「米国に暮らす」カテゴリーアーカイブ

裏庭で収穫(無許可回収)

実りの秋・・ももう直ぐ終わり冬に向かっております。ヒューストンはまだまだ暖かいですが。

日々原始の森に帰ろうとしている手入れ知らずの我が家の裏庭ですが、ふと気づくと想定外の収穫物が。

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・・隣の家から侵入してきた蔓から・・・これはヘチマ?

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よくみるとあちこちにヘチマ。

夏の間、カボチャの蔓のようなものが裏の家から壁を越えて侵入してきていたので、ばっさばっさと私有地侵入の罪で切り落としていたのですが、ふと目を離した隙にまさかの献上物が。

あんまり食べても美味しくなさそうな感じなので、もう少し成熟するのをまってタワシでも作ってみようかしら。

いいかげん伸び放題のバラ達もそろそろ剪定して冬支度をさせてあげなくてはいかず、重い腰をあげるタイミングを伺っています。裏庭がある喜びと、ちょっと面倒な部分の両方ですね。(それでも庭付き一戸建てに住めるのはこの瞬間だけかもしれず、貴重な体験か。。)

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先日は裏庭がプールの先輩宅をお邪魔してきました。お洒落!

トランプ大統領の米国で暮らす

来年1月よりトランプ新大統領が率いる偉大な米国で暮らすことになりました。果たして僕らの生活はどうなるのでしょうか。俄かに自分が映画の中の登場人物(ただし右往左往する群衆の一人)となったような気がします。

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歴史的瞬間に立ち会いたいとの思いで選挙日は深夜1時ぐらいまで起きてましたが耐えきれず寝てしまい、朝、目が覚めたらトランプ大統領が誕生しておりました。

これまで米国のマスコミも、日本のマスコミも、散々ヒラリー有利と書いてきた訳で、さらにCNNやFOXなど大手メディアも当日のギリギリまで、いやいやまだまだ分からない・・と報道しており、大接戦であったのは事実ながらも、米国民の半分ぐらいの強い思いをマスコミは全く正確には汲みきれていなかったと思います。(あるいは世論を操作しようとしていたのか)

中間層以下の白人、40歳以上の男性、このあたりが密かに一丸となり本気でトランプ大統領を誕生させたのでしょうか。公正に選挙で選ばれたのですから文句もいえません。自分は一時的にVISAを取得して米国で働いて納税している身分で選挙権を持つ市民でもないですから。

世紀の逆転劇に世界から歓声と絶句、ということですが、早速米国では反対の輪が広がっているそうです。どちらが当選しても半分ちかくは不満があったのですからやむをえないですね。但し、先日の英国の EU離脱といい、なんとなくの予兆はあった気がします。本当に大統領の資質を問うているのであればここまでトランプが残らないはずですし。品が良かったとは言えませんが毒舌本音発信は考え抜かれたマーケティングの結果かもしれません。

上院下院共に共和党が過半数を握り(新大統領が共和党とうまくやるかは不明ながら)、理屈的には思うがままに舵を切れるトランプ大統領はどのようなリーダーシップを発揮するのか。僕自身と一部の人が期待するように意外と常識的な政権運営となるのか、それともこれまでのパフォーマンスそのままに常識外の世界へかっ飛ばしていくのか。

果たして何が起きるのか、米国の歴史の重要な1ページとなるかもしれない時期を、まさかの米国で過ごせることに少し興奮しています。(不謹慎でしたらすみません。。)日本において日米安保の問題が深く議論される可能性があるのは少しだけ好材料。あとは円高のうちにドルを買うかどうかですかね。。

YAKINIKUラブ

自宅周辺地域のクオリティオブライフ(QOL)を著しく引き上げたと僕が勝手に噂している日本食スーパーSeiwa。

色々とSale対象品が変わったり、新商品が出てきたりで目が離せなくて、毎週一回はパトロールしてしまいます。最近気に入っているのがYAKINIKU。

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タレに漬けた自家製焼肉!!

タレも自家製なのかな〜美味しいな・・と思っていたのですが、翌週行ってみたところ「エバラ焼肉のタレ」使ってます!とポップで説明が。。(でも当地では焼肉のタレも高級品なので嬉しいか)

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牛切り落としの部位で歯ごたえのあるものや・・

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薄切り肉のタイプなど幾つか。

いやーご飯が進みます。ちょっとネギが入って緑があるのも嬉しいところ。値段帯も5ドル前後で250グラムと手頃です。単身ならば週2回ぐらい買って食べてしまいそうだ。

YAKINIKUといえば待ち遠しいのが牛角の二店舗目。

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(こちらはダウンタウンの牛角一店舗目にてランチ)

久しぶりに食べるカルビやハラミ、タンなんかはやっぱりべらぼうに美味しくてドンブリご飯が進んでしまい、糖質制限視点では危険。それでも週末に近所で家族でYAKINIKUランチ出来るようになるのは幸せかも。

牛角オープンを心待ちにしながら、久しぶりに牛タン一本買ってきて自宅でタン塩でも思う存分食べてみようかしら。やはりステーキでも、韓国焼肉でも満たせないのが、JAPAN YAKINIKUなんだなぁと胃袋で実感です。

ハロウィン2016

今年のハロウィンは10月31日が月曜日だったので、週末も含めて3日連続イベントという感じに。

まずは土曜日。昨年同様に家族会員になっているヒューストン動物園のハロウィーンイベントに参加。

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長女は新プリンセスのエレーナ、次女は大好きなアナで参戦。

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動物園内の水辺をキッズ達の仮装パレード。

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両親はスーパーマンとスーパーガールで引率。

続く日曜日は、次女が通うプリスクールが主催したハロウィーンイベントに家族で参加。

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娘達はダブル・ラプンツェルの衣装で参戦。親達は昨晩洗った一張羅のスーパーマン&ガールを再度着込むはめに。(暑くてTシャツ以外の仮装をする気になれませんでした)

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(プロのフェイスペインティング師のスキルは流石)

そしていよいよ本場当日となる月曜日・・・は、まさかの日本との電話会議が夜に設定されており、帰宅したらイベントは終了。大量の戦果を前にドヤ顔の娘達。

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大きなボウルに1杯半の菓子の山。

過剰とも思える物資の豊富さに圧倒されつつ、300円の予算で工夫して購入した遠足のお菓子の世界がふと懐かしかったり。。

大腸ポリープが癌化する前にラッキー除去

米国で大腸内視鏡検査を受けてみたシリーズ最終回。(前回は→米国で大腸内視鏡検査

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3週間ほど前に受けた大腸内視鏡検査。検査中に見つかり即日切除した大腸ポリープの病理検査の結果を聞きに行ってまいりました。

検査後の説明書きによると、大腸ポリープというのは3種類あり、adenomas、hyperplastic、inflammatoryの中で、hyperplasticとinflammatoryであれば別に心配はないが・・とありましたが、先生からの説明は、どっちもadenomasだったよん、と軽い一言。

ん?それって、そのうち癌化する可能性のあるタイプの大腸ポリープだったってことじゃないですか!(adenoma=腺腫)

もともと53歳で事故で亡くなった父親が40代の頃から大腸ポリープをとるために定期的に検診を受けており、46歳の時点で切除したポリープの一つが癌化していた歴史があるので、要検査ではあったのです。(大腸ガンの中には高い確率で家族間を遺伝するものがあるそうです)

幸いに、大腸ガンはポリープ(腺腫)が癌化する前の段階であれば容易に切除可能なので、これから3年に1度は必ず大腸内視鏡検査を受け、ポリープが出来てきたら都度切除をしていくことが今後の人生のMUST DO LISTに加わりました。

今回、偶然に痔の便潜血が発端で見つかった大腸ポリープ2つも、あと10年も放置していたら癌化していた可能性が高いということで、冷や汗もの。

「こんな小さいうちにポリープを見つけて取ることが出来てラッキーだったねぇ」と爽やかに笑うDr.サンと思わず両手で握手しちゃいました。

さて、大腸ポリープが出来たら切ればよいといっても、予防出来るものであれば予防したい気も。調べると、過度の肉食と飲み過ぎ、食べ過ぎを避け、野菜をしっかり摂取して適度に運動をする・・・ということでした。なんかごく当たり前な健康生活のススメ、という感じです。

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(妻が得意の美味しいローストビーフ)

肉ばかり連続して食べずに魚もバランスよく食べる・・というのはちょっと米国生活ではハードル高く、食材コストも嵩みますが、命には変えられませんので今後励行したいと思います。

いやー、それにしてもラッキーでした。同じ遺伝子組成をもってそうな5歳下の弟にも早速アドバイス。

(関連バックナンバー)

■ →人間ドック2016
■ →米国で大腸内視鏡検査を予約
■ →米国で大腸内視鏡検査