「一流ビジネスマン研究」カテゴリーアーカイブ

オーマエ節

ちきりん先生のオススメに従い大前研一氏の最近著作を連休に一気読み。

日本の論点/プレジデント社
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クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道/小学館
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稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方/小学館
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この人に日本の舵取りをまかせたら、どんな国になるのかなぁ。
道州制を梃子にしてクオリティ国家という国の生き方ができるなら見たい気がする。

でも、選挙に出ても人気なさそうだし、既得権益で生きている人にはまず目の敵。言っていることは至極まっとうな気がするので、まだ活躍して欲しいと思うのだけど。

せっかくの日本が誇る頭脳、ご意見番でもよいから今から何か出来ないのか。そういう自分も何も出来ていないけど。(在外選挙権すら行使準備できず)

たまには自分の国の舵取りそのものを、視点をあげて考えてみる。こういう視点の切り替え、大事だと思います。

■ 95冊 (2014年)

日経アソシエを追加〜ビジネス情報源

日系企業で働く会社員ですので日本のビジネス情報はやはり大事。日経朝刊は隣の部署から数日遅れで読める体制が出来たので、あとは自己工夫。

(君、ときどき凄く目が細いよね)

やはり多少コストはかさみますが日経ビジネスは海外での購読継続を決定。(今までは日本での契約が残っており、優しい同期に転送してもらってました)年間3万4千円かかりますが、米国オフィスに直送&デジタル版としました。

基本は出張時の読み物なので、やはり紙で読み捨てられるのが嬉しいです。(今後は近場の部署の派遣員にシェアしていいかも)

あとは勢いで、日経アソシエも海外購読を決定。20後半から30前後の自己啓発好きな若者向けとは分かってますが、面白いし。

日本に一時帰国した際に購入した号で、いくつか良い刺激を頂いたのを理由にこちらも購入再開を決定。日本の本は普通にKindleでワンクリック購入できるし、便利なもの。勿論紙に比べるとイマイチ読み応えがないのはやむをえませんが。

デビルマン世代

サイボウズの青野社長と社会学者の田中先生の対談記事が秀逸。「少子化が止まらない理由はオッサンにある?」

男性として生きていくことのしんどさという普段考えたこともない視点。また、70年代前半世代をデビルマン世代と定義付けたのは愉快。

昭和的な男らしさを内面に抱えつつ、平成的な男らしさにシンパシーを感じてる、上の世代からは裏切り者と罵られ、下の世代には仲間と認識されない・・まるでデビルマン、と。(うまい!うますぎる。)

1974年生まれのデビルマンファンとしてはハラオチ。

(うちのニュータイプ、頬のごはんつぶが見事)

最近の若者は・・・と呟いてしまうぐらいはオッサンだが、バブル世代のノリもなく、ミドルな立場で仕事でキューキューしながらも、意外とイクメン志向だったり。

狭間の世代というのは何か納得するところがあります。僕自身は結局育休を取る機会と気概はなかったけど、あと数年で世も変わるはず。さらに時代が移れば育休取得者と介護休暇取得者が混在しているかも。

この1週間で、海外で働きながら子育てする同世代の女性と話をしたり、共働きなので単身で海外赴任している後輩女性と話したことも考えるきっかけに。

さて家族到着まであと3ヶ月、どのように海外で家事分担、育児参加できるか。平成イクメン心が夢想しつつ、昭和リーマン心は仕事に没頭したがってます。

ビジネス知力

漫然と日経新聞や日経ビジネスを日々眺めていないか。単なる知識の収集でおわらず、知恵につなげる思考プロセスがあるか。

(同じインプットでもアウトプットで一皮向けたいもの)

ちょっとセルフチェックをしてみようかと思い日経TESTのテキスト購入。こうすると知識の抜けや考えが足りないところをあぶり出せる気が。

日経TESTなる試験も年2回あるようなので2014年の活動に加えてみますか。ますます日本経済新聞社に貢ぐことになりますが。

日経TEST公式テキスト/日本経済新聞出版社
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日経TEST 公式練習問題集/日本経済新聞出版社
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(まだ始めたばかりだけど、やり切る予定として冊数カウント)

■ 13冊 (2014年)

経営論者の戦略読書日記

大いに楽しませて頂き読了。

戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉/プレジデント社
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夕学五十講後期での見事なプレゼンテーションを思い返しながらニヤリ。頭の良い人の思考の振れ幅を実感しつつ、これは実は書評ではないのだなと。

舌鋒鋭いかと思えば、どこか飄々と流れていくところもあり。ご本人が自分はビジネスでは役に立たないと豪語していたのを思い出します。

自分もこのように読書を通して知的興奮を覚えてやりたいと嫉妬。やはり趣味の一つは読書、で、一生いきたいもの。

巻末インタビューでのイワイワ国とか、楠木教授の紙一重感がたまりません。来月講演を聴く機会があるのですが、失礼ながら顔見て吹き出してしまいそう。

こんな経営学者さんもいるのだなぁと。(ご本人曰く、経営論者)非常に興味深く、魅力的。(ご家族は大変でしょうが)

■ 8冊 (2014年)