画像を整理していていたら、強烈なアンモニア臭が脳裏に蘇ったのでUP。それは、先日の韓国出張時の会食でのこと。
ホンオフェという、この地域の伝統料理。エイの切り身を10日ほど壷の中などに置いて発酵させたというこの物体・・・・なにしろ臭い!
エイの身に含まれる尿素が分解されてアンモニアになるそうなんですが、口中でかみ締めたあとに鼻から物凄い勢いでアンモニアが噴出すのです。(そして便所の香りも)
発酵学の権威で農大教授の小泉武夫先生の著作を読み漁っている自分としては、とうとうこやつに会いまみえたか!!と感動しきり。
韓国でもこの匂いが苦手で食べられない人もいるというけど、地元が木浦のお客さんは嬉しそうにパクパク。「祭事にいただく高価な料理なんですよね!」と本で得た知識を披露すると、とても喜んでくれました。
肝心のお味ですが、匂いは別にすれば味そのものは悪くなかったと思います。でも鼻の中を吹き抜けるアンモニアガスには慣れませんでしたが・・・
こうなるといつかは「世界で一番臭い食べ物」と評される北欧の缶詰にもトライですかね。(スウェーデンのシュールストレミングという食べ物)
なお、納豆が臭いという方には全くお勧めできません。