「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

英国土産のジントニック

先日、ロンドンから一時帰国していた同期からの英国土産。

・・ジントニック・・セット?

ジントニック一杯分をまさかのロンドンから空輸でお届け。これ、かなりお洒落なチョイス、やるなぁ。。何セットを運んできたか分かりませんが、まとまるとかなり重いでしょうから、なかなかのスペシャル感ありです。

ジントニック、いまだにスタンダードカクテルの中では一番のお気に入り。ジンは定番のボンベイを頼んでますが、これがゴードンでもビーフィーターでも自分、そこまでこだわりはありません。(何度か飲み比べもしてみましたが、、)

単にジントニックのジンのブランドまで指定ていた先輩が格好よく見えたので、以来何十年も真似している・・それだけ。(そうしたディテールも話の種になりますし)

クラフトジンが世界で人気がでていると聞きます。ご当地の材料やボタニカルと呼ばれる薬草や食材を使ってつけるフレーバーは無限に組み合わせがありそうで、面白いお酒。何となくですが、ウォッカよりも少し知的な雰囲気。(ウォッカも好きです)

英国土産に悩むような立場にならないものかなぁ。

広島と福岡〜日本酒全国巡り2022

家飲みの余興として進めております日本酒全国巡り(→日本酒全国巡り2022)。最近巡ったのは・・こちら。

◇賀茂金秀 特別純米13火入(広島 金光酒造)
◇庭のうぐいす 特純中汲み(福岡 山口酒造場)

どちらも外でよく飲んでいる蔵のお酒ですが家に持ち込んだのは初めてかも。ジャケットを緑で纏めました。

庭のうぐいすは、よくお邪魔する日本酒バルでCO2という発泡にごりタイプの別ブランドが置かれており愛飲させて頂いております。CO2発生を可視化・算定からの削減とか日中はいいながら、夜はCO2放出するお酒を好む矛盾。

これでようやく7県。まだまだメジャーな米どころ酒どころを残しておりますので、いつもの酒屋かがた屋で選ぶ際も楽勝です。どの辺りでキツくなるかしら。

■ 日本酒全国巡り2022
(新潟、佐賀、福島、北海道、茨城、広島、福岡・・)

利き珈琲

弟も母も珈琲好きです。

自分も軽くカフェイン中毒なのは明らかなのですが(毎日珈琲を欲するのは完全に依存している)、美味しい珈琲がきちんと嗅ぎ分けれるか?というと、、ちょっと自信のないところ。

弟に言わせると珈琲豆にカビがあったり傷んでいると嫌な酸味や苦味が出るのでまず豆を選別するのが大事だそうです。先日の帰省時も弟が豆を買ってきた後に自ら分別した上で挽いてました。

(さぁ、どちらが選分けた豆でしょう・・片方は全部悪い豆)

利き酒師の誇りをかけて間違えられない格付けバトルでしたが、酸味を感じる方を傷んだ豆だろうとふんで・・なんとか正解。(ホッと一息つけました)

普段インスタント珈琲こそ飲んではいないものの、コンビニで売ってるボトル珈琲とか、家で作る水出しアイスコーヒーを常飲してカフェイン摂取しているので、珈琲の味の良し悪しは語れないレベルな気がします。

でも・・待てよ、と。自分の珈琲の好みぐらいちゃんと把握しても良いかもしれない。(せめて代表的な産地の風味の違いぐらい分かるようになるとか。。)

利き酒が出来るということは、味の違いがわかるということ。目指せ、違いのがわかる男。(ダバダーダ、ダーダバダー・・)

八丈島で飲んだ島酒が美味かった

だいたい、地元の食材を頂きながら飲むその土地のお酒は美味しいと決まっているんですが(既に自分自身がストーリーの中に身を置いているので)、八丈島で飲んだ島酒がやっぱり美味しかった、というメモです。

え・・八丈島だけでこんなに種類あるの?とまずメニューで驚きました。人口は確か7〜8千人だったはずですが。島酒が焼酎なのは、米が貴重品だったからでしょうか。

なんでも1800年代半ばの江戸時代に薩摩から流刑となった商人が焼酎づくりを伝えたそうです。さつまいもの栽培が当時から島では盛んだったことに目をつけたそうです。

確か、八丈島より南にある青ヶ島の「あおちゅう」は過去に飲んだ記憶がありますね。八丈島産の焼酎はどうだったろうか・・

(10種類近く飲みました)

頼りになる妻がいるのでワンオーダーで6種類の利き酒セットからスタート。芋と麦、そして芋と麦のブレンド、なんだか九州の焼酎達とは印象が違います。(後で調べると九州の焼酎づくりでは米麹が一般的なところを、伊豆諸島では麦麹を使うのだとか)

あまり芋臭くなく飲みやすく、さりとてしっかりとコクがあり食中酒として力を発揮しそう。テイスティングの中で気に入った芋麦ブレンドの黒潮を翌日に自宅土産として購入しました。

締めの島寿司も独特な味わい。見た目通りにヅケなんですが、唐辛子醤油に漬けて、ワサビの代わりにカラシが使われているというのが独自性あります。伊豆諸島に限らず、東京都の各諸島に郷土料理として根付いているそうです。

お久しぶりベルギービール

会食のために予約したベルギー料理屋さんを自分は訪ねたことがなかったので下見してきました。下見というか味見。

ベルギー料理といえばやはりまずはビール。本場の樽生が4種類。

お久しぶりです、大好きなDE KONINCK様。愛飲させて頂いたのは2003年前後ですから、あれから随分時間が経ちましたね。

口当たり良く、コクと苦味のバランスが素敵なペールエールは、まさにベルジャンエールの王道。地元アントワープではなく、お隣の国の港町ロッテルダムで毎度飲ませて頂きました。

ベルジャンホワイトのVEDETTさん。結構あちこちのお店でもお見かけする気がします。ヒューガルデンより好きかも。

ベルギーを代表するピルスナーといえばSTELLA ARTOISさん。世界でもど定番。日本の典型的なビールとも良く似たピルスナー。後口は癖もなくドライなんですよね。なので、私はさほど好みではありません。(癖のあるものが好きな天邪鬼)

この日の締めは初めましてのMALHEURさん。なんとアルコール度数は10%・・マルールとはフランス語で災難とか不幸の意味なんだとか。そういえばゴールデン・エールの大御所DUVELは悪魔ですし、度数が高いビール達は魔的な印象になるんですかね。

久しぶりにビール愛も高まりそうな予感。基本は雑食傾向が強い日本酒利き酒師です。