遠く日本では夏季賞与の支給日。
これまでボーナス頼みな家計運営を日本では続けていましたが・・、昨年よりポンド前提の海外給与での生活に緩やかに移行した結果、ボーナスを忘れた家計運営に無事に到達。
日本に残してきた銀行口座から引き落とす日本発行のクレジットカードを適宜使いながら、旅行用追加ポンドを送金手数料極小でWISEで送る技も身につけまして、ようやく非常時にも安心。
引き続きコト消費については資産の取り崩しも視野に入れながら、基本は収入の範囲内で暮らしていく感覚が整うのが大事。
どうしても生活環境が変わり、通貨まで変わると、調整には一定の時間が必要。でも、この調整期間をうまく乗り切れると、そこは海外赴任の手当分の嵩上げを楽しめる気持ちにもなってくるから不思議です。(やはり家賃や教育費に補助があるのが大きい)
仮住まいだと思うと、家具なんかの買い替えの欲求が出ないのも割と良い部分かも。(不満は解消しないのと裏腹ですけど)
あとは、家計運営的には出来るだけ長くこの状態が続くことが願望です。だいたい、こうした願望って、願うと離れていくものですが、果たして如何に。
エンタメ系サブスク課金の状況を10ヶ月ぶりに巡回チェック。(→前回チェックは2024年9月)
気がつけば自然増殖していくのが、サブスク系のネイチャー。
◉U-NEXT 月額2,189円(税込)
◉Disneyプラス 月額990円(税込)
◉楽天マガジン 月額418円(税込)
◉NordVPN 月額580円(税込)
◉AmazonPrime 月額1,800円(税込)
◉Kindle Unlimited 月額980円(税込)
Amazon JapanからAmazon UKにPrimeを移したために金額は大幅アップ。さらにKindle利用が増えた流れでUnlimitedにも加入。
そして先月から利用開始したのが語学独習アプリのPimsleur。
◉Pimsleur 月額2,250円(税込)
エンタメというと少し違う気がしますが、趣味のカタコト語学の独習ですから、やはりエンタメの類か。
足してみると合計9,200円ほど。ギリ1万円以内に収まりました。もう1万円以下であれば十分な気がする。。(自分に甘い)
英国に渡航して早1年。
これまでは何とかポンド収入で日々の生活はやり繰りをして、旅行などで足りない部分は日本発行のクレジットカードで支払いを円口座に引き落としを逃して・・とやってきました。
ところが、それぞれの両親の渡航の際の航空券や滞在費を立て替えたりする予定が今後幾つかあり、なんとか日本の円口座から英国のポンド口座に国際送金を行いたくなって参りました。
幸いに、最近の英国での個人の確定申告処理について話を伺っていくと、以前は税務処理が煩雑になるので国際送金を行う銀行口座の管理が煩雑なイメージがあったのですが、制度が変わることにより簡単になった印象。送金のハードルは下がりました。
そこで、渡航前に口座を作っておいたWISEという国際送金サービスを利用して、出来るだけ少ない送金手数料、有利な為替レートが適用されるかをトライしてみました。
結果、4,000ポンド、約80万円を国際送金するための手数料が約5,000円に抑えることが出来ました。そして為替差損は何と無し。
これなら今後は考え方を変えて、日本のクレジットカード利用を止めて、都度の国際送金に切り替えることでいいのかも。
今回が実は自分の海外銀行口座宛の人生初の国際送金。国際送金サービスのWISEも、受け取りのRevolutも、どちらも英国発祥のフィンテックサービス。便利になったものです。
家計簿をつけるのは健康診断のようなもの、というのは倹約者の流儀のくらまさんの言葉。
私も実際の肉体の健康診断は少々とサボり気味ですが、家計の健康診断は、小遣い帖的なPL管理は小学生からつけ始め、これをBSの管理に移行したのが2010年頃。わりとベテランです。
今は3ヶ月に1度ぐらいの頻度で各口座の推移をトラックする省力化スタイルに落ち着いています。(2023年末までは毎月チェックしていました→ライフハック家計簿)
2024年4月に英国に赴任したので、英国の銀行口座には日々の生活のためのポンドがあり、日本の銀行口座には円が残る家計体制となりました。
ならば、ポンドだけ見ていれば良い?と思うかもしれませんが、決済用ポンドが不足するので、旅行代などは円口座に紐づくクレジットカードで決済しており、日英合算でみないと、本当に収入の範囲内で暮らせているかは分からないんですよね。
収入の範囲内で暮らせた結果がプラスであれば貯金となります。この貯金が次の投資のタネ銭や将来の教育費、老後の備えに。
今は海外非居住者として、日本で株や投資信託を購入することが出来ないので、なんとか収入の範囲内で暮らして、貯金を少しずつでも行って娘達の学費を準備するステージです。
節約ブログのサムネイル風に表現してみますと、
◉1年で400万円を貯金できた
この点、協力してくれた妻、娘達へ、家庭内CFOの私からも感謝です。(→家庭内CFOはロンドンでも)
ちなみに配当金狙いの個別株式の時価総額はこの1年で200万円ほど目減りしておりますので、金融資産全体の増減は差引しますと200万円の小幅プラス。個別株の時価はあまり気にせずで。
2025年4月から次の1年、引き続いて、収入の範囲内で(楽しく)暮らすことが目標です。
令和6年、2024年の確定申告は英国からリモートで実施。
ロンドンで作成した確定申告書類を東京宛に封書で送付し、納税管理人を今回もお願いせていただいた義父に代理で管轄の税務署に提出して頂きました。

(帰国後どこに住むかですが、それまでは目黒税務署)
確定申告の作業も通算16回目。もう一通りあれこれ経験して手慣れたつもりでしたが、昨年申告時に40万円を超える申告納税をおこなった結果、今年度は所得税の予定納税が初めて発動。これまで予定納税をしたことがなかったので興味深く感じました。
そして当たり前ですが、海外赴任により日本での給与収入がほぼほぼなくなると税率が大きく下がることも確定申告作業をしていると実感。これは前回の米国駐在時でも経験しました。
60歳の定年後は、不動産収入と、個別株の配当金、そして若干の勤労収入と、貯蓄の取り崩し補填の組み合わせで暮らし始めるニューライフを始めるつもりで今はいますが、若干の勤労収入程度では、さほど税率が高くなることもないだろうなと想像します。
10年後となる60歳からは自宅でリモートでも取り組める仕事を一つ起業。そして何か身体を軽く動かすバイトも一つ継続。そんな緩いイメージです。
細く長く死ぬまで働いて、今後も少しは納税していくぞ。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。