海食材店で買ってきてと。

ホムスというのは僕も好きなひよこ豆のディップ。フムスとも書けるけど実際の発音は中間ぐらいかな。ギリシャ料理や中近東の料理で最初によく出てきます。

地中海食材ってあまり考えたことないなぁ、面白そう!ということで次女を連れて出かけてきました。

img_0263

■ Phoenicia 12141 Westheimer Rd.

んー、フォエニシア?? (帰宅して読み方を調べたらフェニキアでした!学がなくて恥ずかしい、現在のレバノン領あたり。紀元前に地中海の海上貿易で栄えたけどローマに滅ぼされたって世界史で勉強しましたわ、そういえば。)

img_0262

(半分は倉庫もかねた店構え、いい雰囲気です)

img_0255

精肉コーナーには当然のようにハラール処理された羊肉が売っていました。地中海の対岸は中近東諸国で沢山のイスラム教徒が暮らしておりますので当然ですね。

img_0259

なんと、店内にベルトコンベアで焼きたてのパンが降りてくる仕組みが。おめあての中近東地域で人気のピタパンのみならず、イランやイラク、シリアなど各国仕様のパンや、ナンっぽいものまで沢山の種類が。(そしてめちゃくちゃ安い)

img_0260

こちらがホムス、横には焼きナスとゴマで作ったディップ、ババガヌーシュ?も。レバノン料理での定番です。こちらも懐かしくて買ってみました。

僕のつたない中近東経験は、まだ20代の社会人3〜4年目の頃にヨルダン&イラクに1ヶ月程度の出張を3回したこと。のべ100日以上を彼の地で過ごしたことはいまや遠い思い出ですが、様々なことがあり時々思い出します。その時のご馳走がレバニーズことレバノン料理。毎度ホムスとババガヌーシュをパンにつけ食べるうちにそれだけでお腹いっぱいになってました。

img_0261

ワインコーナーも一味違うのは、ギリシャの棚の後ろに広がるのがレバノンとかトルコという産地なこと。

これまで米系食材店以外では、日系(Seiwa)、韓国系(H mart)、中国系(Ranch market、JUSGO等)が手持ちの札でしたが、新たな一枚が加わりました。地中海料理や中近東料理に挑戦してみるのも面白そうです。

また家族と探検に出かけたいと思います。

ヒューストンでラーメン〜Ramen Bar Ichi オープン

週末、Seiwaで食材補充をした際に店内で会った同僚の皆さまから、隣にオープンしたラーメン屋が美味しかった!との速報が。

普段ラーメン愛に溢れている訳ではないのですが、時々豚骨ラーメンだけは無性に食べたくなりNYやLAへの出張時に機会あれば食べています。

→NYで豚骨ラーメン〜一風堂
→LAラーメン戦争〜博多一幸舎

翌日の日曜に家族を連れて早速行ってみました。

img_0264

■ Ramen Bar Ichi (→公式HPメニューあり)(→Yelp HP

まだソフトオープンでランチ営業のみのところにお客さんが押し寄せているのでサービスがどうしてももたつくのは今後どんどん改善していくと期待して、驚いたのは料理のクオリティ。

img_0276

とんこつラーメンも・・

img_0274

つけめんも・・

img_0277

ブラックフライドライスまでも・・

どの一品も期待以上の味でした。美味しい! そしてラーメンもつけ麺の汁もどちらもしっかり熱い!(僕の中ではここ重要)

すりおろしたゴマやチリオイル、ライムなんかをアクセントとして勧められたり、よくラーメン好きな方が研究されたうえで開店された印象。(多分様々な成功方程式があるのでしょうが)

img_0275

鳥唐揚げやサラダなんかも良い仕上がりですし、きゅうりが浅漬けになっているところや、この手作りっぽいドレッシングも印象◎。

店内のディスプレイの感じですと、夜も通常営業するようになればお酒、それも日本酒も出してくれるのでは?と思われ、軽く居酒屋的にも利用することが可能になりそうです。いやん素敵。待ち遠しいです。

img_0278

(子供達も喜んで食べてました、妻は忙しくて落ち着いて食べれなかったようで申し訳なし。。。)

これはSeiwaとの相乗効果も期待できますね。ラーメン x 買い物。

妻曰く、知り合いに会いすぎて気が抜けない場所になりそうだ・・ということですが。新たなヒューストンの人気スポットに成長しそうです。

いっそのこと、このモールにどんどん日系の食べ物屋さんが集まれば良いのに。。(次は回転寿司とかこないかな・・・)