年内最後のミュージカル観劇は池袋の小さな劇場で。こちらのシアターグリーンには大きさの異なる劇場が3つ集まっているそうですが、今回が初めて。池袋という街が久しぶり。

検温や座席間引きなど含めて感染予防対策もしっかりされておりました。コロナ禍でも観劇の灯を消すなとの関係者の皆さんの努力がここでも。
予習ゼロでやってきた本日の演目はレプリカ。妻が追いかけている浅井さやかさんが率いるミュージカルカンパニーOne on Oneのオリジナル作品です。本作は初演が2016年で、これまで何度か上演されているそうな。

ヒロインがWキャストで、以前ライブを聞きに行った千田阿沙子さんの回じゃないのかーと思ったのですが、あっという間に田宮華苗さんのヤヨイに魅了される中年男子。
たった3人で演じられる小作品なんですが、すっかり非日常な世界に飲み込まれました、いいわぁ。。。これは次回作品も、そりゃ行きますよね。。また、皆さんの舞台が観劇したい。(会場を見渡すとそういうファンしか来ていない気が)
少し前に夫婦で出かけたミュージカルも忘れずに観劇メモ。

1968年の映画を2001年にミュージカル化したブロードウェイ作品でトニー賞の各賞をとりまくった作品だそうな、知らなかったです。興業大失敗を目指し、最悪の脚本に俳優、演出家を集めたのに何故か成功しちゃう・・って安定ストーリーですね。
主役マックスは井上芳雄さん。妻が井上さんの全ての公的活動を追いかけていますので、知らず知らずのうちに自分も身近に感じてくるから不思議ですね。実際に演じているのを観るのは、エリザベートにシャボン玉だから、3回目です。
Wキャストのレオ役はこの日は大野さん。ウーラ役が木村晴香さんでミーハーに嬉しかったり。アラジンのジャスミンの吹き替えは圧巻でした。フランツ役の佐藤二郎さんはさすがの存在感。
妻は私の芳雄さんにあんなに下ネタのセリフを言わせるなんてと怒っていましたが、すっかり自分は楽しませて頂きました。

こうして満席で観劇できる普通の世界が少しずつ戻ってきたのを失わないように、皆で消毒して、密は避けながら慎重に慎重に。
少し前ですが、妻に誘われて週末に久しぶりのミュージカル観劇。外に観劇に出かけるのは今年1月のシャボン玉以来。

コロナのおかげで、アナスタシアにエリザベート、ミス・サイゴンと、自分も行こうと妻に券を取っておいてもらったミュージカル達は軒並み公演中止や延期に追い込まれて、観劇部活動的には苦しい世界。その分自宅でのストリーミング観劇やコンサート鑑賞などの機会が増えました。
今回も小劇場のキャパのさらに半分以下に入場制限を加えた中での公演。
■ Fly by night〜君がいた(→公式HP)
停電の晩に起きた、男女6人の群像劇という説明の通り、特に凄い大事件が起きる訳ではないのですが(十分に大事ともみれますが)、なんか人生ってなぁ、、と感じさせる、考えさせる作品。
観劇のきっかけは妻の内藤マリウス追っかけなんですが、自分は狂言回し(ナレーター)役の原田さんに見入ってしまいました。
そもそも、凄い実力派揃いな豪華な舞台だったような。(詳しくはよくわかっていないビギナーですが。。)そして、福井バルジャンを見ているとレミゼ熱がふつふつと。
ミュージカルなのか普通に演劇なのかの境目がだんだん分からなくなってきたなと感じていたら、それがまさにconSeptの皆さんの目指すところなのだとか。なるほど。

(幸いに停電にはなりませんでした@赤レンガ)
俺のバケツのこちらも継続できました。
■ 43. 年2回以上はミュージカルを観劇
とうとう何かの一線を超えた気がします。いや、これも次女の為と言い張るべきか。

もうすぐガールズx戦士シリーズの第四作、ラブパトが始まるね〜と次女と盛り上がっていた日曜日。ファントミのメンバーで構成されるアイドルユニットmirage2のデジタルライブ告知が。
デジタルライブ視聴には3,000円。girls2のファンクラブに入ると2,500円、ムムム。。結局、以前は思いとどまったgirls2のファンクラブに入会し(月額330円)、次女と配信ライブを視聴。

映画も延期になり、ツアーも延期になり大変だよね・・と心配していたので、こんな形でもファンに何かを届けられる機会が出来たのは大事なんだろうなぁ、、と完全に保護者目線。
保護者目線といえば、ファンクラブ入会時に、いったい誰の名前で入会すべきなのか、6歳の次女が僕名義のクレジットカードで月会費を払うのは問題か?と悩んだ上で自分の名前で登録。すると、大きなお友達フラグが立ったのか、応援するお子さんがいますか?何歳ですか?の質問が(笑)

行きたいかどうかといえば、girls2のライブには是非行きたいので、完全に保護者兼大きなお友達であることをここに認めます。
妻が目をキラキラさせながら上映を開始したLIVE配信を一緒に観劇、帝国劇場「ジャージー・ボーイズ 」イン コンサート。

折り悪く帝国劇場の従業員の方に感染者が出たことを受け、念には念を入れ一部公演を中止させるなど細心の対応を続けながら、それでも演劇の灯を消さないようにと尽力される皆様の努力に心から敬意を表します。
2006年トニー賞のJERSEY BOYS、本場ブロードウェイでは2016年に鑑賞しているのですが、その時の自分の中の評価はそれほどでもなく。単にフォーシーズンズの楽曲を知らなかったから、というのが理由な気もします。

この扉がまた開くのを待ち続ける人達が山ほど。

歓喜に溢れた演者の皆様の熱がこもったステージが続きます。

無観客ですけど。。
早く直接目の前の観客に生の歌声や踊りを届けたいところだろうな・・と思いつつ、生観劇&LIVE配信のような楽しみ方が広がれば、これまで演劇場のサイズに縛られスケール出来なかった演劇界が大きく変わるかもしれないと思ったり。(受信する自宅側もオーディオ機器などパワーアップさせてホームシアター化するなどの進化も可能です)

ソーシャルディスタンスが徹底。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。