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ロンドンで初サッカー観戦

先日、サッカー大好きな同僚の友人に誘って頂き、仕事あがりにロンドンで初サッカー観戦デビューしてきました。

それも、贅沢なことにアーセナルがホームの試合!

まさに猫に小判、いや私の場合は豚に真珠。キャプテン翼世代ですのでルールは分かっていますし(何ならこの40年余りの人気サッカー漫画は全て一読済み)、代表戦ぐらいは応援してきたビギナーレベルですが、それにしてもプレミアのトップチームであるアーセナル戦がロンドンでの観戦デビューとは贅沢。

一般論で人気チームの観戦チケット入手が難しいとはよく聞いておりましたが、今回観戦したは欧州のクラブチームNo.1を決めるチャンピオンズリーグの予選、クロアチアのディナモ・ザグレブというチームをアーセナルがホームで迎える試合です。

今回は、年間シートの再販売が結構出ているので、近くの席を取れるよということで声をかけてもらいました。(再販売を買う資格も年間の登録料が追加で必要)友人は年間シートを保持しているガチのアーセナルファン。(Goonerというそうです)

(ロンドン在住ですが完全に観光客化、にわかGooner)

スタジアム近くで軽い夕食をお腹に入れて、キックオフの1時間前に試合会場へ。ワクワクしながら屋内でビールを飲んで、席から練習をウォッチ。頭の中には直前学習で入れた選手達の情報が。

ため息が出るような美しいスタジアム。練習から素人目に見ても物凄いレベルでのパス、シュートが飛び交います。マークいなければこんな簡単に枠に入るのね、と。NBAの試合前の練習でバンバンシュートがリングに吸い込まれた光景を思い出しました。

試合は番狂わせは起きず、順当にアーセナルが勝利となりました。試合早々のアーセナルの得点から、守りを相手を固めたザグレブ相手に試合は膠着、ラストでトトンと決まりはしましたが、攻めあぐねたようにも見えました。

試合後はプロフェッショナルガイドの指示のもと小走りでスタジアムを後にしてうまく喧騒を避けながらロンドン郊外の自宅へ帰宅。試合開始が20時、終了が22時ですので割と遅めですね。

赤白マフラーだけ、お土産兼ねてオフィシャルショップで購入して、巻いて観戦したのですが、帰りの最寄駅で「アーセナルどうだった!?」と何人かに声をかけられ、にわかのGoonerですが、「3-0で、Won!」と調子良く答えるのも楽しかったです。

ブルーロックを全巻揃えている長女が観戦してみたいと言っておりましたので、2025年は家族でプレミアリーグ観戦もウィッシュリスト入りです。

朝6時起き週間スタート@ロンドン

ロンドンの仕事始めは3日の金曜日でしたが、本格的な仕事スタートは明日6日の月曜日。日本でも仕事始めとなる日でしょう。

明日からの予定表を眺めると、朝8時からの打ち合わせが頻発、というかほぼ全日。冬時間になると英国メンバーは日本に合わせて定時前でも働くのは当たり前〜みたいな空気が自然と流れているのは少々気になります。

朝6時に起きて、まだ外は暗い7時前に家を出て、8時前にオフィスに着という冬のロンドン勤務の日々が再開です。

(朝の通勤時とも思えず、月が・・)

6時起き週間というより、6時起き習慣となるように自らを訓練づけしなくてはいけません。

睡眠は平均で6時間確保するためには、23時頃には就寝する習慣の徹底が必要。これが出来ないがゆえ(つい夜更かし)、平均の睡眠時間は5時間台となってしまっているのですが、ここを修正するのが2025年の課題。

ロンドンで働くビジネスパーソンの端くれとして、朝型をここらで定着させたい。(金融関係の人はそうしているはず)

最近、朝活トレーナーとの思わぬ邂逅もあり、習慣の定着に向けて今年こそ頑張ってみようと思います。

トイレ、有料でも設置して

年末に向けて、何かと飲む機会が増えてくるのは世界共通?

少なくとも日本人同士で「年末ですから・・」みたいな懇親機会が増えるのはロンドンも同じです。美味しくビールやワインを頂いて、帰宅時にさて・・と困るのがトイレ。膀胱タンクキャパの問題か、はたまた加齢と共にセンサーが劣化しているのか。

慎重にお店でトイレに行っておいたにも関わらず、外の冷気を浴びると俄にもよおすことも。ここで困るのが公共トイレが駅に殆ど設定されていないロンドン事情です。管理や安全確保の観点で色々と懸念はあるのかもしれませんが、どうにかして欲しい。。

先日スペインに出張した際、バルセロナの中央駅に有料トイレがありました。清掃されたトイレが使えるのであれば、1ユーロなど喜んで払います。なんとか、ロンドン市内のあちこちに、有料で良いからトイレを設置してくれないものか。。

結果、困った時に駆け込むのはパブのトイレということに(ここも激混みで間に合うかは微妙ですが・・)。そして、勝手に使用してはまずいよね・・とお礼の一杯を飲むと、再びトイレが近くなり、さらに帰宅が遅れる問題が発生したりも。

まずは年内、漏らしませんように。。

ハロウィンの残り香

家に向かう帰路で見つけた黒い物体。

一瞬、ギョッとして足を止めましたが、良く良く見ればハロウィンのディスプレイ的な蜘蛛。こうしたものに本能的に足を止めるように人の遺伝子には書き込みがされていることを感じます。

(ちょっと怖い)

旅団(蜘蛛)か・・とクラピカ気分でつぶやいてみる。

英国暮らし初年度の感想としては、ハロウィンの英国での浸透度、人気度は米国とは程遠い気がしました。もともとは古代ケルト人の収穫感謝祭が起源というのを過去に調べた気がします。

米国では毎年仮装して近所を娘達と巡ってトリックオアトリートをやっていた頃を懐かしく思い返します。日本に帰った後はコロナもあり、ハロウィンを家族で楽しむのはそこで終了した気が。

長女は仮装で登校する日が1日あり、恥ずかしそうにパイレーツ姿で出かけて行きました。思春期あるある。

先日の文化祭の学年劇で沙悟浄役を演じた次女はコスプレへの抵抗感はなさそうで、大事に当日の衣装を保存しております。(その皿、次はいつ使うんだ・・)

すっかり冬を感じるロンドンの夜。ガイフォークスの花火が打ち上がるのを見ながら帰宅時、植え込みの上に乗せられた蜘蛛を見て二度びっくり。(誰も取りに戻って来ないから・・捨ててよ)

ロンドン・シティ空港利用時に注意

ロンドン市内の中心部から一番近い空港、ロンドン・シティ空港(LCY)利用時には注意です。

この空港からはアムステルダムやパリ行きなどの小型のシャトル便が運行しております。なんとなくシャトル便は定刻通りのフライトではなくなる恐れがあるものの、オフィスからの距離が近いため午前に戻って午後はオフィスで仕事したい時などに選択。

しかし初めての利用時にはしっかりと罠に嵌りました。DLR、ドッグランズレイルウェイで空港のある駅に到着したところ、あれ?降車時の改札がないよね・・と歩いていくうちに、直結する空港内に搭乗券で入ってしまいました。

そして、翌日、区間内の最大運賃がクレジットカードから引き下ろされておりました。。なんでやねん。。

2回目の利用時にあちこち探してみると、見つけた・・

なぜ、こんなにひっそりと改札のタッチポイントが。

どう考えても、旅慣れない乗降客からしれっと超過乗車料金を巻き上げるためのレイアウトとしか思えない設計。せこっ!

そういえばスタンステッド空港に向かう際に乗るスタンステッドエクスプレスはタッチ決済のクレジットカードやオイスターカードが使えないので(ルートンも同様の様子)、旅行時には注意です。家族全員でキセル扱いとなったら目も当てられません。

また来月に久しぶりにLCY発の機会があるので、駅に到着後はクレジットカードのタッチを忘れないようにしないと。。という備忘録でした。