「米国に暮らす」カテゴリーアーカイブ

NYで炙り〜炙り屋錦之助 Aburiya Kinosuke

思いついた時にNY出張時の振り返り。

ミッドタウンの人気店として名前は聞いておりましたが、まだ未訪問だった炙り屋錦之助に行って参りました。

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(E 45th St. btw 2 & 3 Ave.)

もう入り口からしてワクワクしちゃう佇まい。

メニュー構成も、店内の雰囲気も、店員さんの接客ぶりも、どこをとってもしっかり日本な雰囲気で、まるで新橋あたりのちょっと小洒落た和系居酒屋で同僚の皆さんと飲んでいる感じ。

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(お造り)

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(たけのこ焼き)

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(鳥もも肉の炙り)

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(つくねを塩とタレ、夫々に)

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(しまいにはオーダー乱れ打ち)

日本酒も自分の普段酒と設定していた福島の大七、純米生酛の四合瓶を横に置いて何ともリラックス。日本では四合瓶は確か酒屋で1,400円ぐらいだったこの純米生酛が、マンハッタンでは4倍以上の60ドルになってしまうのはやむなし。(飲めるだけで幸せ)

店員さんの接客は悪くないのですが、2時間制が厳密に運用されており、後ろのお客様がお待ちですので・・・と釜飯を食べ終えた直後に追い出して頂きました。確かに入り口には多数の入店待ちグループが。Yokoso Japan(的な居酒屋)の精神が必要ですね。

この日は、ここが1軒目。その後色々と思わぬ展開や抗えない流れがありまして・・・こちら5軒目の看板。。。

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朝4時起きで我が家を出てヒューストンからNYへ。結構気合いれた瞬間もあり、その後弛緩する時間もあり、また何故か緊張する時間もあり、色々あったなぁと振り返りながらの朝4時の〆のラーメン@TOTTO RAMEN。もうかれこれ24時間だ。。。

■ TOTTO RAMEN(→HP)E 52nd btw 2 & 3 Ave.

初めて頂くチキンパイタンはなかなかのお味。鶏からとったスープで醤油系となると、武蔵小山のまさ吉の中華そばを思い出します。絶品の焼き鳥と日本酒が懐かしい!

 

初めてのパスポート不携帯

1ヶ月半ほど前のメキシコ出張で人生初をやってしまいました。

そう、人生初のパスポート不携帯@空港、今から海外。海外出張や旅行での失敗話の定番ですが、まさかそんな事態が我が身に起こるとは、何が起きるかわからないのが人生。

気がついたのは空港の駐車場に車を停めた瞬間。あれ?って。何か嫌な予感がしたんです。

ちょうど3月は毎週出張していて、LAやNYに比べればメキシコ中央高原ってヒューストンから2時間弱で近いよなぁと余裕の構え。・・ん、メキシコってアメリカじゃないんじゃない!?

普段、米国内出張は免許証を携帯するだけで良いので、ついついしまい込んだパスポートを持ってくるのを忘れてしまいました。

まだフライトまでは2時間ほどあった訳ですが、どんなに計算しても行って帰って間に合わず。藁をもつかむ気持ちで妻に電話するも直ぐに応答無し。敗北宣言をたてて、1便後のフライトに変更(幸いに追加料金無し)、到着が2時間遅れることを関係者の皆さんに謝罪連絡。その日は大事な予定がなくて本当によかった。。

航空会社のカウンターの女性は、一応全力で車を走らせたらギリ間に合うかもよ?とそそのかしてきましたが、色々なリスクが高まる気もしたので諦めました。案の定、再度自宅と往復したら運転だけで疲れる、疲れる、、(1.5往復で約3時間弱の運転なので)

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(メキシコ中央高原の夕暮れ)

なんとか皆さんに目的地で合流して夕食に。そこでもっと恐ろしい可能性が議論されました。もしも保安検査場前の係官が米国免許証しかチェックをしなかったら、、。そのまま飛行機に乗ってしまいメキシコ到着時にパスポート不携帯が発覚したら、どうなっていた!?

当然空港内から入国は出来ませんので米国に送り返されることになるのか、それとも誰かに米国の空港までパスポートを届けてもらって機長託送か何かで届けてもらうのか、お客さんにお願いして持ってきてもらうのか、、等々。どう考えても激しく暗い未来です。そんな最悪の展開ではなくて本当に良かった〜。

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(宇宙に行く時はパスポートはいらないのかな?)

これで死ぬまでパスポート携帯したかどうかのチェックフラグが脳内に深く刻みこまれました。あと、空港と自宅の中間地点で妻とランデブーというシュミレーションも実施。(出会えない可能性もありますが・・)

最近あまり忘れ物とかの失敗がなかったので油断が生まれているのかもしれません。ちょっと気を引き締めなくては。(ついでにカラダも)

米国で社交ダンス〜初契約更改

久しぶりの「米国で社交ダンス」の話題更新。ここのところ平日出張が続きダンス教室に通えておりませんでした。(→そのかわりに道産子ダンサーを送別する機会がありました。

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(これまでの流れ)
■ →体験レッスンを予約
■ →体験レッスン後に入会決意
■ →団体レッスンと練習パーティー参加
■ →ガルフスウィング!?

入会後に個人レッスン4回分の権利(含むその期間のグループレッスンに何回でも参加可能)を購入したのですが、これを2ヶ月かけて、ようやく消化するダメな生徒です。(推奨は1ヶ月です)

手帳によると、個人レッスン(50分)を4回、それ以外にグループレッスン6回をこの2ヶ月間に受けたようです。最初に支払いした530ドルも、4回ではなく、10回で割ることが出来れば結構リーズナブルな感じになって来ますね。アメリカの人件費を考えれば、ゴルフやテニスを個人やグループで習っても相当かかりますので。

個人レッスンでは、いわゆるインターナショナルと呼ばれる、僕にとっては普通の社交ダンスのワルツやタンゴを習いました。グループでは、クラブスウィングやカントリーポルカ、イーストコーストなど、聞いたことも踊ったこともないアメリカンダンス達と格闘。(そして直ぐに忘れる)

どうやら教室を支える生徒の母集団は50人(組)程度のようですので、顔見知りが少しずつ増えていきます。(名前はまだ15人ほどしか覚えられておりません。そして忘れる・・)でも、こちらが顔を出さないと、どうしてたの?と気軽に声をかけられるのは、ちょっと嬉しい感じ。(職場と家庭の間のサードプレイスになりえます)

やはり短時間とはいえ、踊っている間は完全に仕事から離れられる貴重な機会。これが同じ運動でもジョギングとかだと、なぜか目の前に山積みの仕事のことばかり考えてしまうんですよね。(それはそれで頭も整理できて有効なのですが)

支払い済みの4回分レッスンを消化したところで、次の4回分530ドルの契約更改(2回目の支払い手続き)を行いました。(ちゃんと細かな契約書面があるのが流石米国。中身は・・よく読んでいません。)

共同オーナーの一人であるエディー先生。(もうお一人はミレラ先生)10年ぐらい前は全米の10ダンスチャンピオンだったようです。Youtubeで昔の競技会やデモの姿を見つけてしまいました。やっぱり現役時代は細かったのね・・というのはまっすぐ自分に戻ってくるので言わないことにします。

さて、2ヶ月間で準備運動も終わったということで、そろそろ真面目にアメリカンダンスを習い始めてみようかと思います。覚えられるかしら。

ディズニーオンアイス〜100 Years of Magic

ママ(ばーば)が遊びに来ておりますので家族でディズニーオンアイス〜100 Years of Magicを観に行きました。

前回ヒューストンで初めて観たのはFrozenだったか。同時に全米各地を幾つかのShowが回っているようです。(他にはLet’s Celebrate!とかTreasure Troveとか)

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(会場はいつものNRGスタジアム)

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(ばーばに電飾グッズをせがむ長女)

長女は4歳にしてディズニーオンアイス4回目の玄人。(米国2回、日本2回)応援グッズの準備にも余念がありません。(実際に用意しているのは妻ですが)

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(アリーナ内にさらに座席が作られており結構リンクは近め)

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(こんな距離感でした)

毎度ながらアイスショーとディズニーの親和性の高さは見事だと感心します。スケートならではの氷上のスピード感とヒット曲満載のディズニーの引き出しの豊富さ。

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Frozenなんてアイスショーの為に作られたか?ぐらいの内容の演目ですよね。会場のアーレンデール、エルサが凍らせる前から最初から凍っておりますし。

いつもうちの夫婦が注目するのは誰役が美男美女で、誰役が上手いか(スケートが)、というところ。今回はクリストフ役が美男、スケートが一番上手かったのはムーラン役のアジア系黒髪女性という見立てで一致。エルサ役の女性が見せ場の2回転ジャンプで転倒してしまい悔しそうで、思わず声援送ってしまいました。

そして今回実感したのは次女の成長。

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1時間、休憩、1時間のショーをしっかり観切りました。成長というより、これぞディズニーの実力ということかも。

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(毎度ながら高価なかき氷)

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(本日も大満足なガールズ)

日本で代々木の体育館に観に行った際は偉く高価だったイメージがあったのですが、米国で観るとそれほどでも。勿論、最前列の方はガツンと高いのですが、後ろになるとかなり安かったです。今回は税込で1席35ドルぐらい、4人で150ドル弱。

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(演者のレベルは高目だと思います)

年末のディズニークルーズ2戦目に向け、家族で涼を取りながらのディズニーチャージ完了です。(→ディズニークルーズまとめ〜目次編

米国生活の家計簿〜賃貸契約更改

米国生活で最大の支出項目が家賃です。(次は車)

2年間の最初の賃貸契約が満了となり契約更改を行いましたのでメモ。(→米国駐在生活の家計簿〜固定費編

まずは契約終了の3ヶ月ほど前に家主さんより丁寧に契約更新の意思確認の連絡が入りました。「こちらは是非契約を更改して欲しいと思ってますが、そちらはどう考えてますか?」と。私からも「是非、継続してこの家に住みたいと考えてます。」とまずはポジティブに返信。

そして「ヒューストンの不動産市場は原油価格の下落によるオイル&ガス業界の不況により全体に弱含みと理解している。一方でこのエリアの公立小学校は人気ゆえその点は考慮したい。」とポジション取り。

そのうえで「現在の備え付けの冷蔵庫が古いので、これを新調すること、契約期間を2年ではなく3年とすることを条件に、家賃を現行から月額100ドルアップ(5%アップ)とすることで更新するのはどうだろうか?」と自ら値上げを提案。

これに対しイラン出身のとても感じの良い現オーナーは「それは有難い提案だ、是非それで進めよう。」と一発OK。正直、バザールで絨毯を買うぐらいの交渉があるかとも覚悟していたのでやや拍子抜け。

これが2014年ぐらいであれば、更改時10%程度のアップは当たり前の加熱した不動産市場であったと聞いているので、家賃交渉については本当に良いタイミングとなりました。(それ以外の環境が本当に困りはてるばかりの状況ですが。。)

これで原油価格が2年後ぐらいにようやく回復してきても再び家賃上昇することを心配せず、毎月の支払いを100ドルアップさせるだけで冷蔵庫も新調することが出来ました。

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全くもってハードネゴも何も繰り出さずでしたが、会社事由の転勤については違約金無しでの契約解除可能な条項あり、2週間に1回の芝刈りと3ヶ月に1回の害虫駆除も家賃込み、何より真っ当な大家さんに当たる幸運は逃すわけにはいかず、残る駐在期間も同じ家に住み続けることを決めました。

■ 家賃 2,000ドル→2,100ドル(3ベッドルーム、170m2平屋)