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広がる道産子の世界

宿泊研修の後、金曜の晩の予定をしっかりあけていたんです。

でも、皆、せっかく早く終わった晩だからとそれぞれの家庭に帰っていく訳で。(前の晩にしこたま飲んだから、もういいかという事実もありますが)

そんな中、同期で同窓の1人のI君が付き合ってくれました。前回一緒に飲んだのが殆ど1年前。(ブログってこんなことも分かる・・)

彼とは沢山の縁があるんですよね。

札幌から東京まで受けに行った最終面接で一緒になって、札幌駅でまたどこかで会おうと握手。すぐに内定者仲間として再会したり。(お互いに相手は落ちたと思っていたらしい 

当時のそれぞれの彼女が見送る中、同じ飛行機で千歳空港から東京に就職の為に旅立ったり。

適度に道産子で田舎者の僕達が、ちょっと大東京にビビりつつも、なんとか居場所を見つけ、気がつけば、それぞれ仕事では海外にも行動範囲が広がっていき・・僕がドイツに駐在し、彼がアフリカのどこだかに駐在している時に、こっそり予定を合わせて
パリ出張を画策、花の都パリで寿司食って、カラオケ熱唱したり。

でも、最近札幌には帰ってる?とかしみじみ話してたり。お前、相変わらずダンスしているの!?と笑われたり。

飛行機に乗るのも慣れたし、英語もまぁしゃべれるようになったし、世界のあちこちにも行くのだけど、やっぱり道産子な感じが心地よくて。

大学時代のダンス部以外の友人にも会いにいきたいと思いました。(懐古主義?)

確かに浅いかも

今回の研修、久しぶりに同期の仲間と語らえたのが最大の収穫。それぞれがどんな仕事をしていてどんな悩みを抱えているのか。

一緒に食堂で飯を食べて、夜は飲んで騒いで、朝は風呂場で会う。10年前の独身寮生活を懐かしく思い出しました。

社員の総合力を発揮させたいのなら宿泊研修を時々させれば良いのだと思います。やっぱり同じ釜の飯を食べて顔を突き合わせれば、うちとけるのは直ぐ。

色んな仲間と旧交を温めたのですが、H君の言葉が胸に引っ掛かりました。昨年末に再婚して、5月に双子が生まれたのだとか。去年の今頃(8月)から、たった1年でこんな人生が変わるなんて思ってもいなかったって。大変だよ~って言っているけど、疲れた目の奥にも張りがある感じ。

今の自分の生活、お気楽で快適だけど、・・・色んな意味で浅いかもって思いました。大変なこと全然ないし。

 手帳に一杯書いてある「レッスン」って何のこと?

 え・・・・、、ダンス。。

行動特性診断調査

1泊2日のマネジメント研修に参加してきました。

あいかわらず部下がいるはずもない下っ端ーなので、バーチャルな世界ですが。事前に「行動特性診断調査」なるものを実施しており、このレポートが面白かったのでメモ。

行動特性(コンピテンシー)を20に分類し、それぞれをスコア化(平均50)しての診断。コンピテンシー自体の細かな定義なんかははしょりますが、面白い結果が出ました。

比較的高いスコア(55以上)で診断されたコンピテンシーは・・・

● リーダーシップ
● 達成志向
● 自信
● イニシアティブ
● 徹底確認力
● 分析的思考力
● 概念的思考力
● 情報志向性
● 関係構築力

各コンピテンシーの細かな定義を読まずとも、なんだか字面だけで想像がつく感じ。。一方で、低いスコア(45以下)となったのは・・

● 組織志向性
● 強制力
● 育成力
● 柔軟性

平均50を切っているのはこの4つだけ。この4つが僕の今の「弱み」だそうです。

プレーヤーは「強み」のある領域で戦える
マネージャーは「弱み」のある領域で戦うことが求められる。

講師の先生のお言葉ですが、凄く響いた言葉。なるほど、なるほど。

マネージャーとしての素養を磨くためには、自分の「弱み」を強化する必要があるとか。人を育てたり、行動を強制したり、組織に従ったり・・・確かに苦手かも~。。意外と頑固なので柔軟ではなかったりもします。

自分の「弱み」に正面から向き合ってみることを考えるきっかけになりました。具体的には何から手をつけようかなぁ。

今週の濫読

8月はちょっと濫読生活強化月間を目指していきたいと思います。

こんな本にアマゾンで手が伸びるあたり、仕事が楽しいのか、疑問に思っているに違いない。。悪くない2冊でした。

面白かったのが、

● ホーソーン効果

これはある生産性の実験を行ったところ、被験者の意識によって予想どうりの正しい結果がでない、つまり、被験者が注目される環境では、ついいつも以上の結果が出てしまうという話なのですが、その効果を自分自身の普段の生活に応用できないか・・という問いかけのくだり。

自分の生活を、something good and new で満たせば、きっと予想以上の結果がでるかも。

このような本で会社を辞めて起業してはいけません、という思いを深めた一冊。「会社を辞めていきなりトップ1%になれる!」という帯を信じる人がいたらどう責任とるんでしょうか。

無人島に流れ着いた32人。女は1人だけ。。剥き出しになった人間の欲望はとどまることを知らない訳ですが・・ラストはうーむ・・微妙。桐野夏生氏の著作で手に取るのは「OUT」「柔らかな頬」に続く3作目。あと未読本の中に「グロテスク」が残っています。

「ラブレター」に想いを込めて・・恋愛小説アンソロジー。やっぱり石田衣良さんが素敵。

東京裁判で絞首刑を宣告されたA級戦犯のうち、ただ1人の文官 元総理広田弘毅の生涯。明治から昭和にかけて、もっともっと歴史を読むきっかけにしたいと思い手にとりました。

O先輩の不要本の山から頂いてきた2冊。

夏休み・・一緒に出かける相手がいなくなったので一人で海外に行こうか、気楽に帰省しようか、少しばかり迷っています。 今のところは、夏休みは北海道に帰って、年末年始に海外に行こうかなぁとぼんやり考えてます。でも、海外もわざわざ日本から出かけなくとも、そのうち独り身で放り出される訳だし。。

それにしても脈絡のない濫読っぷりが冴えてますな。系統だった濫読は、テーマごとにアウトプットしていきます。

■ 131/200冊(2008年)

エスカップ男

なんかですね、目を離すと空き瓶が増えているんですよ。

そもそも、エスカップを箱買いしたのが同居人めさん。本人曰く、疲れて帰ってきた自分へのご褒美がエスカップらしいのです・・・ご褒美・・・安っ! 

めさんが転職して1か月。今度の彼の職場は、朝7時半から夜の10時、11時までのイケイケな感じ。土曜日もしょっちゅう出勤してるし。

前職以上にハードに働くのが是とされる環境のようです。幹部候補として入った訳ですから、年下の部下&上司に囲まれて結果を出さなくてはいけない。大変だけど、ここは彼の踏ん張りどころ。せめて、生活環境を整えることでサポートしていかなくては。

でも、彼の分担すべき家事は彼自身が行うことが彼の為になるわけで。彼の家事を減らす必要はない訳ですし。

んー、エスカップを2箱ほど追加で買ってくるか。

人材スカウト業界最大手の方の著書。どうにも魅力を感じません。

最近の若者の働くモチベーションについて書かれた一冊。響いたのは「恋愛」にも通じるこの一節。

● モチベーションは必ず下がる

だから、意欲があるうちにたくさん手を打つこと。下がってからでは遅い。。まさに、まさに、まさに。。。(次回はそうすることにします)

■ 123/200冊(2008年)