「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

冷凍納豆指数

日本人が駐在しているような海外に行く機会が出張やプライベートであると、ついついその土地での日本食材の調達コスト(価格)や、本の調達可否が気になります。

クアラルンプールでもついつい私的投資環境調査を実行じてしまいました。ここに駐在する可能性はいまのところゼロですが。

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鯖やアジの干物からイカ塩辛まで相当なレベルで日本の加工食品が冷凍で入ってます。野菜や魚など、地の食材もかなり日本食に転用可能なものが多いように感じます。

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さらに、豆腐や豆乳、厚揚げまで現地生産されておりました。日本食材も十二分に調達可能、やや割高ですがバンコクなどと比べても遜色ない感じ。

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大好きな納豆(冷凍の輸入モノ)も何種類も売っておりました。

突然ですが、ビッグマック指数という指数があります。英国の「エコノミスト」により考案されたビッグマックの価格により各国の経済力を図る指数のこと。

世界でほぼ同一品質のものが販売される際に、原材料費や光熱費、賃金などが反映されるから、この指数を使えば総合的な購買力の比較に使えるんだそうです。

この指数にヒントを得て、密かに僕が提唱しているのが冷凍納豆指数です。納豆の値段を100とした時、100に指数が近い外国ほど日本的食生活環境が整うという仮説です。

デュッセルドルフ(ドイツ)も高めの指数を示しましたが、ブダペスト(ハンガリー)など大変。アセアンでもハノイ(ベトナム)などが比較的高い数字を叩き出しております。

クアラルンプールは、3パックで約180円程度なので、かなり住み心地もよいほうかと。そうそう、キノクニヤで書籍も約2倍ぐらいの値段で購入可能でしたし。

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土地の食べ物が美味しくて、日本食材も時には購入可能で、さらに活字も充填可能。なんだかマニラよりはずっとクアラルンプールの方が住み心地よさそう。

でもひとつだけウィークポイントを発見、これはジャカルタも一緒なんですが。物価に比べてかなり酒が高い しょんぼり

いくら緩めといっても、ここはイスラム国家。

本来ならイスラム教徒は誰も飲まないお酒ですから、結構な酒税が課されるのです。ビールですら安くないのですから、輸入モノのの日本酒や焼酎など軽く日本の2~3倍。まぁ、割高でも気軽にお酒が飲めるだけで有難いと思わなくては、なのかもですが。

さて、タイガーのドラフトが飲める店を探して飲みにいこっと。

ぶらり、クアラルンプール

本日は丸一日クアラルンプールで自由なんで、リュックに本を詰めてブラブラ。移動手段は勿論、徒歩中心で(イスカンダルとの関係もありますので)。

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まずは宿の近所のインド人街を南に向けて歩いてみます。サリーやらカーペットを売る店がごっちゃりある中を、インドの軽快な曲が流れてます。

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イギリス統治時代の名残を感じる、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル。現在は最高裁判所として使われてるそうです。

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2つの川の合流地点に立つ、市内最古のモスク、マスジッド・ジャメ。タマネギ形のドームやアーチはムーア時代の様式に影響をうけているそうな。

南国マレーシアに、イスラムとインドの雰囲気が流れているのがエキゾチック。それにしても道行く人も、中国系、マレー系、インド系、本当に様々な多民族国家。

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このあたりから中国人街に突入。世界のどこでも存在感のある中国人って本当に凄い人達です。

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関羽様が祭られている関帝廟。まさか関羽も、日本をはじめとする沢山の子供達にまで有名になるとは思わなかったはず。

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セントラル・マーケット内で面白そうなもの発見。これって例のお魚さんでは・・・10分135円ならやるっきゃないと、足をドボン。

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ギャハハ・・・信じられない勢いで魚達が足に群がります。僕のダンスや水虫で剥けた皮を貪る魚達を見ながら、軍隊蟻に襲われたらとかを想像。

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足もツルツルになったところで、2階に上がってランチ。ナシ・レマという庶民料理です。ココナツで炊いたライスをオカズが取り囲む感じ、これも美味しい。

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このお店は映画プロデューサーのオーナーが李香蘭をイメージして造り上げたとか(るるぶ調べ)中国アンティークの調度品が店内にはたっぷりつかわれております。

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続いて中国人街のはずれにあるチキンライスの人気店でランチをはしご。それにしても、どんな路地裏でも地図さえあれば辿りつける自分の感覚はたいしたものだと自賛。

こちらは、蒸し鶏もうまいんですが、蒸した際に出るスープと、そのスープで炊いたライスが絶品。お値段も、豚のローストを付けてもたったの270円、庶民派グルメ万歳。

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食後に2時間の足裏マッサージ休憩で体力回復した後は、モノレールを乗り継ぎタワーを目指す。ペトロナス・ツインタワー、大都会の象徴ですね。ケルンの大聖堂にそっくり。

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巨大なショッピングモールには思いつく限りの世界のブランドが揃ってます。もう、見るだけで僕なんかは購買欲が萎んでしまいました。

オープンスペースでピアノ生演奏を聴きながらビール片手に読書するという贅沢も満喫。いよいよ本日の最終目的地の新鮮魚介の有名店に突入。(結局、食べ物かい・・)

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オーストラリア産の活けロブスター、1尾でかるーく1万円以上・・却下。日本産の干し鮑、1個でかるーく1万円以上・・やっぱり却下。

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おぉ、タイガー大びん(not 魔法瓶)、久し振りだねぇ。(ベトナムでライセンス生産されていたので、僕にはおなじみのラベル)

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四角豆の炒めもの、大好き。(そういえばタイへ旅行した時に四角豆のサラダを食べたなぁとか覚えている自分が怖い)

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そしてお目当ての、花カニの炊き込みご飯(~800円ぐらい)。

カニの良い味が蒸し上げたお米(もち米おこわ系)にしみわたり、なんともトレビヤン。しょうしょう早いですが、ここで結論、クアラルンプール、いやマレーシアは旨い!

次回以降はボルネオ、ペナン、ランカウイ、マラッカなどを攻めたいものです、できれば誰かと一緒に。。(美味しいモノの感想をシェアしたいし、もっと種類を食べたい)

さて、今からチェックアウトしてシンガポールに移動しまーす。朝ご飯は空港で何食べよう、麺かなー、米かなー。

人生37カ国目はマレーシア!

昨日の宣言通りというか予定通り、旅に出ました。(今週の平日5日間で夏休みをとったんです)

いつもと同じ通勤時間に、逆方向の電車に乗るってなんだかワクワクしますね。前夜はさわやかにアッキー、マリオと祝杯をあげてそのまま寝落ちしましたので、朝パッキング。

今回は1人旅ですので身軽に機内持ち込みサイズで出かけることに。旅の目的地は、夏休みの計画のとおり、まずはマレーシア!

マレーシアの首都クアラルンプールに2泊して、水曜にシンガポールに移動して1泊。 木曜夜の夜行便で帰国し、そのまま週末を後輩Hデのいる長崎に行くという欲張りプランです。

今回初めての国、マレーシア、シンガポールに行けば、残るアセアンはブルネイとミャンマー。歳の数だけ新しい国に行ってみたい(50歳で50カ国)プロジェクトも順調に進行中です。

2004年7月のドイツ駐在からの帰国以降、この5年間で訪れた国を並べてみると・・

27カ国目・・ベトナム

28カ国目・・ラオス

29カ国目・・カンボジア

30カ国目・・中国

31カ国目・・メキシコ

32カ国目・・ロシア

33カ国目・・台湾

34カ国目・・カナダ

35カ国目・・フィリピン

36カ国目・・グアム

37カ国目・・マレーシア

38カ国目・・シンガポール(予定)

こうしてみると割とバラエティに富んでいる気がしますね。ベトナムの10か月、中国(上海)の1か月をのぞけば、数日~2週間程度の出張・小旅行です。

本田さんの著作にもありましたが、手っ取り早い非日常体験は海外に行ってしまうこと。まさにその通りだと思います、いやおうなしに普段活用していない部分の脳が刺激されます。

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入国手続きをしたり、両替をしたり、市内までの交通手段を考えたりするだけでも脳はフル回転。

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出張時は安全と時間を買ってエアポートタクシーなどを選択しますが、今回はあくまでプライベート。できるだけ公共交通機関を使って動くのが僕の1人旅のルール。

市内までは高速鉄道でわずか30分。そこからモノレールに乗り換え街並みを楽しみながら宿まで。住所から最寄駅を割り出し、あとは人に聞きながらの小探検。

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安いホテルは地図にものってないし、一般人にも知られてないのが面倒なところです。そんな時はまず近所の高級ホテルに行って、そのドアマンに道を教えてもらうのが必殺技。

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クアラルンプールはさすがの大都会ですね。

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でも、1本入るとこんな屋台通りが広がっていたりして、アジアの喧騒が素敵です。

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ま、今日のところは、ガイドブックにのっているレストランのバーカウンターに落ち着きました。オープンエアーのご機嫌な店で、生演奏を楽しみながら、冷えたビールを傾ける幸せったら。

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マレー系と中国系が融合してできたニョニャ料理の一品、ニョニャ・ラクサが今晩のお目当て。マレースパイスとココナッツミルクの取り合わせが絶妙なお味!

明日の作戦を立てる為にバーテン氏から色々話を聞いたり(なぜかビールを1杯おごってもらう) 足マッサージを受けて気持ちよく寝込んだりしているうちに、終電逃してタクシー帰り(・・なんとなく、日本にいる時と行動パターンが近い気が)

明日からの旅レポートもご期待?下さい。

観光地札幌考察

30日(日)に札幌でダンスの試合があり、複数のダンサー仲間達から聞かれて困ったのが・・

観光地札幌の見所 スマイル

正直、札幌はホームタウンであって、自分にとっては観光地じゃない訳で。いったい全体、何がお勧めなのだろうと考えてしまいました。結論(早っ)・・・食べまくること。

勿論、道内の自然は素晴らしいので時間があれば足を延ばして満喫して欲しいものですが、、試合の翌日でどうせたいして時間もないでしょうから、、やはり市内完結型プランかと。

食べる前に少し市内を散策してお腹を減らしたいという万歩計仲間の皆さんには、時計台~大通り公園~知事公館~道庁あたりはどうでしょう。

札幌市内の中心部に地下鉄3駅分にも広がって、市内北側の発展を阻害してという噂の北海道大学構内を散策するのもオツです。(サークル会館3階では現役学生が踊ってますし)

さて、問題は限られた胃袋にて何を食べるかです。好みの問題もありますので一概にはいえないところですが・・

■ 寿司(含む回転人気店) or 道産食材居酒屋 or 生ラムジンギスカン

この3択を自分としては推薦ですね。過去の札幌帰省時の食べ物系ブログをいくつかピックアップ。

■ →てっちゃん (予約必要だから難しいかも)

■ →根室回転寿司花まる (札幌駅直結、交通の便良し)

■ →北○ (バニラさんと初オフ会だ、懐かしい!)

■ →函館うに むらかみ (夏はウニでしょう)

■ 2条市場のいくら丼はお勧めしません

あと重要なことを忘れてました。。ビールは、サッポロビールのクラシック(北海道限定)を是非お試しあれ。(マイミクの・・のんぷ~&UTA君、DARANさん、王子&ナナセ、明日は頑張れ~)

なんだか札幌に凄く帰りたくなりました。うーーー、今更、再来週の夏休みの予定を変える訳にはいかないけど。

 

週末は暴走

週末は千葉の先まで暴走・・あ、房総か。館山の先の千倉というところまで足を伸ばしてまいりました。賢明な美味しんぼの読者諸兄なら、きっとご存知でしょう。

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千倉といえば・・

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鮑!

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アワビ!

基本的に貝類ランキング不動の1位はウニですが、アワビもなかなか好きです、特にキモが美味。でも、コストパフォーマンス的には上等なマツブやホッキガイの方が満足度が上。

そういや過去にめさんが青森出張した際のお土産アワビのほうが旨かった。舌の記憶が肥えるとストライクゾーンが狭くなって困ります。(ついでにカラダも肥える)

学生時代に厚田を越えた海岸線のどっかの店で食べたアワビ丼、あれは美味しかったなぁ。でっかいアワビを目の前で水槽から取り出して具にしただけのシンプル丼(涎)。。

翌日も旅程がないブラリ旅、JR内房線→外房線にグルリと乗るしか決めてませんから。鴨川で下車、、、鴨川といえば・・・

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シーワールド初見参!

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シャチってでっかい!!

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っていうか、最前列だとハンパなく水しぶきかかるんですけど。。

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もうパンツまで海水でグショグショに。とにかく「かばう」を連続発動して携帯とデジカメとDSなどの電子機器を死守。ボケーっとアシカやペンギン、イルカを眺めながらリラックス。

正面から見たマンボウの顔の怖さにはドン引きしました。

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お腹がすけば地元の魚がやっぱり御馳走。都心からわずか3時間で足を伸ばせる房総への小旅行。こんな平和な週末も良いです。