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米国でも手巻きの日

我が家の家ごはんの定番のご馳走といえば手巻き。米国生活ではネタ調達が難しい!の一言ではありますが、わりとコンスタントに開催しております。

最近の注目ネタは、やはりなんといっても毎月第1週の週末にHマートで開催されるマグロ解体販売。

最初の頃は赤身もトロも同じ単価で売っていたので完全におじさんに張り付いて、こと細かに切り出す部位を指定できてお得感一杯だったのですが・・最近はトロの部位の単価をあげてきたので、普通に高級食材となっています。

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(それでも見かけると毎回買ってしまう罠)

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(これで4千円ぐらい、でも極上の中トロです)

こんな素敵なマグロがない日でも、入荷の安定する南米の養殖サーモンに一品、二品を加えて結構高頻度で手巻きを楽しんでおります。(東京に暮らしていた頃の魚屋さん直売の手巻きネタセットには及びませんが)そんな生活に最近強力な助っ人が。

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(じゃじゃーん、舟盛りの舟です)

ベルエアの日本風な雑貨屋で発見、17ドル。

この舟に乗っているだけで、サーモンもウニもイクラも2割増しで美味しそうに見えるから不思議。(あと彩のシソの緑があればもっと良くなりますね、裏庭で栽培するか・・・)

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(ちらし用の大きな鉢も桶もあります)

酢飯に海苔に魚介の組み合わせの素晴らしいこと。

最近、長女がお弁当に海苔で巻いたおにぎりを嫌がるのですが、海苔も断固として日本固有の食文化なんだと訴えさせるようにしないとですね。(あまり黒色の食材って他の国にないですものね、イカ墨とか?)

脳裏にミツカン酢の例の「土曜日は手巻きの日!」のCMが浮かんできたので探してみたら、とんねるずばっかり。。

ヒューストンの家飲みで手巻き普及に努めたいと思います。
(早くSeiwa Marketがオープンしないかしら、、)

てっちゃん〜驚異の舟盛り

忘れないうちに、先日の札幌遠征の際に訪れた「てっちゃん」~脅威の舟盛の店をすすきの特派員として是非紹介しなくてはと以下。

場所はすすきの中心部にほどちかい小さなビル、エレベーターを降りるといきなり目の前に現れるのは・・大量の昔の玩具、ポスター、駄菓子の山 !

これだけでも、目が点になりそうな奇怪な店ですが、座るやいなや予約人数の分だけ問答無用で出てくるこの舟盛り!! (今回は3人前)

なにが凄いって、この重層構造。これでもかと積み上げられた魚介の山。美的感覚など無視した、この圧倒的な量。とにかく積み上げられております。ネタの種類も多彩で・・ はじからメモしたところによると

くじら、ウニ、カキ、しらうお、うみぶどう、ほや、ほっき、たち (たらの白子)、えんがわ(かれい)、くらげ、あんきも、さんま、さば、サーモン、えび、ほたて、いか、まぐろ(赤身)、生たこ

● 本日は19種類 !!

もう、言葉もなく、しょう油、ポン酢、わさび、しょうが、山ワサビ、ネギなどの薬味と共に、ただただ突撃するのみ。ちょっと刺身に飽きた頃にオーダーするのが、

● 手巻きセット (酢メシ+のり)

「今日は手巻きの日~~~~~」という訳で、巻き巻き巻き。息も絶え絶えになったころに、ようやく舟の底がちらりと・・

これだけ食べて、

● 1人前2700円ぐらい + お酒

まさに恐るべし、です。

周りは忘年会のサラリーマン風。6人前の舟盛りは、もう筆舌に尽くしがたい状況でした。

大漁居酒屋 てっちゃん
〒060-0063 札幌市中央区南3西4 カミヤビル7F
TEL 011-271-2694 (要予約)