ここのところ、濫読習慣が後退気味。。というわけで、僅かな読書量という意味で僅読(きんどく)と呼んでみます。気が付けば、しばらく通勤中は小説読んでました。
- グロテスク〈上〉 (文春文庫)/桐野 夏生
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- グロテスク〈下〉 (文春文庫)/桐野 夏生
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なんというか、目が離せない面白さというか。語り手が信用できない、という手法は何とも技巧的。グロテスクって、古代ローマを起源とする美術様式という意味が本来あるようです。(Wikipedia)
文学的には、共感と嫌悪を同時に抱かせるような人物がグロテスクとされるそうなんで、変貌を遂げていく和恵は、まさにグロテスクだったのだなぁと納得。
東電OL殺人事件についても殆ど知識がなかったので今更ながら情報収集。
- 深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)/フランク・シェッツィング
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- 深海のYrr 〈中〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)/フランク・シェッツィング
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- 深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)/フランク・シェッツィング
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超大作の海洋冒険SF。原書のドイツ語版は1.1キロあるそうです、そんなん持ち歩けない。。やや盛り沢山すぎで、ディテールにこだわるあまりやや訳分からない群集劇になってますが、そこを乗り越えられるのなら楽しめるエンターテイメントではないかと思います。
よくも悪くもドイツ人の著者というのが納得いきます。米国批判っぷりが激しいのでハリウッド映画原作としては微妙かも。
さて・・次は、敢えてバラバラのジャンルの新書を何冊か読んでみますか。ビジネス書ばかり読むのも偏るので。
■ 16/200冊
お忙しいスケジュールのなかで、いつ読書されてるんですか??(愚問すいませーん)
私、
日本の学校では作文書いたり小論文書いたりするのが大好きで、本からインスピレーションをうけたりしていたのに、ちょっとブランクがあいた瞬間、劇的な活字離れ。
カムバックしたいです。。。
ヒロポンさんのおすすめから攻めようかな。。。w
最近は通勤時間が長くなったので(片道50分)、そこで読むのが多いです。あとは隙間時間に。何冊も平行して読んでたりもするので、家はあちこちに本が。。