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札幌の回転寿司トップは・・なごやか亭

回転寿司、好きです。

グルメ回転寿司の激戦区である札幌で一番のお店はどこか?という質問が道産子の私にはよく寄せられるのですが、今回唯一調査が出来ていなかった有名店を訪れて、私の中でのトップ3の順位がしっかりと整った気がします。

1位・・なごやか亭
2位・・トリトン
3位・・根室花まる

初めて人気のなごやか亭に行ってきました。

(発寒駅至近のイオン内にある店舗)

店舗も綺麗でオペレーションも整っており、好感度◉。入店時に握り席を選んだので少し待ちましたが、高速レーンで届くだけの席もあるようでした。

自分の中では、これまで何度も足を運んできたトリトンと根室花まるとの比較でしたが、軍配はなごやか亭に上がる気がしました。(あくまで個人の主観です)

トリトンと根室花まるの順位付けも迷いましたが、思い出の蓄積の差でトリトンを少しだけ上にしました。(→頑張れトリトン)クレジットカードはいまだに使えないかもしれません。

新実家から一番近いのは根室花まるなんですが(→ホーム回転寿司認定)・・なごやか亭、贔屓にしてしまいそうです。

寿司好きな妻子も連れて帰省したいのですが、もう少し自粛。

北大構内にセコマ(セイコーマート)

北海道という北の果てで圧倒的な存在感を誇るローカルコンビニチェーン、セイコーマート(セコマとも呼ばれています)。

大手に負けない品揃え、PB商品開発力、道民に寄り添う利便性で根強い道民の支持を勝ち得てきました。そんなセイコーマートが北海道大学構内にもさりげなく進出していたのを週末の散歩中に発見したので、北大の様子と共にメモっておきます。

懐かしの地下鉄南北線 北18条駅で下車。

少し歩いて北18条門から構内に入り武道場を越えると懐かしの教養が見えてきました・・左手は体育館。

高等教育推進機構・・・(名前変わったのか?)

1.2キロあるというメインストリート、本日もすっきりまっすぐに大学構内の広大な敷地と共に札幌市中心部北部の商業的発展を阻害しています。

むむむ・・このお洒落な外観の商業施設は何者?

なんと、セイコーマートかよ・・・という驚きをレポート。

大学構内といえば大学生協ぐらいしか置かないのかと思いましたが、セイコーマート誘致とは素晴らしいアイディアですね。

亡き父と自分の母校の構内を散歩しながら母とおしゃべり。なかなかないシチュエーションを楽しみました。父親は工学部卒、僕は犬猫経済学部卒、そしてここは札幌農学校。

ヒラメより美味いカレイ〜実家メシ

恒例の実家メシ(→実録実家メシシリーズ)。
2020年から記録を開始して、これが11食目となります。

カレイ、ホッキ貝、タコの刺身、カレイの煮付け、生野菜というごく普通の晩ご飯の献立ですが、このカレイが絶品。

少し前に出会ったばかりのマツカワさん。(→初めましてマツカワさん)カレイの王様、王鰈という別名も持つ高級カレイ。そのきめ細かい白身の味わいはヒラメを軽々と上回ります。ヒラメより美味いカレイ、、何だか格好いいですね。

半身を刺身にして最高でした。(ホッキもいつものように美味、地物のタコはまぁまぁ、、)

残る半身は煮つけにしたのですが、これも身がしっかりとしていて美味しいのですが・・刺身の方がインパクトがあるかな。

30センチぐらいの型で1,950円とカレイとしてはびっくりなお値段ですが(隣の黒カレイや砂カレイは200円)、一度は味わってみる価値ありと思いました。その上で、ソイやアブラコなどの地物のマイナーで実は美味な白身の魚に戻るのもありかと。

コスパ的感覚では、貝好きの自分には活きの良い北寄貝に勝るものなし状態なので(今回は1個128円を3個買い)、ほぼ全ての実家メシで毎回リピート必至となっています。

 

実家まで5時間(東京〜札幌間)

かれこれ5ヶ月ぶりの帰省だったのですが、あらためて片道5時間と以前より旅程が短くなったことを噛み締めました。

これまでどんなに早くても5時間半(ラストはタクシー利用)、公共交通機関頼みなら6時間以上かかったのが、バシッと5時間。あ、この話前にも書いてました。。(→実家が30分近くなった

新千歳空港からJRで一本、快速停車駅前にシン・ジッカ。
シン・キセイ。

(入ったことがなかった手打ち蕎麦屋トライ)

コロナじゃなければ新実家周りの飲食探検も進めたいのですが、当分は控え目な感じです。そもそも、これまでは実家の周りには飲食店などなかったので帰省時に外食するという選択肢はありませんでした。今後はあれこれ試すのも楽しみです。

行き帰りが1時間近く短くなったことは、大いに帰省へのハードルを下げてくれた気がします。そりゃ、片道1時間、2時間とは違いますが。帰省、またの呼び名を、母の定期生存確認。

駅チカは少し割高でしたが、それ以上の価値があります。

「三体」シリーズが凄い〜中国SFの傑作

「三体Ⅱ」の下巻を読み終わり、暫しその壮大な世界観に嘆息した週末。凄かった・・・。

「三体」とは、中国人SF作家の劉慈欣先生の手によるSF長編。(詳しくは→Wikiもどうぞ)第一作が2008年に発売されるや中国のみならず世界中で大人気となった三部作の一作目。全世界でシリーズが2,900万部売れているという規格外のヒット作。

その割に・・というか、日本語版は2019年発売と世界でも遅く、SF作品としてはやはり相当売れているようですが、周囲から面白かった・・という話は聞いたことがなかったため(周囲にSF小説を読む人がいないからですが)、書店員ポップに惹かれて購入したものの一年近く積読本の山に埋れさせるという大失策を。

ただ、一作目読了後に、二作目を続けて読むことが出来たということでは多いに幸せでした。(そして第三作の日本語版が5月下旬に発売予定なので、ある意味一気読みが出来る感じ)

ストーリーはネタバレ的になるのであっさりとまとめると、強力な科学力を誇る宇宙人(三体星人)が大艦隊で地球に攻めてくる・・彼らの到着までに残された時間は数百年しかない、それまでに人類は彼らを迎え撃つだけの進歩を遂げられるのか・・でも、我々の基礎物理学のもう一段の飛躍は彼らが放った斥候(改良された量子・・智子)によりストップさせられており、全人類のやり取りも監視されている・・三体星人に完全に秘密に出来るのは人間の脳内だけ、迎え撃つには人類の知恵しかない・・・というようなあらすじだけですと少年漫画のノリ。なんなら宇宙戦艦ヤマト的とも。

ところが、これが本当に細部まで緻密にストーリーが組み立てられているのです。小説内に出てくる三体というVRゲームのぶっ飛んだ世界観も凄いですし、文化大革命からはじまる中国の近現代史の苛烈な描写、三体星人の異質さ、そして有名なフェルミのパラドックスへの挑戦・・と魅力が盛り沢山。何より面壁者(ウォールフェイサー)の設定アイディアに痺れました。

魅力的な登場人物が少ないのでは、、智子ってなんやねん・・など突っ込みどころも幾つかあるでしょうが、無い物ねだりはしないことに。銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーの言葉が突然引用されたのには驚きましたが、所々に日本SF勢からの影響もあるように感じました。

中国エンタメ界に超絶ポテンシャルがあることを感じさせてくれる傑作です。(劉先生、発電所のエンジニアだったそうな・・)