あてにならないものといえば、年金。社会保障の中でも特に破綻が懸念される年金制度について新書でおさらい。
- 年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)/鈴木 亘
- ¥819
- Amazon.co.jp
■ 年金制度は現在の高齢者を現在の現役層が支える賦課方式で運営されている
■ 人口減少、少子高齢化が進む中で将来世代の負担は著しく高まり世代間の格差は高まる
■ 国民年金の未納者が増えても制度は破綻しないが、低・無年金者が増えるのは国家問題
■ 年金財政の立て直しの為に、積み立て方式への移行を早急に検討すべし
- 財政危機と社会保障 (講談社現代新書)/鈴木 亘
- ¥798
- Amazon.co.jp
■ 日本の財政は直ぐには破綻しないが、現在のペースで債務比率が拡大すれば必ず財政危機に陥る
■ 菅内閣が揚げる強い社会保障政策は日本の成長戦略にも景気対策にはなりえない
■ 既得権益を享受する高齢者が日本の社会保障改革を難しくしている
うぅむ、暑い部屋が思わず涼しくなる寒さですが、不都合な真実から目を背けてはいけない。やはりどこかで痛みをもって現行の賦課精度から積み立て制度に移行ですか。
取り組んだ瞬間に政権崩壊しそうですが・・問題の先送りはもうこのへんで終わりにしないと。
(このままじゃ日本の社会保障制度はユデガエルになっちゃうよ by MAI)
我が家の家計計画にも影響ある重要な問題です。とても他人事じゃない。
■ 102/200冊